社長が「売れない商品」を作る惨劇!
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/481068
パッケージが9割 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/481068
「あやかること・ポジションをとることが大事」の面白い事例
昨日の放送で「あやかること・ポジションをとることが大事」という話をさせていただいたのですが、そのことを立証するような面白い事例を紹介させていただきます。
これは幻冬舎の箕輪さんがお話しされていた(御自身で体験された)話なんですけども…何年か前に箕輪さんが文春砲をくらった時に、どんなツイートをしても炎上したんですって。
それもあって、自分のアカウントは一旦お休みして、「水風呂くん」という謎のキャラクターのTwitterアカウントを走らせたそうです。
要するに、別人になったわけですね。
ところがです。
水風呂くんで呟いても、誰からも何の反応も無くて、ウンともスンとも言わなかったそうです。
箕輪さんは編集のプロであり、発信のプロですから、「これぐらいの内容を発信したら、これぐらいの反応があるだろう」というのが大体分かるそうなのですが、どれだけイイ内容を発信しても、まるで反応が無い。
そりゃ、「箕輪厚介」に比べたら、「水風呂くん」の発信の反応が小さいことは百も承知だったけど、予想していた以上に何の反応も無かったそうです。
水風呂くんの中身は箕輪さんなんです。
なので、発信のクオリティーが落ちたわけでも何でもないんです。
ただ、「水風呂くん」だったから、反応が無かった。
このことから読み取れるのは…「誰が発信するか?」は僕らが思っている以上に大きくて、「発信内容」は僕らが思っている以上に結果に反映されない…ということ。
なので、やっぱり「どの身体を使って発信するか?」がメチャクチャ大事なんです。
自分の身体に発信させた方がイイのならそうすればいいけれど、ここでいう「自分の身体」は、「水風呂くん」である可能性が極めて高い。
ていうか、世の中のほとんどの人は「水風呂くん」ですよね。
それだと、どれだけイイ内容を発信しても、届かない。
箕輪さんが水風呂くんを使って発信しても、ことごとく空を切ったように。
「魂」と「身体」、「商品」と「パッケージ」に分けて、優先度も決めておいた方がイイ
ちょっと踏み込んだ話をすると、「魂」と「身体」、あるいは「商品」と「パッケージ」にキチンと分けて、その優先度も自分の中で決めておいた方がイイと思います。
たとえば、キングコングというコンビを組んだ時に、僕が書いたネタを梶原さんにやってもらっていたんですね。
梶原さんの身体(パッケージ)を借りたんです。
あれ、僕の身体(西野亮廣というパッケージ)でやっていたら、それこそウンともスンとも言わなかったと思います。
僕の中では、「魂(※お笑いの場合なら、『こういうの面白いよね』)」をたくさんの方に届けること、そして、その活動で毎日を埋めることの方が遥かに重要で、自分の「身体」を売り込むことはそこまで重要じゃなかった。
そんな調子だから、すぐに「テレビから離れます」と言えたんだと思います。
「身体(パッケージ)」を前面に押し出すことには何の未練も無かったので、すんなりと裏方に回れた。
VTuberさんもそうですよね。
自分の身体に発信させるのではなくて、「すでに一定数の支持を得ているあのタッチの美少女キャラクター」というパッケージを通して、自分の想いを発信している。
あれも、「魂(商品)」を優先して、それを届ける為に最適な「身体(パッケージ)」を選んでいる。
AIアートの場合、決め手となってくるのは「何を描くか?」
昨日のAIアートの話でいくと、絵の場合、決め手となってくるのは「何を描くか?」ですね。
フリースタイルで「私の世界観、どう?」が少しだけ通用しているのは、本当に今だけなんです。
ものすごい背景をAIで描いたり、凄い美少女の絵をAIで描いたりしたら、今だとまだ「おお!すげー!」となりますが、これは、どう考えても時間の問題です。
なぜなら、そこで「おお!すげー!」と言っている人も、まもなく描けるようになるからです。
なので、「自分の技術(AI技術)を、何に(どのパッケージ)に投下するか?」が重要になってくる。
これ以上、この話を続けると、昨日の放送と同じ内容になっちゃうので、この話はここで終わりますが、まぁ、要するに「戦闘力高めのモチーフにあやかっていないAIアート」は「水風呂くん」なんです。
繰り返しますが、「水風呂くん」は箕輪さんがハンドリングしていたのに、ウンともスンとも言わなかった。
実際は「パッケージが9割」なので、「中身が良かったら、伝わる」というのは、驕りだと思います。
二日続けて、同じようなテーマでお話ししたのは、AIが自分の戦闘力を何倍にもしてくれる時代だからこそ、「内容で勝負だ!」という方向に舵を切っちゃって、落とし穴にハマっちゃう人が結構いるだろうなぁと思ったからです。
触れて遊ぶ分には構わないけど、「AIアーティストとして生きていく」とするのであれば、箕輪さんの「水風呂くん」の話を少し思い出してみてください。
====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓
\メールアドレスのみで利用できるようになりました/
https://salon.jp/nishino
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino
※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です※
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko