「支援×NFT×メダル」の相性は良いけど…

2023年02月04日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/467325

「支援×メダル×NFT」の相性は良いけど…… | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/467325

 
 

支援×NFT×メダルの相性は良かった

 
毎週金曜日に、『CHIMNEY TOWN GIFT』という、子供施設に絵本を贈ったことを証明する支援NFTが出ているのですが、ありがたいことに、これが好評なんです。
 
「子供施設に絵本を贈ったことを証明する支援NFT」を、もう少しだけ噛み砕いて説明すると、「売り上げが、子供施設の絵本プレゼント代に使われる記念メダル型のNFT」です。
 
贈った絵本の冊数と、寄贈先がメダルに刻印されています。

絵本支援NFT MCREW DANCE STUDIO

https://chimneytown.net/products/mcrew-dance-studio-197

そして、CHIMNEY TOWN DAO(NFTを中心としたコミュニティー)としては支援NFTの第二弾となる『CHIMNEY COFFEE BASE』が一昨日スタートしました。

こちらは、ラオスのコーヒー農家さんを支援するNFTなんですけども、こちらも好評で、すでに50名以上の方が、この「支援メダルNFT」を購入してくださったそうです。

CHIMNEY COFFEEがNFTを用いた海外のコーヒー農家支援プロジェクト『CHIMNEY COFFEE BASE』を始動。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000101866.html

絵本支援のNFTに関しては去年の12月頭から毎週出してきて、今の結果なので、このあたりで、中間報告として出しちゃっていいと思うのですが、今日のタイトルにありますとおり、「支援×NFT×メダルの相性は良かった」…といったところです。
 
NFTのウォレットは「購入履歴」であり、「私はお金をこれに使っています」という履歴書なんで、ぶっちゃけ、「支援」と「NFT」の相性が良いことは、NFTを触っている人ならほぼ全員分かっていたことだと思うんです。
 
良かったのは(自画自賛になるのですが)、そのNFTを「メダル型」にした点で…これ、購入された方は皆同じ気持ちだと思うのですが(僕も買っちゃいました)、偉いもんで、「メダル」ってコレクションしたくなるんですね。
 
言い換えると(ここが今日のポイントです)、「支援」をコレクションしたくなるんです。
 
これは明らかに「メダル」がそうさせてるんです。
 
 

「救えるハズの人が、たったの知識不足で救えていない」のが勿体無い

 
今、フンワリと企画レベルであがっているのは、各地にある御神木の保護を目的とした支援NFTです。
 
売り上げが、御神木の保護に使われる支援NFTですね。
 
「今年の縄文杉を守ったのは俺です」と言えるやつ。
 
それでいうと、同じノリで、動物保護のNFTとか、高齢者支援NFTとか、障がい者支援NFTとか、それぞれ「メダル型」で出してもらえたら、集めたくなる。
 
この「いろんな支援(支援の履歴)を集めたくなる」という感情って、支援したことが履歴として残り続けること(技術)が前提となるので、おそらく人類史で初めての感情だと思います。
 
この面白さと、面白さついでに優しい世界が具体的に展開されている面白さを、一人でも多くの方と共有したいのですが、まだ世間的には「NFTって何?」というレベルなので、今回もまた「勿体無いな」と思っています。
 
「勿体無い」というのは、「救えるハズの人が、たったの知識不足で救えていない」ということに対しての「勿体無い」です。
 
世間に浸透するには、また4〜5年ぐらいかかるんじゃ無いかなぁと見ています。
 
 

「規格」や「トーン」が合っていないのは勿体無い

 
とはいえ、NFTを触っている人は、今、各々「支援メダルNFT」を出されていたりして、それはすごく良いことだなぁと思います。
 
ただ、傍から見ていると、「そこ、ミスってるよ」というところはあって、それは何かというと、各々のデザインでやりすぎちゃっているところです。
 
各々がデザインすることは良いこと…というか当然なんですけども、ちょっと表現が難しいのですが、同じ「メダル」でも「トーン(毛色)」を統一しないと意味無いんです。
 
自分のオリジナルキャラクターを、そのままプリントしただけのメダルって、自分のファンしか買わないんです。
 
メダルも、切手も、あれって「規格」はもちろんのこと、「トーン」が統一されているから、集めたくなるんですね。
 
たとえば、切手だと「少しくすんだ色味」や「レトロ感」で統一されていて、そんな中、「ビビットカラー」の切手が出ても、買いたくない…というか、これまで買った切手の隣に、並べたくないんですね。
 
なので、支援メダルNFTをやっている人は結構出てきましたが、自分のエゴを抑えきれずに、メダルの中にルールを設けずに好きな絵を描いちゃっているので、「メダルコレクション棚に並べたくない」という理由で排除されちゃってるんです。
 
これはメチャクチャ勿体無いと思います。
 
「そもそも、何の為の支援メダルNFTなの?」という穴にハマっちゃってる。
 
「ルールを設けずに好きな絵を描く場所」はココじゃないんです。
 
ココは、「困っている人・弱っている人を助ける為には、どういうデザインにすればいいか?」という問いに答える場所なので。
 
「エリザベス女王の横顔」「リンカーンの横顔」みたいな、あるいは「イーグル」とか「天秤」とか「パルテノン神殿」みたいなトーン(海外の通貨のトーン)のメダルが並んでいる中、カラフルな萌え系の美少女キャラが描かれたメダルとか本当に要らないです。
 
隣に並べたくないんです。
 
それは「カラフルな萌え系の美少女キャラがダメだ」というわけじゃなくて、「トーンが合っていないことがダメだ」ということです。
 
支援メダルNFTを作られる方は、これからチョコチョコ増えてきそうなので、「メダルを出せばいい」ということじゃなくて、「規格」と「トーン」を合わせることが大切だよ…というお話でございました。

  
 

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