【西野亮廣】先日、近畿大学でも講演した話~人口が減っている時代の生存戦略は、『たくさん売る』じゃなく、『お金持ちに高く買ってもらう』

2023年02月12日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2023年2月10日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

富裕層と向き合う

 
先日、近畿大学で講義をさせていただく機会がありまして、せっかくなので最新刊『夢と金』(幻冬舎)から「富裕層の財布」という踏み込んだテーマでお話しさせていただきました。
 
「人口(お客さん)がメッチャ減っている時代の生存戦略は、『たくさん売る』じゃなくて、『お金持ちに高く買ってもらう』だろ。その為には、お金持ちの性格(ニーズ)を把握しとけよ。お金持ちってのはな…」といった酒場のオヤジ的な内容です。
#1時間45分喋り倒してやりました
 
ところ変わって昨夜。
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のスタッフのYakoさんが日本に来られていたので、呑みに行ってきました。
【NY生活】
 
先週、29年間の歴史に幕を閉じたブロードウェイショー『STOMP』(#本当にお疲れ様でした)のレギュラーメンバーだったYakoさんから聞かせていただいた「STOMPの最後」の話は非常に面白く、
そこから「エンタメを続けていくには?」というテーマで、「NYでのビリオネアとの付き合い方」の話になりました。
近畿大学と同じく、ここでも「富裕層と向き合うことが大切だよね」という話に。
 
富裕層は富裕層とつるむので、日本の地方都市で生まれ育つと、基本的には富裕層と繋がることはありません。
なので、「富裕層が何を求めているか?」のデータがとれておらず、富裕層向けの商品・サービスの設計が「当てずっぽう」になっていることがほとんど。
というか、そもそも最初から富裕層を相手にしていない(富裕層を顧客から外している)サービス提供者がほとんど。
 
これでは、「お金を持っていない人にたくさん売る」という地獄モード一直線で、サービスは立ち行かなくなります。
そんなこんなで、今日は「富裕層」の話を少しだけしたいと思います。
#まだ本題に入ってなかったんかい
 
 

利用者に売るのではなく、寄贈者に売る

 
思いつきで始めたNFTプロジェクト『CHIMNEY TOWN GIFT』がおかげ様で絶好調です。
#DAOの皆様に感謝です
 
こちらは、国内外の子供施設に絵本を寄贈したことを証明するNFTを販売するプロジェクト(=NFTの売上が全て絵本寄贈に充てられるプロジェクト)なのですが、先日は、「(株)和髙組 代表の高橋さん」が、スポーツ教室『忍者ナイン沖縄』の子供達270名に絵本を寄贈するNFTを購入してくださいました。
#本当にありがとうございます
【日本円販売サイト】
【OpenSea】
 
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

【西野亮廣】先日、近畿大学でも講演した話~人口が減っている時代の生存戦略は、『たくさん売る』じゃなく、『お金持ちに高く買ってもらう』

https://goetheweb.jp/person/article/20230210-nishino-80

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