個人的な物語



この記事は、2025年4月15日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の内容をもとに作成したものです。
(※今日のVoicyはコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6683622
海外エンタメの「お金の話」 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「オンラインサロンにどんな内容を投稿してるの?」とよく聞かれるので、今日は特別に、4月15日にオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』に投稿した記事を共有させていただきます。
コチラ↓
ついに、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の公開が正式に発表されました。
この発表にあわせて、CHIMNEY TOWNからも「映画公開」および「ムビチケ情報」に関するプレスリリースを出させていただきました。
※プレスリリースはこちら↓
『映画 えんとつ町のプペル』待望の続篇!キングコング西野亮廣が製作総指揮で『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』2026年春、公開決定!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000097599.html

今回のプレスリリースには、僕のコメントに加え、Studio4℃の田中栄子代表の声明も掲載されております。
ぜひご一読ください。
以前から「怖い、怖い」と漏らしていたので、お察しかもしれませんが、今の僕は、歩みを進めても進めても実感が伴わず、まるで足元に地面がないような感覚の中にいます。
前回と異なるのは、今回は、『映画 えんとつ町のプペル』という挑戦が、自分をどこへ運び、どのような人間に変えてしまうのかを知っていること。
僕が日頃ヘラヘラしているのは、見通しが立っているからにほかなりません。
しかし、『映画プペル』に寄せられる期待、重圧、そして理不尽な攻撃は、その余裕を根こそぎ奪っていきます。
余裕を失ったときの自分は見ていられません。
焦りが表面化し、気性が荒くなることもしばしば。
前回の制作時には、隣にいた田村プロデューサーに「今の僕に中途半端な人を会わせないで。たぶん我慢できずに攻撃してしまうから」と伝えました。
そして、その極限状態の中で、「この作品が届くのであれば、ここで人生が終わってもいい」と本気で思っていました。
#先輩にブチギレられるまで自分を止められませんでした
端から見ている人からすると、「いやいや、お前はもっと大きなことをするんだろ? ここで終わってどうするんだよ!」かもしれませんが、当人からすると「オヤジの栄光時代はいつなんだよ? …俺は今なんだよ」(by 桜木花道)といったところで、もう歯止めが効かんのです。
前回は、結果として死線を彷徨いましたが、今回は、始める前から、そこへ向かうことは分かっていて。それが、今回の挑戦における「恐怖」の一因であることは間違いありません。
しかし一方で、創り手として、パフォーマンスではなく、心の底から「命と引き換えにしてもいい」と思える作品と再び出会えたことは、間違いなく幸運なことです。
「怖くてたまらないのに、同時に心が高鳴っている」──この感覚は、子供の頃、帰りが遅くなった地元・川西の山道で見上げた星空によく似ています。
不安なほど暗い方が星は綺麗で、創り手は皆、これにやられます。
このサロンには、「西野が本気を出すときは、どんな景色を見せてくれるのだろう?」と胸を躍らせてくださっている新たなメンバーがいれば、前作からの歩みを共にしながら「またこの季節がきたな」とニヤニヤと半笑いを浮かべているメンバーがいます。
そして、続編の公開を心待ちにしながら、その日を迎えることなく命の灯を消したメンバーもいます。
今いるメンバーへの感謝と、天国に旅立ったメンバーへの「僕が脚本執筆で、もたついていなければ間に合ったかもしれない。本当にごめんなさい」という悔恨は、生涯、僕の中から消えることはないでしょう。
先日も書かせていただきましたが、キングコング西野亮廣はなまじお客さんと距離が近いもんだから、自分のことを応援してくださる方の最期に立ち会う機会が少なくありません。
その度に「また間に合わなかった」という後悔に苛まれるわけですが、「完成させたら観に来てくれるかな」という勝手な期待も持っていて、それが「作る理由」になっています。
今回の宣伝動画の最後に静かに(画面中央に)出てくるメッセージは、僕が指示したものではなく、PRのキコリさんチームが用意してくださったメッセージなのですが、今の自分の胸のうちととても重なります。
ていうか、アトリエで筆を走らせている時は、いつもこんなことを考えています。
今回もまた個人的な作品になりそうです。
(宣伝動画はこちら↓)
▼待望の続篇『#映画えんとつ町のプペル約束の時計台』2026年春公開決定記念!
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