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ミュージカル『えんとつ町のプペル』が大阪にやってくる! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「やばい」「すごい」しか出てきてなかった昨日の放送(笑)。今日は冷静に中身をお話しします
昨日の放送では、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演の「通し稽古」の感想をお話ししたのですが…ひどかったですね(笑)。
「やばい」と「すごい」しか出てきてなかった。
西野中のギャルが全部出ちゃってました。
興奮していることは伝わったかもしれませんが、あれだと中身が伝わらないと思うので、今日は、ちょっと冷静にミュージカル『えんとつ町のプペル』の中身について(とくに東京公演との違いについて)お話ししようと思います。
まず、建て付けの部分を改めて整理させていただくと、今回の運営はCHIMNEYTOWNではなくて、大阪にあるIMPRESS合同会社さんです。
僕らの関わり方としては、「脚本。楽曲、衣装、ステージ美術の提供」という形。
ここ最近は僕が毎日宣伝をしたり、チケットを手売りしたり、時には、資金繰りなんかもさせてもらっていますが、これは完全にボランティアです。
CHIMNEYTOWN USA代表の瀬戸口が帰国して、今回の公演に関して、いろいろと動いてくれていますが、彼も同じくボランティアです。
「『えんとつ町のプペル』という作品と、その作品を愛してくださっているキャストさん、
スタッフさん、そしてお客さんを守りたい」という動機で動いています。
ミュージカル『えんとつ町のプペル』、大阪公演と東京公演の違いは?
次に、東京公演との違いについて、お話しします。
演出の高橋イクマさんには「東京公演をなぞる必要はなくて、大阪公演ならではのプペルを作ってください」とお伝えしていて、その気持ちを受け取っていただきました。
一昨日の稽古場で演出チームの皆様がお話しされていたことが凄く面白かったのですが、大阪は大阪のプペルを作るつもりで演出プランを立てているそうなのですが、結果的に東京公演と同じ演出になる場面が結構あったそうです。
「ここは、やっぱ、そうなるよね」という演出の正解のようなものがあるのだと思います。
そこで「東京公演と同じことはやらないぞ」としないのが凄く素敵だなぁと思っていて、「結果的に同じになっちゃったけど、これは僕らの第一希望だよね」という結論を出されています。
東京公演と見比べる時は、そんなところも見ていただけると、面白いかもです。
で、ここに関しては、物理的な問題で、大きく変わってくるところなので…東京公演とは当たり前ですが「劇場」が違うんですね。
特に、東京公演で使用した劇場が、そもそもグランドキャバレーを改装した劇場なので、形や内装が特殊すぎるんです。
『東京キネマ倶楽部』という劇場なのですが、もう一歩中に入っただけで、テーマパーク感が半端ない。すでに出来上がってるんです。
音楽好きの方に向けて話すと、「EGO-WRAPPIN’」さんとか、「チャラン・ポ・ランタン」とかがシックリくる雰囲気の劇場です。
東京公演は、そんな雰囲気の劇場に、スモークをガンガン炊いて、煙突掃除屋に扮したスタッフがランタンを持って、お客さんをお席に案内する感じです。
ステージセットは、YouTubeにあがっているアレです。
いろんなところから煙とか、蒸気が上がっています。
大阪公演では、この『東京キネマ倶楽部』アドバンテージは使えないので、そこが演出の腕の見せ所だなぁと思っています。
劇場客席に入った瞬間にどう「えんとつ町に来た感」を出すか?
一昨日、照明のイジツさんと呑んでた時に「『ギリギリまで暗くする』(現実が匂う劇場の壁を物理的に見えなくする)というのが意外とアリかも」みたいな話にもなりましたが、そこはイクマさん判断なので、お楽しみにしておいてください。
あとは、やっぱり「船」と「星空」ですね。
ここも劇場の形が大きく関係してくる部分です。
東京公演ほど天井は高くないので、違う見せ方をしなきゃいけない。
ここはスタッフさんの頑張りどころですね。
大阪公演は、キングコングの武道館ライブや、『サーカス』という学校イベントの武道館公演や、あとは、プペルのお遊戯会、そして今年1月に團十郎さんとやった歌舞伎…等々でご一緒させていただいた「イジツさん」が照明演出として入ってくださっていて、美術は映画の時からずっとご一緒させていただいている佐藤さんなので、西野はスタッフで参加していないものの、西野がお世話になっているスタッフさんがコアメンバーとして参加されているので、より色濃くなると思います。
イジツさんから照明のプランを見せていただきましたが、もう、なんか、もの凄いことになっていました。
「ミュージカル」と「エンターテイメント」というものがあるとしたら、どちらかというと「エンターテイメント」に針が振られていて、個人的には、凄く凄く好きな感じです。
僕、大味が好きなので(笑)。
あとは、生バンドの皆さんにも注目していただきたいです。
今回は、客席を大胆に潰して、お客さんから見える位置(丸見えの位置)にバンドセットが組まれているのですが、もう「出演者」なんです。
でもって、演奏が本当にイイ。
これ、言葉じゃ絶対に伝わらないし、西野のダミ声で伝えてしまうと、逆に、魅力が落ちてしまう可能性もありますが、あるシーンで『えんとつ町のプペル』のピアノが鳴るわけですけども、そのサビ部分!
「♪たら、タンタン、タン〜」のところが、もう本当に最高!
♯なんやそれ
「何、その入り方!もうっ!!」って、なっちゃう!
…どうしても興奮すると西野の中のギャルが出てきてしまいます。
とにかく、その部分にも注目です。
チケットは『チケットぴあ』と『こりっち』で販売中。「完売回」も続出!お早めに!
中身を語り出すと止まらなくなるから、今日はこのへんで。
とにかく、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演が大変なことになっておりますので、関西の方は、この機会を絶対に絶対に逃さないでください。
チケットは『チケットぴあ』と『こりっち』で、それぞれ販売していますが、ありがたいことに「完売回」が続出しておりますので、お早めに。
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2224382&rlsCd=001
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