「仕事になる前の仕事」に参加する重要性

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「仕事になる前の仕事」に参加する重要性 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「とりあえず、現場の下見」がものすごく増えた
最近、一つ一つの仕事のサイズが、以前より大きくなってまいりました。
そこで、ふと自分のスケジュールを振り返ってみたら、一つ明らかに変わっていることがあって、「とりあえず、現場の下見」が、ものすごく増えたんです。
昔は、「とりあえず、現場の下見」なんてありませんでした。
基本的には、まず、話がまとまった仕事が目の前のテーブルに並んで、「じゃあ、これをやりましょう」という感じで、口約束でもいいので、契約めいたものを結んでから、必要に応じて現場を見る…という流れでした。
ところが最近は、まだ案件になるかどうかも分からない段階で、「一回、現場を見に行きます」と言って、そこに行くことが増えた。
今日も、このあと朝から京都太秦映画村に行かせていただきますが、べつに今の段階で京都太秦映画村で何かやることが決まっているわけじゃないんですね。
ちなみに、昨日の夜も、一人で京都太秦映画村に行ってきました。
スタッフさんに同行していただくのも申し訳ないので、普通にお客さんとしてチケットを買って。
夜の太秦映画村の感じを知りたかったんです。
「とりあえず、現場の下見」は「仕事を始める前の仕事」
そんな感じで「とりあえず、現場の下見」というスケジュールが増えたわけですが、そこで、ふと思ったのが、「仕事が大きくなったから、下見が必要になったのか。それとも、下見をするようになったから、仕事を大きくできるようになったのか」
これ、もはや前後関係が分からないんです。
ただ、確かなことは「フロントエンド・プランニング」とでも言いましょうか、仕事が正式に始まる前の段階に、あえて時間と人を投入する、ということを、CHIMNEY TOWNはよくやっています。
僕はその過程をオンラインサロンで共有したりもするので、よく、「そういえば、最近とんと聞かなくなった、あの件、どうなりましたか?」という質問をいただくんです。
でも、僕らからすると、このフロントエンド・プランニングは、「事前に計画を立てましょう」という話ではなくて、「まだ仕事になっていない段階で、現場を見て、可能性を探って、リスクを把握して、何かをできそうであればやるし、無理ならやらない」というもので、なんなら「やらない」と判断することがほとんどです。
多くの会社の場合、「時間と人を投入する=事業が始まる」なんで、だから「あの件、どうなりましたか?」という質問が出てくると思うんです。
つまり、「仕事が決まる→現場を見る→実行する」という流れが一般的で、「現場を見ている時点で、仕事が決まっている」と思われるのですが、そうじゃないんです。
CHIMNEY TOWNがここ数年やっていることは、「とりあえず現場を見る→現場から可能性を発見する→おおまかな企画を考える→仕事が決まる→あらためて現場を見る→実行する」です。
「とりあえず、現場の下見」というのは、「仕事を始める前の仕事」で、もしかすると、仕事のサイズが大きくなっていく過程では、この「仕事になる前の仕事」が増えていくのかもしれません。
仕事が小さいうちは、「決まった仕事を上手にやる」ことが重要だけど、仕事が大きくなってくると、「そもそも何をやるのか」を決めるところから関わる必要が出てくる。
だから最近、僕のところに「とりあえず、現場の下見」が増えたのは、単純に仕事が増えたからではなくて、仕事の“上流”に入るようになったからなのかもしれません。
「とりあえず、現場の下見」に時間を投資できる人間が勝つ
こんな話をすると、「それは、西野さんだから、そんな場所に立ち会えるんでしょ?」という声が聞こえてきそうなので、ここからが、このラジオをお聴きの皆さんが再現できる話をします。
くりかえしますが、僕らは、まだ仕事が決まってもいない段階から「とりあえず、現場の下見」ということをやっています。
僕らのチーム以外でも、こういった動きをしているチームはいくつかあると思います。
もし、皆さんのまわりに、そういう人がいたならば、自腹で「とりあえず、現場の下見」というものに同行した方が絶対にいいです。
「ついていって、いいですか?」といった感じで。
僕はこれまで「とりあえず、現場の下見」に何度も何度も何度も行っていますが、そこでは「こんなことする?」「あんなことする?」というアイデアが必ず出てきます。
そこには、クライアントになるかもしれない偉いさんや、時に、行政の方がいたりするのですが、そのアイデアを実行するメンバーは、まだまだ固まってないんですね。
つまり、まだ「立ち上げメンバーの席」が空いてるんです。
雑用係でも何でもいいから、そこで「それ、俺、やっときますよ」と手を挙げておけば、そのプロジェクトが動き出した時に、いいポジションを取れているので。
向き合わなきゃいけないのは、ほとんどの「とりあえず、現場の下見」が形にならないまま終わるという現実で、それを承知で、そこに対して時間を投資できる人間が勝つのだと思います。
【イベントのお知らせ】
9月19日(土)16時30分より、『河口湖 音楽と森の美術館』にて、事業投資型クラウドファンディングに挑む起業家たちによるガチンコ・プレゼンショー『投資村』を開催します。
出演は、西野亮廣ほか。
「喧嘩コンテンツ」でも、「説教コンテンツ」でもありません。
起業家たちが自らの事業と向き合い、事業を立ち上げ、資金を集め、実際に運用していくまでの過程を追いかける、建設的な“事業ドキュメンタリー”です。
ぜひ、会場でその熱量を体感してください。
チケットはこちらから
→https://chimney-ticket.jp/event/group/23820fc4-2ec3-4a8e-9a75-c80e0b2d2e07/8c5be64a-3d8a-4d8f-a3fc-55e0889b267e
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