アホみたいな靴下が1日で1000足売れた理由
スタートは「広さ」よりも「深さ」を取る
2023年4月16日(日)の朝に、紀伊国屋書店 新宿本店さんで、『夢と金』のサイン会が決まりました。発売日が「4月19日」なので、発売日よりも3日も早く『夢と金』をゲットできるチャンスだったりします。(※整理券は完売しています)
幻冬舎さんからは「参加者を500人にして、『手渡し会』にしますか?」という選択肢も用意していただいていたのですが、『手渡し会』だと、たくさんの方に届くかもしれませんが、一方で、コミュニケーションをとれる時間が本当に短くなってしまうので「300人限定のサイン会にさせてください」とお願いしました。
さて。
『毎週キングコング』を観ていただけると分かりますが、YouTubeにドップリ浸かっている人はYouTubeのことしか知らないし、僕は僕でテレビの人気者を知らないし、ほとんどの人は「東京ドームでライブをしているアーティスト」の曲を一曲も知らない。
僕らが知っているのは「友達まわりで流行っているもの」で、これだけメディアや娯楽が増えた今の時代は「応援してくれる仲間(セカンドクリエイター)」が、より大きな意味を持つようになりました。
サイン会に来てくださったお客さんが、友人に『夢と金』を薦めてくれるのが一番で、そう考えた時に、“スタートの人数”が少なくなったとしても「西野亮廣を応援しよう」と思ってもらった方が遥かにイイ。
そんなこともあって、「手渡し会」ではなくて、「サイン会」にさせていただきました。
これは、「本屋さん」に対してもそう。
以前、どこかで、お話しさせていただきましたが、今回は『キンコン西野のサイン本屋さん』で、『夢と金』のサイン本を出してません。
いつもなら、「数ヵ月前からサイン本の予約をとって、発売日に一気に数千冊を送る」ということをやっていたのですが、今回は無し。
#新刊のキャンペーンが落ち着いたら始めると思いますが
理由は「本屋さんに足を運んでもらう為」です。
Voicy等で「サイン会やりまーす! 来てくださーい! サイン会の整理券はコチラのリンクからゲットしてくださーい」とアナウンスしているわけですが、サイン本を300冊届けるだけならば、自分のECサイト(キンコン西野のサイン本屋さん)のリンクを貼って、そちらにお客さんを誘導した方が てっとり早いどころか、もっともっとたくさんのサイン本を届けることができる。
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】)
【西野亮廣】娯楽・情報がどんどん細分化する時代、「新規顧客」はどこにいる?→「“目の前のお客さん”の隣にいる!」
https://goetheweb.jp/person/article/20230414-nishino-89