『接触回数』と『接触時間』、大切なのはどっち?
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自分とやりとりするメリットを提供できてないのに、何やってんだ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「バンドザウルス」のNFTプロジェクト、いよいよ明日スタート!
皆さん大好き「バンドザウルス」のNFTプロジェクトが、いよいよ明日スタートするということで、肉界隈が盛り上がっております。
「肉」というのは、バンドザウルスのお客さんのことですね。
ちなみに、バンドザウルスのお客さんがバンドザウルスの為におこなう運動のことを「肉活」と呼んでおります。
ちなみに、僕も毎日肉活をしておりまして、この間、仕事の生産性は明らかに落ちています。
これはもう諦めるしかないと思っています。
たった今、「肉界隈が盛り上がっている」と言いましたが、これはまだ全然明るみになっていないのですが、僕がお仕事で御一緒させていただいているクリエイターさんまわりもそこそこ盛り上がっておりまして、皆、箸休め的にバンドザウルスに時間を割いてくださるんですね。
「こういう見せ方がありますよ」という感じで、参考資料を送ってくださる方もいれば、実際に、関係各位に「バンドザウルスという企画がありまして…」とボランティア的に話を持っていってくださる方もいる。
とにかく、表も裏も、皆ちょっと狂っちゃってるんです。
面識の無い人から「やりたいです!」とだけ言われても、選びようが無い
そんな中、「これはもうメチャクチャ大事!」「たったこんなことでチャンスを失っちゃダメ!」ということがありまして、今日はそちらを共有させていただきます。
それが、今日のタイトルの『自分とやりとりするメリットを提供できていないうちから、やりとりを増やすな』なんですけども…
まず、大前提として「バンドザウルス」なんて、まだ何者でもありません。
しかしながら、ありがたいことに、面白がってくださる方がかなりいます。
これがバンドザウルスの現在地です。
そんな中、『毎週キングコング』で「バンドザウルスの曲とか作ってくださる珍しい方がいれば、お声がけください」という話をしたところ、かなりたくさんのアーティストさんからInstagramのDMやら、ツイッターのリプやらで、「やりたいです!」というお声をいただいたんです。
もちろんメチャクチャありがたいんですけども、そのうちの8割ぐらいの人が「やりたいです!」だけなんですね。
いや、知り合いだったらいいですよ?
「どれだけできる人なのか?」を知っているので。
でも、まったく面識の無い人から「作曲をやりたいです!」とだけ言われても、コッチからすると判断基準が無いわけじゃないですか?
「普段、どんな曲を作られている方なのか?」
「そもそも曲を作ったことがある方なのか?」
それが何も分からない。
その人のアカウントに飛んでも、つまんね夜飯の投稿しかしていないから、曲に辿り着かない。
これでは選びようが無いんです。
さらにクセが強い例として、「作詞・作曲は僕、全然やりますんで、興味があればお声がけください。僕の詞と曲を送ります」というのがあって……ちょっと待て!
まず大前提として、判断できる材料が無いので興味は1ミリも無い。
厳しいことを言うと、「こちらから貴方に連絡するメリットは今のところ1ミリも無い」という状況で、なぜ、やりとりを続けることを前提としたアプローチをする?
履歴書も何も用意せずに会社の面接に行って、「なんでも質問に答えますよ」と言ってるようなもので、質問といえば「どうやったらお帰りいただけますか?」ぐらいしか無い。
まだ何者でもない人のチャンスは一回しか無い
以前、「表現者(フリーランス)は自分のポートフォリオを用意しておけ」という話をさせていただいたのですが、そこに付け加えるとするのであれば、「ポートフォリオはファーストコンタクトで出せ」です。
何故なら、まだ何者でもない人のチャンスは一回しか無いから。
社会というのは、もっと言うとエンターテイメント業界というのは、代わりがいくらでもいて、学校と違って、自分に時間を割いてくれないんです。
仕事で海外に行くじゃないですか?
そこでスタッフやキャストと顔合わせするわけですけども、もう一発目で惚れさすか、興味を持たせなきゃいけないんです。
「お仕事は何をしてるんですか?」という質問に「絵描きです」と返すのであれば、
自分のスマホの待受を自分の絵にするか、
絵だけを投稿しているInstagramをすぐに開けるようにしておくか、
画像フォルダーの一番上にお前の作品集を用意しておけ。
「Instagramやってるんで、興味があったらフォローしてください」じゃなくて、その場で見せろ。じゃないと、興味は生まれない。
大切なので、もう一度言いますよ。
まだ何者でも無い人間、これから自分を売り込まなきゃいけない人間には「やりとり」なんて用意されてないんです。
あるのは「一回の表」の攻撃だけ。
そこで力を温存してしまうと、一生温存することになるので、「こういうものです!」というファーストパンチを入れなきゃダメ。
ぶっちゃけ、「バンドザウルス」には選ばれようが選ばれまいが、どうだっていいと思うのですが、ただこの先、あなたの人生で「ファーストコンタクトで決めきらなきゃいけない局面」というのは必ずやってくる。
相手が強い人、強い会社ほど「お返事」がある前提で会話を進めちゃダメ。
「能ある鷹は爪を隠す」とか言いますが、現代は「隠す」か「出す」の二択じゃないです。
「出して、磨く」の一択です。
というわけで今日は「今のところ誰もお前に興味が無いんだから、出していけよ」というエールでございました。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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