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『映画 えんとつ町のプペル』の続編の制作がゴリゴリ進んでるよ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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『映画 えんとつ町のプペル』続編の脚本をnoteで公開しています
いつもの放送では、なるべく皆様の役に立つような(何かの学びになるような)情報をお届けしようとは思っているのですが、べつに僕は、「耳寄り情報」をお届けすることを生業にしているわけでも、「先生」を生業にしているわけでもなく、エンタメを作って売って、飯を食っている人間なので、今日は、その本業の話を皆様に共有したいと思います。
そんなこんなでタイトルにありますとおり、『映画 えんとつ町のプペル』の続編の制作が進んでおります。
先日、「noteで第3稿の脚本を公開する」という暴挙に出たので、ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、まぁ、そのへんまで進んでおります。
ちなみに昨日も映画の会議がありまして、今は、脚本の第4稿を書いているところです。
昨日の会議で、主人公「ルビッチ」の目的がよりクリアになったので、そのあたりをシコシコと。
第4稿が書き終われば、またnoteに共有します。
前回、第3稿の脚本を買われた方は追加で購入しなくて大丈夫です。
そのまま読めるようにしておきます。
「おお、こんな感じで変わったんだぁ〜」という部分を面白がっていただけると嬉しいです。
「生み出した作品をどう届けるか?」という宣伝(仕掛け方)の話
ちなみに昨日の会議は、クリエイティブの話が2割ほどで、メインは宣伝(仕掛け方)の話をしました。
面白い作品を作るのは当たり前の話で、「生み出した作品をどう届けるか?」という部分ですね。
これに関しては前作でもかなりやったので、前作の打ち手で使えるやつは使って、前作無かった打ち手でいうと「×NFT」ですね。
ここは、この数ヶ月ですっかり強くなったので、今回は大きな武器になりそうな気がしています。
昨日まとまったことは、また、スタッフを通じてチムニータウンDAOで共有させていただきますので、DAO村の皆様、何卒、ご協力をお願いします。
今回は「オンラインサロン」と「DAO」の2本柱でヤイヤイやることになりそうです。
ちなみに、昨日、スタッフに伝えたことを強引に二つにまとめると、「徹底した準備」と「兵站(へいたん)」です。
「徹底した準備」というのは、そのままの意味で、もう映画公開2年前からジワジワと宣伝を始めて、映画公開を博打にせず、映画公開時には「大ゴケ」という状態をゼロにしておいて、あとは「ヒット」か「大ヒット」の二択になるまで持っていく。
これは魔法みたいな話じゃなくて、たとえば書籍の場合だと、「発売2年前から『予約注文』を取り始めて、発売当日までに『予約』を5万部ぐらいは取っておく」みたいな話です。
そうすると、少なくとも5万部は売れるわけじゃないですか?
あとは、「8万部」売れるか、「10万部」売れるか、「20万部」売れるか?という勝負。
これをやるには、発売2年前から動けるスタッフを確保する必要があって、それをやるには発売2年前から発売当日までの「人件費」を確保しておく必要がある。
そういう「手堅いコト」を徹底的にやる…というのが一点。
二点目は「兵站(へいたん)」です。
兵站というのは、軍事用語なんですけども、要するに「実行部隊が実行し続けられる状態を作る活動」のことですね。
戦争の場合だと、「物資の補給」など。
どれだけ優秀な兵隊さんでも「お腹が減ったら動けないし、弾薬が切れたら戦えない」ので、それを切らせないことが重要で、これを映画に置き換えた時に、「広告宣伝費」ですね。
広告宣伝費が切れた瞬間に宣伝活動がストップしてしまうので、「広告宣伝費が生まれ続ける仕組みを開発して、未来永劫宣伝し続けましょう」という実に西野っぽい話をさせていただきました。
「広告宣伝費が生まれ続ける仕組み」に関しては、今後、オンラインサロンの方で、発表していきたいと思います。
前回、公開1週目に宣伝費を使わなかった理由
前回、『映画 えんとつ町のプペル』の公開の時に、公開から1〜2ヶ月、ずっと宣伝し続けることができたのは、このあたりの仕組みを作っていたからで、今回もそこはエグくいきたいと思います。
サロンに入られていない方はご存知無いと思うのですが、前回は、「広告宣伝費をどうやって作るか?」みたいなのもサロンで共有させて頂いたのですが、それ以外に、「どのタイミングで、どれだけの広告費を投下するか?」というメチャクチャ生々しい話もサロンメンバーさんに共有させていただいたんです(笑)
一つだけ言うと…『映画 えんとつ町のプペル』は、同じ日に『劇場版 ポケットモンスター』が公開だったんです。
もう皆大好きポケモン(僕も大好き!!)ですから、これは望むところです。
で、「どうやってポケモンを超えようかなぁ?」と考えたのですが、相手はテレビCMとかバンバン打っているわけですから、まずは「公開初日は負ける」と考えたんです。
なので、実は、初日にはそこまで宣伝コストを割かなかったんです。
案の定、初日の動員数は僅差で負けたんですけども、それは想定内で、僕らが宣伝コストを大量に投下したのは(テレビCMとかを打ったのは)、実は公開2週目だったんです。
そうすると、2週目に『劇場版 ポケットモンスター』を『えんとつ町のプペル』が逆転するんですけど、それを見せると「あれ、プペル面白いんじゃね?」となるじゃないですか?
そうなると勢いがつきますよね。
その状況に持っていく為に、「1週目は宣伝費を使わない」みたいなことをしたんですけども、それをサロンメンバーさんに事前に共有して、全員でニヤニヤしていました。
このあたりの駆け引きが好きで、映画公開が近づくと、オンラインサロンでは、僕の攻めのプランが毎日共有されるのですが、これは今回もありますので、楽しみにしておいてください。
「ベンチャーの戦い方のお手本」のような戦い方をしているので、ここに関しては、中小企業の会社さんのヒントになるかもしれません。
まぁ、そんな感じで「『映画 えんとつ町のプペル』の続編の制作がジワジワと始まっています」というお話でございました。
ここから、オンラインサロンが結構面白くなってくると思います。
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