福岡のイベントが酷かった件

2026年03月17日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/7650779

福岡のイベントが酷かった件 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/7650779

 
 

それ、どういうお笑い?

 
昨日は朝から晩まで福岡で『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』のプロモーションがありました。
 
作品を一人でも多くの方に届ける為に、本当にたくさんのスタッフさんが力を貸してくださって、また、お客様におかれましてはお忙しい中、時間を作って、イベント会場まで足を運んでくださって、本当に感謝しかありません。
 
そんな中、夜に「九州初上映」となる試写会がありまして、上映前に登壇イベントがあったのですが、結論から言うと、薄ら寒いイベントになってしまいました。
 
あ。くれぐれも言っておきますが、映画本編の評判はビックリするぐらい良かったです。
 
映画上映前のイベントが酷いものだった、という話です。
 
実はステージに上がる前から嫌な予感はしていたんです。
 
というのも、担当のスタッフさんから出番前の打ち合わせで、「もし良かったら、冒頭は、『みんな、今日は来てくれてありがとう。来てくれてほんと嬉しかばい』と博多弁で挨拶をしてください。これ、ウケるんで」と言われて、さすがに「いや、微妙な空気になると思います」とお返ししたんです。
 
それでも、「いやいや、天海祐希さんも、この挨拶をしてウケてたんで」と食い下がられまして(苦笑)
 
いやいや、それは、天海祐希さんとか、あとはアイドルの方が言えば成立しますが、僕は昨日まで東野幸治さんや千鳥さんとガップリ四つで殺り合っていたオジサンで、また、その殺り合いを日頃から見ているお客さんの属性から考えると、とってつけたような博多弁の挨拶は、もはや「博多を小バカにしている」とも取られかねない最悪のアプローチで、何度か担当のスタッフさんに「これは、本当に大丈夫ですか?」と、提案を取り下げるように話を持っていったのですが、「いやいや、これはウケるんです!」の一点張りで。
 
そこで、いろいろ考えちゃったんです。
 
僕が本番で博多弁の挨拶をせずに、いつもどおりの西野でスタートしたら、きっとスタッフさんは「なんで、やらないんだよ。一盛り上がり作れたのに」という誤ったストレスを覚えるだろう…とか。
 
ここで僕が「ほらね。これは事故るんだよ」という感じで、事故って見せないと、また今後も、この被害に遭う人が出てくるだろうな、とか。
 
そんなことを色々と考えて、結局、イベントの冒頭で謎の博多弁挨拶をすることに決めて、まぁ、案の定、どえらい空気になったんです。
 
「どした?」「どした?」と。
 
そりゃそうですね。
 
イケメン俳優でも美人女優でもアイドルでもないオジサン芸人がそれをやっちゃったら、千鳥のノブさん的に言わすと「それ、どういうお笑い?」じゃないですか。
 
会場がどえらい空気になったわけですが、それは、まぁ織り込み済みです。
 
スタッフさんに対して「以降は、プレイヤーとプレイヤーのファンの属性を見なきゃいけないよ」とか「お笑い芸人に、お笑いの入れ知恵をしても、ロクなことがないよ」ということが伝われば、明日以降の事故が防げるわけで、それはそれで良いと思いました。
 
 

誠実でなければならないし、想いを伝える場でなければならない

 
ただ問題はその後で、MCの方がいらっしゃったのですが、その方の質問が全て上部なんです。
 
「福岡の印象はどうですか?」とか。
「福岡グルメで好きなものはありますか?」とか。
 
それだけならまだしも、「前作を観た人、手を挙げてくださーい。『はーい』」とか。
 
ちょっと伝わりづらいかもしれませんが、根底の部分でお客さんのことをナメてるんですね。
 
イベントのテンプレに当てはめた進行…というか。
 
極めつけは、同席した、ゆずなちゃんに対して、マイクを通して突然ヒソヒソ話をし始めて、「ここに西野さんがいないと思って話してください。西野さんは裏で怖かったですか?」とか。
 
おそらく、ご本人的には、ちょっと笑いを取りにいっているんです。
 
「やめやめー!丸聞こえやー!(ツッコミ)」みたいな。
 
「お前、誰と、誰のお客さんの前で大博打に出とんねん」という話なのですが、当然のことながら、お笑いが得意じゃないのも、トークが得意じゃないことも別にいいんです。
 
そんなものはコッチがフォローすればいいんだから。
 
ただ一つ、先程も申し上げたように、根本的なところで「お客さんをナメていた」んですね。
 
もちろん、それは冒頭の挨拶ネタのところから。
 
「映画の舞台挨拶って、こんな感じでしょ」が透けて見える。
 
で、今日、ここでキチンと謝りたいことは…それもこれも、台本にお笑い素人がワケの分からんネタを入れていた時点で(嫌な臭いを確認した時点で)僕が「ちゃんとやりましょう。お客さんは大切な時間を割いて、来てくださっているんです」と伝えれば良かったわけで、すべては、あそこで止められなかった自分の責任です。
 
本当にごめんなさい。
 
イベント終了後、すぐにCHIMNEY TOWNのスタッフを通じて、関係各位に厳重注意をして、以降は同様の事故が起きないように(台本にくだらないボケを入れないように)手配させていただきました。
 
昨日のイベントでは、ずっと嫌な空気が流れていたので、最後はマイクを奪って「クダラナイ、上部だけ会話はやめます」と、そこからシッカリとお話しさせていただきました。
 
試写会を仕切ったスタッフさんやMCの方からすると、「たくさんあるイベントの一つ」かもしれませんが、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、スタッフが4年半の命を削って作った作品で、そして、お客さんとは5年越しの約束を果たす舞台です。
 
それは誠実でなければならないし、数少ない試写会の、数少ない時間は、やっぱり、想いを伝える場でなければならない。
 
もう二度と昨日のような時間がないように、引き締めていきたいと思います。
 
 

▼『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』2026年春、公開記念🎩

西野亮廣エンタメ研究所
入会初月無料キャンペーン実施中‼️

西野亮廣の挑戦をリアルタイムで
もっと応援したい方はこちら!
 
■2026年1月1日(木)〜3月31日(火)
 
▼「西野亮廣エンタメ研究所」初月無料キャンペーン
https://salon.jp/campaigns/detail/2499ad44-800a-4ec0-b882-474c0ce9c98b
 
【注意事項】
※キャンペーン特別ページからエントリーが必要です。
キャンペーンページを経由せずにご入会された方は初月無料になりませんのでご注意ください。
 
 
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko

シェアする