ファミリーミュージカル「えんとつ町のプペル」は、何もかもが規格外! 予算はどう回収する? 発明的「打ち手」にたどり着いた、西野亮廣の思考回路とは?

2024年06月23日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2024年06月21日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の座席割のミーティングがありました

 
先日、2025年8月9日〜30日に上演するファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の座席割(各座席のチケット代)のミーティングがありました。
 
公演はまだ1年2ヶ月先なのですが、されど1年2ヶ月先で、僕らのようなベンチャーが挑むには今回の舞台はあまりにも大きくて、そして、僕らは今回のチャレンジでもって勝ちきる(向こう数十年のミュージカルの大定番を作る)つもりでいるので、どれだけ早く準備を進めても時間が足りません。
 
また今回の舞台は、その後に控えている『映画 えんとつ町のプペル』の続編の公開に大きな影響を与えるでしょうから、言ってしまったら「絶対に負けられない戦い」でして…それだけに万全の準備で臨みたく、全西野のスイッチがバッキバキに入っています。
 
先日もお伝えした気がするのですが、とにもかくにも舞台関係者さんは今の西野のオンラインサロンは絶対にチェックしておいてください。
 
ものすごい勢いで実験と検証を繰り返して、新しい打ち手がバンバン出ておりますので、要チェックです。
 
 

「安くしておきました」では完全に消えきらない見切れ席の問題

 
さて。
そんなこんなで「ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の座席をどう分けるか? そして、値段をどうするか?」というミーティングがおこなわれたわけですが、その中で、ちょっとユニークな動きがあったので共有させていただきます。
 
舞台やライブを観に行かれる方なら御存知だと思いますが、舞台には「見切れ席」というものがありまして…これは「ステージのサイド(横っちょの方)」に位置する席で、「他の席に比べてステージの全貌までは観ることができない席っす!」という感じの「申し訳ない席」です。
ステージが観れないことはないのですが、上手見切れ席であればステージの上手側は観れないし、下手見切れ席であればステージの下手側は観れないので、その分、ちょっと値段が安かったりします。
ミュージカルの場合だと、もう何度かご覧になられて、ストーリーを知っているお客様が「音楽」を聴く為に利用されたりすることもありますが、基本的には、「ステージ全体を観ることができない」という少しネガティブな香りが残る席なんです。
 
僕自身、見切れ席に座ることもあるのですが、「全てを観ることはできなかったんだな」という後味の悪さが残って、それは「見切れ席なので安くしておきました」では完全に消えきらないんです。
なので、今回はこの問題をなんとかしたいなぁと思いました。
 
(続きはこちらから【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】

ファミリーミュージカル「えんとつ町のプペル」は、何もかもが規格外! 予算はどう回収する? 発明的「打ち手」にたどり着いた、西野亮廣の思考回路とは?

https://goetheweb.jp/person/article/20240621-nishino-149

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