癒えぬ傷 〜震災から1年。能登半島の今〜

2025年01月15日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6354166

癒えぬ傷 ~震災から1年。能登半島の今~ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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復興途上の能登に追い打ちをかけるような豪雨…

 
昨日スタートした『能登半島地震で被災された方にミュージカル「えんとつ町のプペル」を届けたい』というクラウドファンディングについて、お話ししたいと思います。
 
このクラウドファンディングのプロジェクトオーナーの堂端さんの地元が石川県でして、プロジェクトページには…
 
「ちょうど1年前の元日に大きな震災に見舞われ、それでも頑張って復興させようと地元の方々は力を合わせて復興を進めていました。
 
そんな復興途上の能登に追い打ちをかけるように2024年9月豪雨が襲いました。
 
僕の父親も移動中に浸水に遭い小さなコンテナの屋根の上で救助を待ち、5時間過ごしました。
 
雨の降るなか寒さに震え死を覚悟したと言います。
 
被害の状況は僕たちの想像を超えていました。
 
震災後・豪雨後に何度も被災地へ足を運びましたが、いまだに言葉を失うような光景が広がっており、両親や親友をはじめ被災地の方々の落胆と疲弊を身に染みて感じました」
 
とあります。
 
僕も被災地に足を運ばせていただきましたが、ひとまずインフラは「誤魔化し誤魔化し整えました」みたいな感じにはなっているけれど、それ以外が本当に手付かずで、「手付かず」どころか、「行政は、市民のメンタルケアは見捨てたの?」みたいな感じを個人的には受けました。
 
いろんな事情があるのだと思いますが、若干、「何しとんねん」という憤りもあって、ただ、怒るだけなら誰でもできるので、具体的に動きたいなぁと思っていたんです。
 
そんな矢先、堂端さんが「落ち込んでいる地元の人達にミュージカル『えんとつ町のプペル』を見せてあげたいのですが…」という呟かれていたので、「そんなもん、絶対にやりましょう!僕も全力でサポートしますんで!」と強引に背中を押させていただきました。
 
 

こんな時の為のクラウドファンディングでしょ!

 
堂端さんがやっぱり気にされていたのは、能登半島の皆様の交通費と宿泊費で、もちろんこのお金を被災された方に負担させるわけにはいかないのですが、堂端さんが個人で負担するにはあまりにも大きい。というわけで、「こんな時の為のクラウドファンディングでしょ!困った時はお互い様だし、今回は皆に甘えるターンでしょ!」と堂端さん説き伏せて、クラウドファンディングを立ち上げたのですが、能登からの移動費が1人「27000円」かかって、横浜での宿泊費が1人「16000円」かかっちゃうんです。
 
そこにチケット代が加わってくるので、能登の皆さんにミュージカル『えんとつ町のプペル』をプレゼントしようと思ったら1人5万円かかっちゃうんですね。
 
「能登の皆さんを応援したい」と思っている人でも、「ミュージカル『えんとつ町のプペル』を1人にプレゼントする」というリターンの値段が【5万円】だったら、さすがに支援の手を伸ばしにくいじゃないですか?
 
決して安くはないけれど、それでも「チケット代【8000円】分を支援したら、被災された方を1人招待できる」とした方が良い。
 
たぶん、応援する側からしても、「自分の支援で1人の人を救えた」となる方が応援しやすいと思うんです。
 
なので、今回のクラウドファンディングでは「チケット代【8000円】分を支援したら、被災された方を1人招待できる」としていただくように、僕からプロジェクトオーナーの堂端さんにお願いしました。
 
 
ただ、これをするには1人あたり42000円をどこかから引っ張ってくる必要があって…というわけで、今回のクラウドファンディングで招待させていただく予定の100席は以前のクラウドファンディングで集めた『ファミリー応援シート』を使わせていただこうと思うのですが、いかがでしょうか?
 
「弱い人・傷んでいる人を応援する」という趣旨からはズレていないと思うのですが、異論があれば遠慮なく言ってください。
 
ただ、「ファミリー応援シート枠」を使っても、それでもまだ足りないので、今回のクラウドファンディングは僕が個人的に【100万円】を支援させていただきます。
 
そもそも僕はこういう時の為に強くなったので、「その力を今使わずにいつ使うんだ?」という話だし、なにより、僕がここで100万円支援したら、「私も1人分支援しようかな」と思ってくれる人が出てくるんじゃないかな?という下心があったりします。
 
 

求められるのは「自分の体力の範囲内で手を差し伸べる」という助け合いの文化

 
日本に住んでいる以上、地震や水害は他人事じゃないし、自分1人の力で立ち上がりたくても立ち上がれない状況に追い込まれるのが天災というもので、その時に求められるのは「手を差し伸べる余力がある人が、自分の体力の範囲内で手を差し伸べる」という助け合いの文化で、僕はクラウドファンディングが日本中から詐欺扱いされた12年前から一貫してこれを叫び続けてきたので、今回もやるまでです。
 
能登半島には、いまだ癒えることのない傷が数多く残っています。
 
皆さまの温かいご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
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能登半島地震で被災された方にミュージカル「えんとつ町のプペル」を届けたい!! | クラウドファンディング - PICTURE BOOK

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