各地でライトアップイベントが乱立しております

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/8080832
各地でライトアップイベントが乱立しておりますが…… | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/8080832
ライブエンターテインメントの宿命
僕が「河口湖 音楽と森の美術館」に人生を賭ける覚悟で向き合っている理由が、まだ十分に伝わっていない気がするので、今回は、この美術館、そしてこのプロジェクトが秘めている可能性について、あらためてお話ししたいと思います。
まずは、もっともイメージしやすいところから。
CHIMNEY TOWNは昨年の夏、約4億5,000万円を投じてミュージカルを製作しました。多くのお客様にご来場いただき、公演は大盛況のうちに幕を閉じましたが、公演終了後に残ったのは記録映像だけです。
舞台美術も、照明も、装置も、空間そのものも、すべては解体され、消えていきました。
もちろん、ライブエンターテインメントとは本来そういうものです。
1度きりの時間を共有するからこそ価値がある。
しかし、冷静に考えてみると、「何億円もの投資をして生み出したものが、終演と同時に物理的には何ひとつ残らない」というのは、ずいぶん特殊なビジネスでもあります。
これは幕張メッセで開催している『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』も同じです。
膨大な予算を投じて巨大なセットを組み、照明を作り込み、一夜限りの世界を立ち上げる。
そしてイベントが終われば、その世界は跡形もなく姿を消します。
これが、ライブエンターテインメントの宿命でした。
そのような背景がある中で、僕らは今、「河口湖 音楽と森の美術館」という“自分たちのハコ”を手にしました。
ここが極めて重要な転換点です。
自前の施設を持つということは、投資の構造そのものが変わる。
これまでのエンターテインメントは、公演やイベントのたびに巨大な空間を一から立ち上げ、終演と同時に解体していました。
投資はその瞬間に消費され、次の挑戦では再びゼロからスタートしなければならなかった。
しかし、自前の施設を持つということは、投資の構造そのものが変わる。
この美術館では、僕らが新たに制作した美術や照明、インスタレーション、空間演出を、その場に蓄積していくことができます。
イベントを重ねるたびに空間は磨かれ、数年後には、10億円、20億円を投じたとしても一から再現することが難しい、唯一無二のフィールドが出来上がります。
そして、その資産を自分たちは無料で活用することができる。
これは、ライブエンターテインメントにおいて極めて稀なアドバンテージです。
さらに、この場所は、公演期間中は圧倒的な競争力を持つ「劇場」として機能し、公演がない日は、そのまま「美術館」として国内外の観光客を迎え入れ続けることができます。
1つの空間が、興行施設と観光施設という二つの役割を担い、それぞれが互いの価値を高め合う。
この構造は、エンターテインメント事業として見ても、極めて優れたビジネスモデルだと言える。
以上が美術館の1つ目の可能性。
「どう光らせるか」ではなく、「どこで光らせるか」
次に、「ライトアップイベントの今」について共有しておきたいと思います。
僕は以前から、「アンカー」という概念を提唱し続けてきました。
アンカーとは、土地や時間や癒着やプロセスや思い出…といった「AIでは生成することができない価値」のことです。
基本的には「アンカーを絡めていないコンテンツ」はほぼ全て淘汰されると見ておいて間違いなくて、それは今、世界中で展開されているライトアップイベント(光のインスタレーション)にも当てはまります。
初期のライトアップイベントは、「光る」という事実そのものに価値があったんです。
「木が光ってる!」
「建物が動いて見える!」
「夜なのに幻想的!」
みたいな。
しかし、技術が普及した現在では、光の演出は誰もが扱える表現手法になりました。
さらに、多くのイベントで来場者の反応が分析され、「人はどんな演出に感動し、どの瞬間に写真を撮り、SNSで共有するのか」というデータも蓄積されています。
その結果、多くのクリエイターが同じような”正解”にたどり着き、現在、世界中で似たような光のインスタレーションが展開されています。
チームラボっぽいものも随分増えました。
だからこそ、ここから問われるのは「どう光らせるか」ではなく、「どこで光らせるか」です。
その「どこ」が唯一無二であることが重要になります。
「美しい作品」ではなく、「その場所でしか成立しない作品」
「ノートルダム大聖堂」のような歴史を積み重ねてきた建築を相手にプロジェクションマッピングをかますか、あるいは「屋久島の縄文杉」を光らせるか。
その土地にしか存在しない風景や、文化や記憶。
そこでしか語ることのできない歴史物語。
こういった場所は、コピーすることができません。
光はコピーできます。
演出もコピーできます。
音楽も、映像も、ある程度は再現できます。
だから、これから価値を持つインスタレーションは、「美しい作品」ではなく、「その場所でしか成立しない作品」です。
演出は、あくまでアンカーを伝えるための翻訳手段で、唯一無二なのは「光」ではない。
その場所に宿っている歴史であり、その場所にしか存在しない景色こそが、「演出」がコモディティ化した現在の競争優位になる。
すっごい当たり前のことですが、日本人が世界に向けて「空間エンタメ」を仕掛ける時に一番良い場所は「富士山」に決まっているんです。
以上が、「河口湖 音楽と森の美術館」の可能性です。
引き続き投資していきたいと思います。
【お知らせ】
8月8日(土)と9日(日)に、兵庫県川西市で『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の上映会&舞台挨拶があります。
川西市の子供達は入場無料です。
是非、遊びにいらしてください。
出演:キングコング西野亮廣
会場:川西市キセラホール
チケットはコチラから
→https://chimney-ticket.jp/event/group/3b0d21df-b159-4149-9531-cb9698f8db28/8d87d8ec-15ff-43ad-badb-7b8a2e7bcd09
====================
CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
いつも応援ありがとうございます!
「西野亮廣エンタメ研究所」ではオンラインサロンの会費を活動資金として、さまざまなプロジェクトに挑戦しています!
▼メンバーになって西野の挑戦をもっと応援したいという方はコチラ
「西野亮廣エンタメ研究所」
https://salon.jp/s/P3Tf6GjQ
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino
※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko












