相手を信じ抜くということ

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キングコング西野亮廣から大切なご報告 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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ルビッチの叫びは、僕の叫び
今日は、来年3月27日に公開が決まった『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』と、そして僕の相方でもあり、大切な友人でもある梶原君についてお話しさせてください。
映画制作というのは本当に理不尽の連続で、特に僕らのようなベンチャーは様々な局面で弱い立場にあります。
CHIMNEY TOWNはいつも大きなエンタメを仕掛けているので、忘れられがちですが、まだまだ生まれたばかりの小さな会社です。
業界で何十年と(なんなら親や爺さん婆さんの時代から)信頼関係を築いてきたというような癒着は勿論なく、大手カンパニーの系列会社でもないので後ろ盾もない。
まだまだ吹いて飛ぶようなベンチャー企業なので、急に不利な環境に放り込まれることなんて日常茶飯事。
前回に至っては、コロナが直撃した上に、途中からは国民のストレスのハケ口に選ばれてしまい、メディアをあげたネガティブキャンペーンをモロにくらいました。
「西野が集客をしてやがる。けしからん」という理不尽極まりないバッシングです。
そういった理不尽が本当に山のようにあるので、その火の中で届けるものが自分の思い出や傷や執念がこもっていないモノ(=マーケティングで作られたモノ)だと、とてもじゃないけど、やってられないんですね。
だから、自分の人生を振り返って、感情の針が大きく動いた時のことを一つの物語にしようと思って、今回の『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』では、20代前半の頃に梶原君が失踪して、キングコングがバラバラになってしまった時の出来事をベースに物語を書きました。
今朝、東宝のYouTubeチャンネルに公開された予告編にあった「先に進んじゃったら、遠くにいっちゃった人が、帰ってくる場所が無くなっちゃう」というルビッチの叫びは、帰ってこない梶原君に痺れを切らした会社からソロ活動を提案された時に僕が実際にマネージャーに言った言葉です。
「ここまで個人的な話を書いてもいいのだろうか?」と一瞬悩みましたが、先ほども申し上げたとおり、ここまで個人的な話にしないと作り上げられないし、届け切れない。
「待つ」の正体は「相手を信じ抜くこと」
さて。
あの日、僕は「梶原君を待つ」という選択をして、本当に奇跡的に梶原君は戻ってきてくれたのですが、皆さんご存知のとおり、戻ってきた後も梶原君はテレビが苦手なままで、色々と考えた結果、YouTubeを提案してみました。
YouTubeであれば、梶原君が萎縮してしまう先輩芸人とかもいないし、伸び伸びできて、梶原君の魅力が出せるだろう、と。
ところが、そのYouTubeも最初はあまりピンときていなかったみたいで(可能性を感じていなかったみたいで)、どうにもこうにもなりませんでした。
結果、梶原君が一人立ちしたのは、YouTubeをスタートさせてから5〜6年後、「カジサック」をスタートさせた時で、カジサックで一人立ちしてくれたおかげで、ようやく僕も自分のことに使える時間が増えました。
こういう時間を作ってくれたことに本当に感謝しかありません。
今作は『信じて、待つ』ということがテーマになっていますが、「待つ」というのは「遠くに行ってしまった人の帰りを『待つ』」もありますし、「子供や、仲間の成長を『待つ』」もある。
いずれにせよ、「待つ」の正体は「相手を信じ抜くこと」でした。
これまで自分よりもエンタメに時間を使っている人に出会ったことがないので、僕は、他の人に比べると僕のことを信じることが得意で、「西野ならやってくれるだろう」とどこかで思っているし、「西野でできないのであれば、できない」ぐらいに思っています。
自分のことは、自分が寝る時間を削って、人としての幸せを捨てて、やればいいだけなので。
ですが、「相手を信じ抜く」というのは…
やっぱり、どこまでいっても自分以外の人はアンコントロールなので、「右に行くか、左に行くか分からない人に自分の人生の時間をどこまで預けるんだ?」という不安はずっとまとわりついてくる。
それでも信じて、信じ抜かないと進めない場所があって、共同作業じゃないと開けられない扉があることを、これまでたくさん見てきたので、今回はこのテーマでいこうと思いました。
今朝、東宝さんのYouTubeチャンネルにアップされた『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の予告編のリンクを貼って、「#えんとつ町のプペル」をつけて、Xに感想をポストしていただけたら、必ず「いいね」を押しにいきます。
是非、皆さんの感想をXで聞かせてください。
▼『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の予告編はコチラ↓
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