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本年度No.1の大傑作! 映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』がヤバかった!! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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ここまで震えたのは『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』以来
昨日、映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』を観てきました。
北朝鮮からの脱北を計画するファミリーにカメラを向けたドキュメンタリー作品なのですが、これはもうね…ドキュメンタリー作品としては間違いなく本年度No.1作品です。
まだ2月なのに『本年度No.1』と言い切っちゃって間違いないです。
#すでに世界中で評価されていますが
ドキュメンタリー作品を見て、ここまで震えたのは『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』以来で、あれも、もう10年ぐらい前の作品なので、めちゃくちゃ久しぶりのスマッシュヒットです。
『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』は、どちからというと、バンクシーという存在(活動内容)に「やられたー!」となったのですが、今回は、そうじゃないんです。
脱北のリアル、そして、映画にして世界中に問いかけたクルーの覚悟と粘り
本作品は本編が始まる前に、「本作品の中に再現映像はありません」という案内が出ていたので、一応すべて“脱北の現場で撮影された映像”なのだそうで、それもあって(スマホで撮影しているのもあって)、脱北のリアルと、北朝鮮の実態が最初から最後までグサグサ刺さってくるのですが、個人的に何より響いたのは、「脱北を計画するファミリーにカメラを向ける」と企画し、実行し、こうして映画にして世界中に問いかけたクルーの覚悟と粘りに震えました。
北朝鮮から外に出ようと思ったら、北から行くルートしかないそうで(直接、韓国に抜ける南ルートは危険だらけ)、川を渡って中国に抜けて、中国を横断して、ベトナム、ラオスを越えて、タイまで抜けなきゃいけないそうで…そもそも、こんな脱出劇は素人には無理なんです。
なので、『ブローカー』と呼ばれる脱北をサポートしてくれるプロを雇わなきゃいけないのですが、今回、脱北する北朝鮮のファミリーの生活を見るかぎり、とても『ブローカー』を雇うお金を用意できるとは思えない。
逃げている途中に、ブローカーからオプションで「800万ウォン(80万円)」ぐらいを請求されていたので、トータルの脱北の費用は、かなり大きな額だと思います。
『ブローカー』もプロとはいえ、命懸けなので。
なので、映画の制作チームから「『ブローカー』を雇う費用を負担するので、そのかわりに脱北の様子をスマホで撮影して」という条件が出されていたと思われます。
もし、そうだとしたら、映画制作チームも脱北の手伝いをしているわけで、そこには大きなリスクがある。
彼らは、そうまでして、北朝鮮の現実を世界に届けようとしたわけで、映画館を出た後、「はたして自分はこの覚悟で仕事に臨めているかなぁ」と自問自答しました。
あと、そもそも(言うまでもありませんが)編集がメッチャうまい!
中だるみする時間帯は全く無かったし、音の差し込み方も煽りすぎない感じで素晴らしかったし、あと、何より説教臭くなかった。
ここ大事ですよね。
映画にした理由は、エンターテイメントにのせた方がたくさんの人に、この事実を届けられるからであって、今回の作品は、そのラインがキチンと守られていた。
スリラー映画、パニック映画としての面白さ、エンタメ要素もキチンとありました。
やっぱり考えさせられたのは…
そして、やっぱり考えさせられたのは、ただ生まれた場所が違っただけで、こんなにも厳しい人生を強いられてしまう人がいる現実です。
北朝鮮の過酷さは知っているつもりでしたが、想像以上でした。
そして何より偏った教育の恐ろしさ。
ここに関しては作品を観てみてください。
これは外の世界を知らない日本人にも思い当たるフシがあります。
とにかく、北朝鮮や脱北の現実を知りたい人も、自分が本気で生きられているか確認したい人も、映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』は是非観てください。
ちょっと言葉を失うレベルの傑作です。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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