社長が「売れない商品」を作る惨劇!
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/469652
AI時代。クリエイターはどう生きるのか? | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今、どんな未来が見えているかというと…
「こんな未来が来る」というのは結構予測できるのですが(場合によっては強引に引き寄せることが可能なのですが)、「いつ来るか?」というのは、ちょっと読めないところがあります。
実際、日本にクラウドファンディングという選択肢が浸透するのも、もうちょい早い(2015年頃かなぁ)と思っていたのですが、全然そんなことなくて、コロナが来たあたりでようやく一般化しました。
つまり、タイミングばっかりは全然読めてなかった。
ただ、普通に考えて、SNSで全員が発信できるようになっていましたし、2011年の時点でYouTubeや何やらもとっくに出てきていましたから、個人が発信力を持って、個人が資金調達をする時代が来ることは明らかだった。
それなりにアンテナを立てている人なら、「クラウドファンディング」が選択肢の一つになるのは見えていたと思います。
翻って今はどんな未来が見えているかというと(これもまた時期は見えませんが)、確実にやってくるのは、以前、オンラインサロンでも書いたのですが、「国民全員がクリエイターになり、新作(オリジナル作品)がコモディティー化する未来」です。
難しい横文字を使って嫌ですけども、「コモディティー化」というのは、日用品のように一般化してしまって、品質での差別化が困難になる状態のことです。
これまで「作品を作る」というのは特殊な技能が必要であったから、「一部の人が作って、その他大勢が観覧する」という感じになっていましたが、AIによって、主婦でもプロ顔負けのイラストが描けるようになってしまって、こうなってくると、新作(オリジナル作品)の参入障壁がグンと下がって…つまり、オリジナル作品は誰でも作れるようになるので、オリジナル作品の価値が下がる。
相対的に、「ナツメロ」とかの価値は上がるでしょう。
さすがのAIも、「思い出」は作ることができないので。
このへんの考察は数ヵ月前のオンラインサロンの記事でみっちり書いているので、そちらでご確認ください。
とにかくまぁ今お話しした未来は遅かれ早かれ確実に来ます。
断言していいです。
確実に来る。(笑)
クリエイターは、どこに身を置いておくか?
このことを踏まえて、「クリエイターは、どこに身を置いておくか?」というのが重要になってくるわけですが、すっごい雑に言うと、「一般のお客さんがクリエイターとして参加したくなるゲームを作ること」が重要になってくると思います。
これもまた昨日のオンラインサロンの記事で詳しく書いたので、そちらをご確認ください。
「一般のお客さんがクリエイターとして参加したくなるゲーム」と聞いてピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、そうです、僕のまわりだと「バンドザウルス」がそれなんですね。
バンドザウルスのInstagramに毎日上がっている写真は、お客さんがAIで生成したもので、それに対して、お客さんがコメントで大喜利(写真で一言)をしているのがバンドザウルスのInstagramです。
ここに、僕のクリエイティブは1ミリも入っていません。
【バンドザウルス公式Instagram】
https://www.instagram.com/band_saurus/
ちなみに2月10日からスタートするバンドザウルスのNFTも、これまたお客さんが作ったものなんですね。
運営側の仕事としては、「選んでいる」ということぐらい。
「お客さんが作ったものを、お客さんが買う」という現象が起きているわけですが、それもこれも、AIがクオリティーをサポートしているからです。
「バンドザウルスとは何か?」ということを考えると面白いと思うのですが、バンドザウルスって、「規格」とか「枠」とか「ゲーム」とか「土台」なんですね。
「作品」じゃないんです。
ここからは、こういう「お客さんがクリエイターとして参加したくなるゲーム」が重宝されていくと思います。
ただ。
じゃあ、現代のクリエイターが「OK!お客さんがクリエイターとして参加したくなるゲームを作ればいいのね」で話を進められるとは思えなくて…というのも、自分のクリエイティブを確立していないと、クリエイターの気持ちが持たない。
「あれ? 俺、なんか企画屋みたいになってね?」「企画屋みたいに思われてんじゃね?」という感じで、クリエイターの矜持が揺さぶられて、「これでいいんだろうか?」となる。
僕が「バンドザウルス」を全力で面白がれているのは、その裏で、クリエイティブの本丸にお客さんを立ち入らせない映画やミュージカルを作っているからです。
「どうだ!これが僕の作品だ!」と言えるものを持っているから、バンドザウルスに関しては「どうぞどうぞ」と、気持ちよくクリエイティブを明け渡せる。
話をまとめると、AI時代のクリエイターには「お客さんがクリエイターとして参加したくなるゲーム」を作ることが求められるようになるけれど、それをやるには、自分の代表作みたいなものを持っておかないと気持ちが持たない。
つまり、「お客さんクリエイティブ」と「自分クリエイティブ」の両輪で走る必要がある…というのが僕の見立てです。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合 →画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合 →画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】 LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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