劇団しめじの挑戦!舞台「不思議の国のアリス」に子どもたち300人を無料招待したい!



(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6556043
海外案件が増えた会社が求めている人材 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/6556043
CHIMNEY TOWNが現在抱えている問題
僕が働いているCHIMNEY TOWNが現在抱えている問題について白状・共有したいと思います。
CHIMNEY TOWNという会社は僕が吉本興行に在籍していた頃からありまして、主に、「吉本興業では扱いにくいプロジェクト」を進める為の会社として産声をあげました。
たとえば「メチャクチャ面白いけど、明らかに赤字が見込まれるプロジェクト」とか。
コマ撮り短編映画『ボトル・ジョージ』なんかは制作に1億7000万円ほどかかったのですが(途中まで絵本を作ろうとしていたので、その寄り道分も制作に含まれています)、そこまでの予算をかけて、マネタイズの方法が確立されていない短編映画を作る会社なんてないのですが、「メチャクチャ面白いんだったら、どうにかこうにか形にした方がいいだろう(経済合理性の向こう側へ!)」というのがCHIMNEY TOWNの一歩目でして…これまで、どうにかこうにか予算を工面して、誰もやらないような変なことを自腹でドンドン仕掛けていきました。
「お仕事のオファー」というものは本当にありがたいのですが、僕らがそんな調子で仕事をしているものですから、「自分達で立ち上げる仕事」と、「いただく仕事」のサイズにギャップが出てきてしまって…(事務所を独立した人間には珍しく)「仕事の依頼はコチラまで」みたいな案内を前面に出すことを控えるようになりました。
一応、CHIMNEY TOWNの公式ホームページの一番下に「仕事の依頼はコチラまで」という案内を出させてもらっているのですが、SNSのプロフィール欄に出すようなことはしていません。
というのも、何かの間違いで、仕事のオファーがたくさん来てしまうと、そこに対応する為のスタッフを追加でつけなきゃいけなくなる上に、たぶん、ほとんどお請けできないので、スタッフの人件費が無駄になっちゃう…というのが理由です。
「捌ききれないから、オファーを受けられない」が社内で起き始めて…
そんなこんなで、基本は、「自分達で企画して、自分達でお金を工面して、自分達で運営する」ということを続けてきたのですが、そんなことを繰り返しているうちに、自分達のプロジェクトが海外でもジワジワと露出する機会が増え、それに合わせて、海外からのオファーが増えてきました。
『オセロ』(主演:デンゼル・ワシントン、ジェイク・ギレンホール)の共同プロデューサーの話も、ありがたいことに「いただいた話」で、現在、ニューヨークとスリランカでそれぞれ大きめの施設を作っているのですが、こちらも「いただいた話」です。
ちなみに『オセロ』のヒットを受けて、ブロードウェイからは現在、2件ほど大きな話をいただいており、前向きに進めております。
これまで仕事のオファーをいただくことに消極的だった理由は、「自分達で立ち上げた仕事の方が規模がデカイから」だったのですが、ここ最近のオファー(海外案件)は「自分達で立ち上げる仕事よりも大きな仕事」で、こうなってくると話は別で「どんどんオファーを受けよう!」となるわけですが…これまで「どんどんオファーを受ける」という会社ではなかったので、そこまでの受け入れ体制が整っておりません。
つまり今は、「捌ききれないから、オファーを受けられない」ということが社内で起き始めています。
仕事を1つお請けすると、「よかったら、コレもお願いできないですか?」とお願いされることが本当に多くて、今はギリギリ対応できているけれど、そろそろキャパオーバー。
「面白い話が目の前にあるのに、動けるスタッフがいないから参加できない」という機会損失が増えそうです。
求めている人の条件3つ
この問題を解決するには「採用」しかないわけですが、「海外にうって出て、オファーが増えた」か、あるいは「急なインバウンド需要でオファーが増えた」という会社って、他にもあると思うし、今日のような話を聞いて、「そういう会社で働いてみたい」とボンヤリと考えられた方もいると思うんです。
というわけで、最後に、そんな会社が「求めている人の条件」について、綺麗事抜きで正直にお伝えして終わりたいと思います。
求めている条件は3つです。
1つ目は「専門性が高い人」というよりも、「なんとかしてくれる人」。
明日には全く違う角度からの仕事が飛び込んでくるので、「そんなことはやったことがないので、できません」という人は、その時点で詰んじゃう。
そもそも「誰もやったことがないような仕事」が飛んでくるので、「やったことがないから」は、やらない理由にはならない。
「知ってるよ。それをなんとかするのが仕事だろ?」という話だったりするので、大急ぎで勉強して、大急ぎで肉体改造をして、なんとかする人を求めています。
2つ目は「モチベーションで仕事をしない人」。
世の中には「スタッフのモチベーションの上げ方」みたいな本や情報が横行しておりますが、小学校じゃあるまいし、自分のモチベーションぐらい自分でコントロールできる大人じゃないと、通用しませんし、そもそも仕事の現場にモチベーションを持ち込むのは素人の所業で、泣いても笑っても目の前の問題を解決するのがプロです。
なので「プロを求めている」といったところでしょうか。
3つ目は「明るくて、コミュニケーション能力が高い人」。
これは「コミュ障」の人達を否定しているわけではありません。
そういう人達がいて、当然だし、その人達が生きられる世界であった方がイイと思います。
しかしながら「世界戦」になってくると話は別で、世界戦は「村社会の戦い」になるので、「コミュニケーションがとれない」というのは「スマホを使えない」ぐらい致命的なマイナスポイントで、ちょっと前に話題になった「Z世代の挨拶不要論」なんて論外です。
「多様性の時代なんだから、挨拶をしない自由もあっていい」という主張に対しては、「あっていい世界があるのかもしれないけれど、それはきっと『多少無能であろうとも若い人材が欲しい』と困窮している地方の中小企業の話で、少なくともウチでは無し」といったところです。
それこそ昨日の放送でお伝えしましたが、ジェイク・ギレンホールやケイティー・ホームズといったハリウッド・スターが一人一人に頭を下げて、自らコミュニケーションをとりにいっている中、若手スタッフが「私、ちょっと人見知りなんで」と部屋の隅の方で固まっている世界線は大ボケもいいところで、やっぱり「明るくて、コミュニケーション能力が高い」は最低条件です。
逆に言うと、この3つさえ押さえておけば、「仕事は余っているけれど、頼める人がいない」という会社からはメチャクチャ重宝されると思います。
何かの参考になれば幸いです。
====================
CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
いつも応援ありがとうございます!
「西野亮廣エンタメ研究所」ではオンラインサロンの会費を活動資金として、さまざまなプロジェクトに挑戦しています!
▼メンバーになって西野の挑戦をもっと応援したいという方はコチラ
「西野亮廣エンタメ研究所」
https://salon.jp/nishino
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino

※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko