「投資」という選択肢がない国は老いる



地元の人だけでお金を集め、エンタメを作ったから
今、日本各地の多くのお祭りが物価高騰や警備費高騰を理由に「財政難」に陥っています。
少し調べてみたのですが、たとえば、今年で74回目を迎えた大分県津久見市の夏の風物詩である「つくみ港まつり」。
こちらの花火大会は、2024年に赤字転落して、さらに物価高騰によって、開催費用が2024年よりも100万円増えて、1800万円になったそうです。
「さすがに、コレはキツイ」ということで今年はクラウドファンディングをおこなったのですが、集まった支援額は44万円ほど。
リターン(返礼品)の原価や販管費(サイト手数料)を引いたら、手元に残るのは20万円程度だと思います。
今、日本各地のお祭り(花火大会)は、どこも大体こんな感じです。
さて。
こんなサイズ感で各地のお祭りは「財政難」に陥り、泣く泣く「開催見送り」が増えているわけですが(川西の花火大会もそう)、普段、僕のオンラインサロンメンバーさんや、あるいはCHIMNEY TOWNを応援してくださっている方からすると、「街をあげての伝統行事」「開催費1800万円」という条件で「財政難」に陥っていることに違和感を覚えておられる方も少なくないと思います。
「渋谷にある小さな会社が4億5000万円かけてイベントを打ち、黒字化している裏で、町や村をあげておこなわれる伝統的なお祭りが1800万円ほどの予算で、さらには財政難に陥っているって、どういうこと?」と。
(続きはこちらから【連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
西野亮廣が、一刀両断! 日本各地の祭りが、物価高騰や警備費高騰で財政難に陥っているが、原因の根本はこの2つ!
https://goetheweb.jp/person/article/20250926-nishino-215
