「バンドザウルス」というコンテンツに可能性

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ファミリーエンターテイメントは“2周目”がある。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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僕らが味方につけなければならないのは「時間」
昨日より、カラオケ JOYSOUND にてバンドザウルスの楽曲『夢幻鉄道』が歌えるようになりました。
先日配信が始まった『愛のテレパシー』と合わせ、これでバンドザウルスの楽曲は2曲がカラオケでお楽しみいただけるようになったことになります。
後出しジャンケンみたいになると嫌なので、先に申し添えておくと、僕は「バンドザウルス」というコンテンツに可能性を感じています。
ただ、その手応えがまだ十分には共有されていないようにも思えるため、あらためて背景と意図を説明させてください。
まず、コンテンツが爆発的に増え続ける現代において、僕らが味方につけなければならないのは「時間」です。
一時的な“スマッシュヒット”よりも、長期的に愛され続ける“ロングヒット”の方が圧倒的に価値を持つと僕は考えています。
これは、僕が提唱している「アンカー」(=AIでは生成できない価値)の中核にある「時間」と「思い出」という要素が、ロングヒットという形に凝縮されるからです。
先日も、幕張メッセを2日間沸かせたバンドザウルスですが、そもそもこのグループは90年代のJ-POPのカバー曲を堂々と歌っているんです。
客席を沸かせているうちの70%は90年代J-POPで、バンドザウルスが担っているのは残りの30%でしょうか。
これはそのまま会場にいる大人と子供の比率です。
つまり、90年代J-POPを知らない子供達に対して、オジサンオバサンが歌ったところでなかなか届かないから、「恐竜」という永遠のアイドルのマスクを借りて、子供達がステージを観る理由をつけて届けているのがバンドザウルスです。
「親子の思い出となるコンテンツ」は本当に強い
結局のところ、90年代J-POPの肩に乗るか、恐竜の肩に乗るかしかしていなくて、自分の力では何もしていないわけですが、ただ、それによって「親子で楽しめるコンテンツ」になっている。
CHIMNEY TOWNはファミリーエンターテイメントを提案し続けているチームなのでよくよく思い知っているのですが、「親子の思い出となるコンテンツ」というのは本当に強くて、その思い出をもった子はいつか親になるなら、“2周目”があるんです。
『えんとつ町のプペル』は来年で10周年を迎えるわけですが、出版当時に小学4年生だった子は来年成人式を迎えます。
もう大人になり始めているんです。
数字上の話をすると、10年前に比べて、『えんとつ町のプペル』のグッズの売り上げは伸びています。
あの日、子供だった子が自分の財布を持ち始めているからです。
「時間を味方にする」とか「思い出を味方にする」というのはそれぐらい強くて、これだけはAIで今この瞬間に生成することはできない。
次に、僕が考えているこの先の展開について共有させていただくと、相変わらずライブはカバー曲9割で構成しますが、合間合間に『夢幻鉄道』や『愛のテレパシー』などのオリジナル曲を挟んで、時間をかけてジワジワと「自分達が権利を握った楽曲」を増やしていく。
時間はどれだけかかっても構いません。
理由はバンドザウルスが「覆面アイドル」で、30年後も老いないからです。
バンドザウルスの肩に乗って、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の楽曲を届ける
そして、もう1つ進めようとしているのは「ミュージカル『えんとつ町のプペル』の楽曲をバンドザウルスの曲としてカラオケに入れること」です。
ミュージカル『えんとつ町のプペル』の楽曲を一人でも多くの人に知っていただく為には、「ミュージカル」や「えんとつ町のプペル」といったカテゴリーにしちゃダメで、ミュージカル以外の曲が並んでいて、ミュージカル以外の曲を歌おうとした人がミュージカルの曲の存在を知った方がいい。
そもそもミュージカルの曲をカラオケで歌おうとするようなコアファンはカテゴリー(アーティスト名)が何であろうと楽曲に辿りつくので、そこに対して間口を広げる必要はない。
「鬼滅の刃カフェ」と言われたら、鬼滅の刃のコアファンしか入らないけど、スタバで『鬼滅の刃フラペチーノ』が売られていたら、鬼滅の刃のライトファンや、ワンチャン、鬼滅の刃ファン以外の方も手を伸ばしてくれるかもしれない…みたいな話です。
そんな感じで、バンドザウルスという「余計な色がついていないアーティスト」の肩に乗って、ミュージカルの楽曲を届けようと思っています。
ミュージカル『えんとつ町のプペル』は、また数年後にやると思うのですが、それまでに家族や友達とミュージカル『えんとつ町のプペル』の楽曲をカラオケで歌っておいてもらえれば、次やる時の満足度も上がるでしょう。
僕としてはCHIMNEY TOWNが持っている『えんとつ町のプペル』というIPをどう超えるか?を考えているわけですが、シミュレーションをすればするほど可能性しか見えてこないバンドザウルスです。
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