アホみたいな靴下が1日で1000足売れた理由
社長の愛着バイアスが商品をダメにしてしまう…
今日は「社長の愛着バイアスが商品をダメにしてしまう…」という、ちょっと耳の痛いお話をさせていただきます。
特に「パッケージデザイン」の話題です。
これ、実はよくある問題なんです。
皆さんの身の回りで、こんなことが起きてませんか?
『社長が新商品のパッケージデザインを「自分でやる!」と張り切って、デザインセンスに不安を感じる社員たちの心配をよそに、自信満々で進めてしまった…。でも、出来上がったパッケージはというと、派手すぎたり情報を詰め込みすぎたり、シンプルにダサかったり…で、お客さんが「手に取りにくい」デザインになってしまった(売れにくい商品になってしまった)』
これ、よくありますよね?
なぜ、こういった問題が起きるかというと、ここには「愛着バイアス」というものが発生しているからなんです。
愛着バイアスというのは、「自分が手を加えたものや、自分が関与したものに対して特別な価値を感じてしまう」という心理的な傾向のことです。
社長がその商品開発に時間も労力も注いでいると、「これが一番いいに決まっている」という気持ちになっちゃって、冷静に判断できなくなるんです。
そしてこの「自分が作ったものを高く評価しすぎる」バイアスが、特にパッケージデザインにおいて大きな問題を引き起こします。
例えば、ターゲット層がシニア世代なのに、若者向けのポップなデザインを採用してしまったり、情報を詰め込みすぎてパッケージ全体がゴチャゴチャしてしまう。
結果、商品が売れなくなってしまうんです。
(続きはこちらから【連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
西野亮廣が「愛着バイアス」の弊害について忠告。商品を売れなくしているのは「社長」かもしれない!?
https://goetheweb.jp/person/article/20241129-nishino-172