劇団しめじの挑戦!役者が食べていける劇団にしたい!
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https://voicy.jp/channel/941/469010
仕事とは「何故?」を繰り返して、解答すること。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「なんで?」の繰り返し、仕組みを理解する上では非常に重要な作業
今日は「僕は、こう考えて、実行しています」という独りよがりな内容で、皆様の参考になるかどうか分からないので、まぁ、テキトーに聞き流してください。
(大人になると皆あまりやらなくなりますが)子供の時に、しつこいぐらい「なんで?」「なんで?」を繰り返していたと思うのですが、あれ、仕組みを理解する上では非常に重要な作業だと思います。
大人は、水たまりにいるアメンボを見て、「あ、アメンボがいる」で終わらせますが、子供は「なんで、アメンボは水の上に浮くの?」と掘り下げる。
そこで「アメンボは足の先から油を出しているから、水をはじいて、結果的に浮くんだよ」と答えても、子供は「なんで油は水をはじくの?」と訊いて、ついには親が答えられないところまで質問攻めしてくるじゃないですか?
「そういえば、そんなこと、考えたことも無かったな?」となるぐらい。
「なぜ?」を繰り返して、問題の原因を理解することって、すごく大事で、それって、そのまま「活力」になるじゃないですか?
やる理由を理解している仕事と、よく分からないけど上司から言われてやっている仕事では、パフォーマンスが違ってくる。
なので、上司は、部下に仕事を任せる時に「これやっといて」と言うのではなくて、「なぜ、この仕事をやる必要があるのか?」を説明した方がいいですよね。
ちなみに、僕が「バンドザウルス」を始める時は、後輩にLINEで「おい。恐竜のバンドをやるぞ」としか言ってませんけども。
偉そうに言ってますが、僕もできてません!
まぁ、「バンドザウルス」は、そもそも「なんで、こんなことをやっとんねん」を全員で面白がるプロジェクトなので、ちょっと例外かもしれません。
「やる理由」みたいなものがあったら、逆にシラけちゃう。
ただ、これはオンラインサロンメンバーさんは知っていますが、「バンドザウルス」を走らせてからの打ち手の一つ一つは、それこそ「なぜ」を繰り返して、その結果、「これで、これで、こうだから、これをやりましょう」という感じでデザインを進めています。
全てが謎に包まれた絶滅系アイドル『バンドザウルス』。ラストシングル『隕石、ダメ、ゼッタイ!』に込めた想いとは?|BAND SAURUS
https://note.com/band_saurus/n/n832c711678af
CHIMNEY TOWNのスタッフの中でも僕のクリエイティブの本丸みたいなところに立ち会うスタッフって意外と少ないのですが、立ち会っているスタッフには、自分が「何故?」を繰り返した結果を逐一共有しています。
西野からLINEがピョンピョン飛んでくるので大変だと思います。
「なぜ、グッズを売っているのか?」を考える
そんな感じで、僕は今日も「なんで?」「何故?」を繰り返しているのですが、僕らのようなエンタメ屋は、お客さまからお金をいただいてエンタメを提供する以外に、「グッズ」も売っているじゃないですか?
ここで「なぜ、グッズを売っているのか?」を考えるわけですけども、ぶっちゃけ、「バンドザウルス」のグッズはギャグだと思うんです。
「何しとんねん」が目的なので。
ちなみに、昨日、販売を開始したバンドザウルスのLIVEタオル『肉活タオル』は、900枚作って、すでに200枚が売れたそうです。
ギャグでやっているので、売れても追加生産はしません。
BAND SAURUS
https://chimneytown.net/collections/norasaurus
そうじゃなくて、アーティストさんや芸人さんや役者さんが、いわゆる一般的なイベントを開催する時に販売するグッズがあるじゃないですか?
なぜ、グッズを売っているんでしょう?
パッと思いつくかぎり理由は二つぐらいあって、一つは「制作費を作るため」ですよね。
チケット代だけでは足りないから、グッズを販売して、なんとか収支をトントンぐらいまで持っていく。
で、もう一つの理由は、あえて難しい言い方をすると「可処分精神を貰うため」です。
買っていただいたグッズを家に持ち帰って貰って、家でイベントのことを思い出してもらう時間を増やして、またイベントに来てもらう…という。
これは神社の「お札」とか、商売繁盛の願掛けとして買う「熊手」とかもそうですね。
制作費を作ることが目的であれば、「イベントごとにグッズを開発する」はゴールじゃない
ここで話を終わらせちゃダメで、今、さっそくスルーしちゃいましたが、一つ目の理由って「制作費を作る為」だったじゃないですか?
制作費を作ることが目的なのであれば、「イベントごとにグッズを開発する」はゴールじゃなくないですか?
だって、その都度、グッズ開発会議をして、その都度、グッズの「型」を作るわけですから、原価がかさんでくる。
「制作費を作る為」であれば、前回と同じグッズを今回も販売して、そしてそれが売れた方が良いですよね。
制作費を作る為のグッズの最終的なゴールって、「新たにグッズ開発しないこと」だと思うんですね。
「グッズ開発のコストを削ること」だと。
つまり、「向こう5年、10年、ず〜っと売れ続けるグッズを開発すること」が正解。
そういう狙いがあって、僕が働いているCHIMNEY TOWNという会社は、日本中飛び回って「日用品」の開発を進めています。
短期的に売れても意味がないので、ず〜っと使っていただける商品を作っています。
コーヒー事業もそれで始めて、とにかく美味しいコーヒーを探して日本中飛び回って、ついには「ラオス」という国でコーヒー畑を買うところまでやっています。
先日、CHIMNEY TOWNから出す化粧水と化粧クリームのクラウドファンディングがありましたが、あの化粧水を作るのも、1年チョイかかっているんです。
とにかくイイもの、長く愛される日用品を作って、それがエンタメに還元されるのが、それが一番イイ。
せっかく『えんとつ町のプペル』という、まあまあ強いIPを持っているのに、CHIMNEY TOWNが無闇ヤタラにグッズを出さない理由はそれです。
長く愛される定番商品を作ることが、ルーティンになってしまっている無計画な商品開発を無くすことが目的です。
「なぜ?」を繰り返した結果、こうなりました。
何かの参考になれば幸いです。
COMET&WHINNY
https://c-w.town/
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