ハリウッドの登壇イベントで盛り上がったNFTの話

2022年11月02日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/413410

 
 

「謎のリンクを開いて、NFTを盗まれる」詐欺に注意!被害に遭われた方はDAOのアンケートにご協力下さい
 

プペルのNFTの取引量が世界一になった裏で、「のっとり」やら「なりすまし」からの詐欺被害の報告も出ております。
 
くれぐれもお伝えしておきますが、CHIMNEYTOWNが新しいNFTを出すときは必ず(他の誰もなりすますことができない)西野の口(Voicy)から発表します。
 
なので、それ以外のものは全て偽物ですので、くれぐれもリンクを開かないようにしてください。
 
「謎のリンクを開いて、NFTを盗まれたー」という報告が数件あったので、昨日の14時15分に僕が初めてチムニータウンDAOに参加させていただいて、そこで諸々状況の確認をとらせていただきました。
 
今、チムニータウンDAOでは被害に遭われた数名のメンバーに向けてアンケートのご協力をお願いしているのですが、そこで色々と見えてきたのは、僕らが確認しただけでも、僕ら以外に、あと二つのコミュニティーで同じ手口での詐欺被害が出ています。
 
 
そのコミュニティーでも言われていることは同じで、「くれぐれも変なリンクは開かないで」なのですが、これは「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺」もそうですし、あとは、よくある「当選しました!おめでとうございます!」みたいな詐欺同様、御注意いただきたいと思います。
 
 
チムニータウンDAOのアンケートは本日いっぱいで締め切らせていただこうと思います。
 
「NFTは自己責任」とはいえ、少なくともチムニータウンDAOのメンバーに対しては何かしてあげられることがないかなぁとチョット考えているので(※何もしてあげられないかもしれないけど)、今回、被害に遭われた方はアンケートのご協力を宜しくお願いいたします。
 
「誤ってリンクを開いちゃったけど、そもそもウォレットにNFTを入れてなかったので無事でしたー」という方はアンケートに答えていただかなくて大丈夫です。
 
次回から気をつけてください。
 
御本人がアンケートの存在に気づいていないケースもありますので、皆で呼び掛けていただけると助かります。
 
アンケートの締め切りは本日いっぱいです。
 
 

今日は、ハリウッドで開かれたパネルディスカッションの模様を共有
 

そんなこんなで、今日は、先日ハリウッドで開かれたパネルディスカッションの模様を皆様に共有させていただこうと思っています。
 
映画祭の一環としておこなわれたコチラのパネルディスカッションのテーマは『Web3×エンターテイメントの可能性』で、登壇者は僕の他にあと2名。
 
通訳の方を入れて計4名でおこなわれました。
 
NFTの事業を進めている会社の代表と、様々なキャラクターのIP(知的財産権)を取り扱っている会社の代表と、日本からは兵庫県川西市出身の謎の男です。
 
 
で、アメリカのエンタメシーンのNFTの現在地を言うとですね…まぁ、ご存知の方も多いかと思いますが、NFTは過去に大体3回ぐらい大きな山(盛り上がり)があって、一つはビープルというアーティストの絵が75億円ぐらいで落札された時の「NFTアートの山」です。
 
この時は、Twitterの創業者のジャック・ドーシーの初ツイートが3億円で売れたりもして、沸きに沸いてました。
 
CHIMNEYTOWNが初めて絵本のNFTを出したのも、この後ですね。
 
で、二つ目の山としては、バスケットボール(NBA)の、まぁ、いわゆる「トレーディングカード」のNFTも凄く盛り上がりました。
 
こちらは、チームの収益を支えるぐらいの盛り上がりで、スポーツビジネスの新しい収益源として、すごく注目されました。
 
で、三つ目の山が去年の秋ぐらいから、今年の春先にかけて盛り上がったPFP(SNSのプロフィール画像)の山ですね。
 
これは、皆さんも、Twitterのプロフィール画像なんかで馴染みがあるかと思います。
 
 
これらの盛り上がりは今はすっかり落ち着いて、アメリカでも全然「NFTなんて詐欺だー」という人はいるのですが、先日のパネルディスカッションでは「NFT」という手段が相変わらず注目されていて、「投機筋が抜けた」という結論であって、「NFTが終わった」という結論にはなっていませんでした。
 
むしろ皆、ものすごくNFTに可能性を感じていました。
 
これは僕もまったく同感で、「投機筋向けのNFTが長持ちしない」ということは、この1~2年で証明されたわけで、そこには全く興味がなくて、部屋にフィギュアを並べる時のような「自己満足のニーズ」と、あとはやっぱり「手段」としての可能性はものすごく感じています。
 
 
今回登壇したメンバーや、そこに集まったお客さんは皆そんな感じで、そこで話に上がったのが『IP(知的財産権)とコミュニティー』です。
 
「これから世界で戦おうと思った時に、この二つを持ってないと話にならないよね」というのが参加者全員の総意で…そして日本人にとっては少し耳の痛い話をすると、「日本人ってコミュニティーをナメすぎている」という話にもなりました。
 
「もう『個の時代』なんてとっくに終わっているのに、日本だと2022年になってもまだ言っている人がいるし、まだまだガンガン個人プレーに走っちゃうキライがある」と。
 
「日本で『コミュニティー』とか言ったら、詐欺師扱いされるよ」と日本の現状をお伝えすると、皆さん、「何故だ?」「じゃあ、どうやって生きていくつもりなんだ?」と大爆笑してました。
 
ホントにそのとおりだと思います。
 
 

コミュニティーが何故必要か?僕なりに言語化すると…
 

「コミュニティーが何故必要か?」ということを、僕なりに言語化すると、「信じることで価値を創造するには、人数が必要だから」です。
 
 
これ、『お金』とかがまさにそうなんですけども、一万円札って、一枚17円ぐらいでできているんですね。
 
でも、今、あの17円の紙ペラを1万円として使えてるじゃないですか?
 
それは、たくさんの人があの17円の紙ペラに「1万円の価値がある」と信じているからであって、たった1人が信じたところで、それは17円の紙ペラのまんまなんですね。
 
 
この「多くの人が信じて生み出した価値」こそが、工場で『機能(便利なモノ)』を大量生産している大企業がハックできない部分で、この時代に生きる僕たち弱者の生存戦略の一つは、まさにこの『共同幻想』の創造です。
 
もう世界の『機能競争』の勝負はついているので、僕らに残されたのはココなんです。
 
 
それには、コミュニティー(人数)が絶対に必要なんですね。
 
なので、「コミュニティーを持たないNFT」の価値は下がっちゃう。
 
 
僕らの世代で言うと『ビックリマンシール』が共同幻想そのもの。
 
「お前、『ヘッドロココ』持ってんのかよー、ええなー!」とか(笑)。
 
実際、あの「30円のチョコレートに付いてきたシール」が何万円とかで売られてたりする。
 
 
僕らはまず、スクラムを組んで自分達の「ノリ」を作ることが大切で、そこにブラ下がる形で仕事を生む…というのが、ここからの勝ち筋なのだと思います。
 
 
今日のオンラインサロンの記事は、「こういうNFTを仕掛けるといいかもね」という話をさせていただこうと思います。
 
興味がある方は覗いてみてください。
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合 →画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合 →画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】 LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 

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