替えが効かない人材になる方法(※ラッキーを含む)

2024年12月11日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6259666

「替えが効かない人材」になる方法(※ラッキーを含む) | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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「収入」は「マーケット」と「希少性」で決められる

 
「収入」というものは、「労働量」ではなく「マーケット」と「希少性」によって決められていて、「市場を正しく選んで、そこで替えが効かない人材になればなるほど、収入は上がる」という身も蓋もない話から始めさせていただきたいと思います。
 
まず「市場を選ぶ」という作業について。
 
「『今から電話ボックス市場に革命を起こします!』と叫んだところで、どうにもならん」という話で、当たり前ですが、自分が参加するゲームはキチンと選んだ方がイイ。
 
ですが、そこには「好み」の問題が絡んできて、プロフィールに「年収○桁です!」と書かれる方はさておき、皆が皆、「収入第一」に考えているわけではありません。
 
「仮想通貨が熱い」と言われても興味がない人もいるわけで(僕です!)、ここに関しては「あまりにも脈が無い市場を選ぶのだけは辞めといたた方がいい」としか言えません。
 
なので今日の話は「市場の選び方」ではなくて、市場を選んだ後に待っている「替えが効かない人材になる方法」です。
 
結論から先に言っちゃうと「皆が追いかけている数字を追いかけちゃうと、目的地が同じなので、ルートがコピーされて替えが効く人材になっちゃう」といったところです。
 
 

「西野さんしかいない」スタッフに言われ「あぁ、確かに、そうだわ」

 
これに関しては「エビデンス=俺」で申し訳ないのですが、昨日スタッフから言われたことで、「あぁ、確かに、そうだわ」と思ったことがあったんです。
 
ことの発端は、「日本のイベント関係者が事故りまくってる(生活を犠牲にしまくってる)のが見てらんない」というところから、「イベント関係者にむけて、『集客』と『お金まわりのデザイン』に関する勉強会をやろうかしら!」という話になったんです。
 
大学の演劇科でも、教えるのは演技のことだけで、『集客』と『お金まわりのデザイン』に関しては全然教えないんですね。
 
そもそも、集客とお金まわりのデザインができちゃう人はブレイヤーになっているわけで、あんまり学校の先生はやらない。
 
#稀にいらっしゃるけど
 
なので、演劇の先生に「すみません先生。舞台を作りたいのですが、お金ってどうやって集めるんですか?ちょっと一旦、見せてもらっていいですか?」という質問をぶつけたら、震え上がると思います。
 
おかげで、演劇愛に溢れたビジネスリテラシーゼロの猛者が量産され、今日もどこかで事故っている…というのが日本の舞台業界の現状です。
 
僕は激しめにエンターテイメントのことを愛している人間ですが、その一方で、「エンターテイメントはキャスト&スタッフの安心安全と天秤にかけるほどのものじゃない」という想いもありまして、自主公演が主催者の自己破産製造機と化しているのは、やっぱり見てらんないです。
 
そこでCHIMNEY TOWNのオフィスにでも舞台関係者を集めて勉強会を開こうかなぁと思い、スタッフに伝えたところ、「今、日本でそれが(たしかな説得力を持って)できるのは西野さんしかいないですね」と言われ、いつの間にか自分がオンリーワンのポジションにいることに気がつきました。
 
 

皆が追いかけている数字を追いかけちゃうと…

 
というわけで、「自分は何をやったから、こんな仕上がりになったのだろう?」と振り返ってみたのですが、そういえば皆が「再生回数」を追いかけたり、インフルエンサーになることに躍起になったりしている裏で、ひたすら『集客』と『資金繰り』のテストを繰り返していたんです。
 
「『集客』と『資金繰り』」を繰り返していたわけではなく、「『集客』と『資金繰り』のテスト」を繰り返していたんです。
 
つまり「上手くいったパターン」は捨てて(来るべき日の為に選択肢として残しておいて)、「これは、どうだ?」「ダメか。ならば、こっちはどうだ?…これもダメか」をひたすら繰り返していたんです。
 
そして、そのことを動画で発信していたんです。
 
「『集客』と『資金繰り』」なんてトレンドでも何でもないので、特にその動画がバズることも無いんです。が、「僕にとって必要なデータは、誰かにとっても必要なデータ」だったみたいで、気がついたらオンリーワンになっていました。
 
これはどこまでいっても結果論で「ラッキー」や「棚ボタ」が多分ありましたが、1つ確かなことは「皆が追いかけている数字を追いかけちゃうと、ラッキーや棚ボタはなく、皮肉にも皆と同じ形になり、希少価値が下がる」はありそうです。
 
例外は「スポーツ」です。
 
スポーツに関しては、「皆が追いかけている数字を誰よりも速いスピードで追いかける」が概ね正解になってくるので、ここはゴッチャにしない方が良いと思いますが、サービスに関しては「ポジション取り」が全てなので、今、皆が追いかけている数字を同じように追いかけている方は一旦「これで、いいんだっけ?この先に何があるんだっけ?」と自問自答してみるのもいいかもしれません。
 
#知らんけど
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
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