タモリさんみたいな「待ち合わせ場所」

2023年09月16日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/614264

タモリさんのような「待ち合わせ場所」 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/614264

 
 

バンドザウルスの西野のメインの仕事は「まるで仕掛け人のような顔をする」

 
今日は皆さん大好き「バンドザウルス」のお話です。
 
「バンドザウルス」というのはメンバー全員が恐竜バンドで、今年1月に結成しました。
 
アーティスト写真を毎日Instagramに投稿しているのですが、このアーティスト写真は実は「お客さん」がAIで生成してくださっています。
 
バンドザウルスは、バンドの為に献身的に動いてくださるこういったお客様のことを「肉」と呼んでいるのですが、この「肉」達ときたら、メンバーのアーティスト写真だけでは飽き足らず、バンドザウルスのNFT(子供恐竜のイラスト)もAIを使って毎日生成してくださる始末で、おかげ様でNFTのオークションが毎日おこなわれています。
 
「肉」がNFTを作って、「肉」が購入する…という謎プレイが展開されているわけですが、さすがにそのNFTの売上を西野や CHIMNEY TOWNの懐に入れるのも違うので、NFTの売り上げは全額、恐竜達の保護活動に充てられております。
 
ここまで話を聞いた人の中には「よくよく聞いてみたら、西野は、ほぼ何もしてねーじゃねえか!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、その見立ては正解で、僕は、ほぼ何もしてないです。
 
バンドザウルスの僕のメインのお仕事は「まるで仕掛け人のような顔をする」です。
 
まぁ、最初からフザけ倒しているバンドザウルスのことですので、やはり(バンドを組んでおきながら)音楽活動をするつもりがあまりなく、音楽から逃げ続けてきたのですが、ヒョンなことから幕張メッセでデビューライブをすることが決まってしまいまして…現在は、以前に比べると精力的に活動させてもろてます。
 
 

トップクリエイターほど「人」で仕事を選ぶ

 
以上がこれまでの経緯で、今日の本題はここからです。
 
バンドザウルスをやっていると、「なるほどなぁ」の連続なのですが、中でも個人的には一番面白いと思っているのが、「トップクリエイター達が結構簡単に力を貸してくださる」という部分です。
 
20年以上エンタメを作っているとイヤというほど思い知らされるのですが、トップクリエイターさんほど「人」で仕事を選ぶんですね。
 
「アイツとは仕事をしたくない」とか「アイツの仕事は問答無用で引き受ける」とか。
 
「楽しく仕事をしたい」というのもあるでしょうし、自分のブランディングもあるのでしょう。とにかく「お金」は2の次で、とにかく「人」なんです。
 
なので、キャスティングの会議って意外と難しくて、「Aさんをキャスティングすると、Bさんがキャスティングできなくなる」みたいなことが多々あります。
 
水面下ではパズルのような作業がおこなわれているんですね。
 
おそらく僕も影では「西野とは仕事をしない」みたいなことは、そこそこ言われていると思います。
 
古い業界の人達には結構嫌われていると思います。
 
「何かよく分からないけど、アイツは何か怪しい」とか「アイツは詐欺師なんでしょ」とかいう、アレです(笑)
 
新しいことに挑戦する以上、ここはもう仕方ない部分なのかなぁと思っています。
 
ちなみに、僕は2017年にCHIMNEY TOWN(当時の社名は「株式会社にしのあきひろ」)を立ち上げたのですが、あの時はUFJ銀行で会社の口座を作ってもらえませんでした。
 
会社のサービス内容みたいなのを書く欄があって、そこに「オンラインサロン」や「プロセスを販売」とバカ正直に書いたところ、「なんか怪しいですね」みたいに思われちゃって、フラれてしまいました。
 
当時、「オンラインサロン」なんて誰も知らなかったし、プロセスエコノミーみたいな概念も(皆さんの中には)無かったんです。
 
銀行さんにフラれておきながら、銀行さんにコンコンと説教したことを覚えています。
 
「こんな簡単な目利きができないで、将来どーしていくつもりだ!(怒)」という。
 
クレーマーもいいところですね(笑)
 
 

「恐竜」だったから、トップクリエイター達が結構簡単に力を貸してくださる

 
話を戻します。
 
まぁ、そんな感じで、僕も勿論のこと、皆さんも、いろんな理由で「アイツとは仕事をしたくない」と思われていたりなんかして、(スタッフを含む)キャスティングというのは、いつも難航するわけですが、それもこれも「人」が真ん中にきた場合の話で、「恐竜」だったら、それが無いんです。
 
自分ブランディングに厳しい人も「恐竜? なんか面白そう」みたいな感じで、自分の仕事のポートフォリオに恐竜が入ることをまるで嫌がらないんです。
 
正直、トップクリエイター達がここまでサクサクと力を貸してくださるアーティストは本当にいなくて(いるとしたら「タモリさん」ぐらい?)、なので、バンドザウルスはいつも謎にクオリティーが高いんです。
 
この話の流れでお見せできないのが心苦しいのですが…10月20日あたりに、バンドザウルスのMVが出るのですが、これ、絶対に見てください。
 
映像作品としてのクオリティーの高さが爆発しております。まだデビューすらしていないバンドなのに、このクオリティーはありえない。
 
「アーティスト(待ち合わせ場所)が『人』じゃなくて『恐竜』だったから、いろんな垣根を越えて、トップクリエイター達の競演がバンバンおきていますよ」というお話でした。
 
 

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★iPhoneの場合
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→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
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