キンコン西野、ブロードウェイミュージカル『キャッツ〜THE JELLICLE BALL〜』の共同プロデューサーとして参画!

2026年03月19日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/7652140

キンコン西野、再びブロードウェイの共同プロデューサーに就任!「今度はキャッツ」 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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ブロードウェイと日本のお茶の間の間に橋を架ける

 
映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の公開が8日後に迫っておりますが、厄介なことに私はCHIMNEY TOWNという会社の代表も押し付けられておりまして、この会社は『CHIMNEY TOWN USA』というアメリカ法人を立てて、現在はニューヨークの方でもコソコソと活動しています。
 
今日は、そのニューヨークの方からのご報告でございますが、去年の春の『OTHELLO』に引き続き、この春にブロードウェイでオープンするミュージカル『キャッツ〜THE JELLICLE BALL~』でも共同プロデューサーとして参画させていただくことが決まりました。
 
『OTHELLO』の時と大きく違うのは、今作が「公演期間を決めていない」ということ。人気がなければすぐに終わるし、逆に言うと、評判が評判を呼んで、3年、5年…と続く可能性もある。
 
なので、今回は「事業投資型クラウドファンディング」を絡めて、一般の方でもブロードウェイ作品に参加できる仕組みを考えております。
 
つまり、「支援を募って、支援者にショーの売り上げを分配する」という仕組みです。
 
大事なポイントなので、もう一度念を押しておきますが、人気がなければすぐに終わるので、その場合はリターンがマイナスになりますし、基本的にはブロードウェイミュージカルへの出資はマイナスになることがほとんどです。
 
『OTHELLO』はプラスになりましたが、あれは稀なケース。
 
ここは絶対に煽りたくないポイントなので正直にお伝えしておきます。
 
僕がやってみたいのは、ブロードウェイと日本のお茶の間の間に橋を架けることで、「ブロードウェイの新作に出資してるんだよね」という会話を日本のお茶の間に生むことです。
 
ちなみに今回の事業投資型クラウドファンディングも、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーさんと、Voicyのプレミアムリスナーさん限定で募集を掛けさせていただきます。
 
やっぱり同じ船には「理念」を共有している人と乗りたいので。
 
興味がある方は是非、ご参加ください。
 
詳しくは本日、CHIMNEY TOWNから出たプレスリリースでご確認いただきたいのですが、いちいちページを探すのは面倒だと思うので、最後にプレスリリースに寄せたコメントを読み上げさせていただきます。
 
――――――
 
「今度の『キャッツ』には猫が出てこないらしい」
 
この構想を初めて耳にしたとき、「さすがに奇をてらいすぎではないか」と感じました。
 
僕は、作り手が自己満足に傾き、観客を置き去りにしてしまうような「“あえて”のクリエイティブ(誰も求めていない変化球)」があまり好きではありません。
 
ところが、実際にショーの内容に触れたとき、その印象は大きく覆されました。
 
『CATS:THE JELLICLE BALL』は、アフリカ系アメリカ人やラテン系のLGBTQ+コミュニティーの中で育まれてきた「ボール」と呼ばれるダンスパーティ文化(ボール・カルチャー)の世界観を、『キャッツ』という既存の作品に大胆に重ね合わせた舞台作品です。
 
そこに登場するのは「猫」ではありません。
 
舞台に現れるのは、それぞれに強烈な個性を携えたLGBTQ+の人々。
 
そして、その表現の場となるのは「ランウェイ」です。
 
一見すると大胆な置き換えに思えます。
 
しかしショーが進むにつれて、この演出が驚くほど『キャッツ』という作品の構造と響き合っていることに気づかされます。
 
そもそもミュージカル『キャッツ』は、「ストーリー」に重心を置いた作品ではありません。
 
個性的なキャラクターたちが次々に登場し、それぞれが歌によって自らの存在を語り、観客の前に提示されていく。
 
いわば“キャラクターのショーケース”のような構造を持った作品です。
 
そう考えると、「個性が順番に現れ、自らを表現する」という形式は、まさにランウェイの構造そのものだと言えるでしょう。
 
言い換えるならば、『キャッツ』の骨格には、もともと“ランウェイ”的な構造が潜んでいたのです。
 
今回の上演は、単に設定を大胆に置き換えただけのリメイクではありませんでした。
 
『キャッツ』という作品の構造的本質を読み解き、そのフォーマットを現代のショーカルチャーへと翻訳した、極めて知的で鮮やかな再解釈だったのです。
 
作品の表層をなぞるのではなく、骨格を理解し、その構造を別の文化や文脈の中で再構築する。
 
そのアプローチの鮮やかさに、強く心を動かされました。
 
この挑戦に共同プロデューサーとして関わる機会をいただけたことを光栄に思っています。
 
今回、日本にもこの作品を広く届けるために「事業投資型クラウドファンディング」を通じて、一般の方でもクリエイティブ側に参加できる仕組みを用意しました。
 
単に作品を“観る側”ではなく、“つくる側”として関わることができる形です。
 
ブロードウェイの舞台は、長い歴史の中で、多くの挑戦と実験によって進化してきました。
 
僕は、その挑戦の熱量を、日本のクリエイターや観客と共有する「橋渡し役」のような存在でありたいと思っています。
 
舞台作品は、限られた人たちだけのものではありません。
 
多くの人が関わり、支え、語り合うことで、その文化は育っていきます。
 
このプロジェクトが、ブロードウェイと日本をつなぐ小さな橋のひとつになれば嬉しいです。
 
そしてもしよければ、その橋を一緒に架ける仲間として、この挑戦に参加していただけたら嬉しく思います。
 
西野亮廣(キングコング)
 
 

▼『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』2026年春、公開記念🎩

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