癒えぬ傷 〜震災から1年。能登半島の今〜
2025年メディア予想!まずは2024年を振り返ってみると…
年初めなので、「2025年メディア予想」みたいなものをしたいと思います。
まぁ、これに関しては「予想」というよりも、「手持ちのカードを机に並べてみた結果、こういう展開にならざるをえない(そりゃそうだよね)」という感じの話なので、ほぼ100%当たると思います。
それではさっそく。
2024年を振り返ってみると、皆さんも強く感じたと思うのですが「テレビがYouTubeや一部SNSにしてやられた1年だった」と言えるんじゃないかなぁと思います。
説明するまでもないですが、これは都知事選や兵庫県知事選などを見ても明らかです。
候補者たちがテレビの討論番組よりも、YouTubeを使って政策を語り、有権者に直接アプローチする姿が目立ちました。
これまで情報発信の王様だったテレビが、YouTubeというメディアにその座を奪われ、テレビが「オールドメディア」というレッテルを完全に貼られてしまった。
こと、政治においては、YouTubeは、テレビのような時間や編集の制約がなく、各方面への配慮も必要なく、自由に自分の言葉で語れる点はやっぱり強い。
さらには、視聴者との双方向のコミュニケーションが可能であること。
これもやっぱり強い。
一方で、テレビは、どうしても制約の中での情報発信になってしまう。
この違いが、2024年にはっきりとした形で浮き彫りになり、テレビの「弱さ」が目立ってしまいました。
ただ、2024年は「テレビがYouTubeにしてやられた1年」であると同時に、「テレビ出身のディレクターがYouTubeで活躍した1年」でもありました。
テレビのノウハウを持つディレクターたちが、自由なフィールドであるYouTubeに場を移し、高品質な映像や構成力で注目を集め、これが皮肉にもテレビの「強さ」を際立たせる結果にもなりました。
「やっぱりクオリティの殴り合いをしたら、テレビが勝つじゃん」という。
(続きはこちらから【連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
西野亮廣がメディア予想! 2025年はテレビが本気でYouTube市場に乗り出してくる
https://goetheweb.jp/person/article/20250110-nishino-178