『行動できない人』が行動できない一つの仮説

2022年06月30日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/348143

『行動できない人』が行動できない理由 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/348143

今日は、「『行動できない人』が行動できない一つの仮説」というテーマでお話ししたいと思います。
 
データをとったわけじゃないので「仮説」という言い方をさせていただいていますが、これはもう結論だと思っていただいて大丈夫だと思います。
 
 
本題に入る前にお知らせです。
 
 

お知らせ!7月3日Youtube全編無料公開ミュージカル『えんとつ町のプペル』

 
いよいよ、3日後に迫ってまいりました。
 
7月3日の19時からミュージカル『えんとつ町のプペル』のYouTubeチャンネルで、昨年11月におこなったミュージカル『えんとつ町のプペル』の日本公演の模様を最初から最後まで全編無料公開します。
 
やっぱり、ミュージカルって、馴染みがない人には、ずっと馴染みがない世界で、それでもってチケット代も決して安くないので、なかなかチャレンジしにくい。
 
この問題は神様がいつか解決してくれるものではなくて、誰かが覚悟を持って切り込まないと、いつまでたっても解決しない。
 
つまり、ミュージカルと、ミュージカルに興味がない人の差はいつまで経っても埋まらない。
 
というわけで、スタッフが本当に走り回ってくれて、そして、各事務所さんにご理解・ご協力いただいて、この度、ミュージカル『えんとつ町のプペル』をYouTubeで全編無料公開する運びとなりました。
 
英語字幕も入っているので、海外の方でもお楽しみいただけます。
 
当日は、YouTubeをテレビに繋いで、部屋を暗くして、家族皆で楽しんでいただけると、すっごく嬉しいです。
 
ちなみに僕は僕で都内でライブビューイングみたいなことをするので、生配信のチャット欄にも参加します。
 
すでに、全編無料公開の動画は立ち上がっていて、カウントダウンが始まっております。
 
忘れないように、視聴予約(リマインダーON)しておいてください。 
 
視聴予約をしておいていただけると、キチンと通知がいきますので。
 
そして、もし良かったら、このことを、普段、ミュージカルに触れる機会がない子供達や、海外のお友達に動画のリンクと共にお伝えいただけると嬉しいです。

  

ミュージカル『えんとつ町のプペル』の全編無料公開は7月3日19時です。
 
何卒、宜しくお願いします。
 
 

高須さんと二人で納得してしまった「冷静になったら負け」という言葉

 
そんなこんなで本題です。
 
先日、僕が月に2度、僕のお友達や仕事でお世話になっている方を自宅にお招きして、お酒を呑みながら今やっていることや、これからやることをアレやコレやと話す『スナック西野』というYouTubeの有料チャンネルのゲストに、高須光聖(たかすみつよし)さんが来てくださったんです。

西野亮廣 / Akihiro Nishino

https://www.youtube.com/channel/UCOy5sLcFLqYNqZ1iurp4dCg

高須さんが何者かなんて説明するまでもありませんが、もう超々売れっ子の放送作家さんで、ダウンタウンさんの幼馴染です。
 
僕の中で高須さんは「生まれ変わってなりたい人」のベスト3に確実に入っていて、もう、面白いやら、カッコイイやら、とんでもない人で、とにかく、高須さんの人柄も好きだし、高須さんが仕掛けることが「うわ〜、やられた〜」「うまいこと考えるなぁ〜」ということばっかりで、もう、包み隠さずにいうと、僕は高須さんに憧れてるんです。
 
で、高須さんとは年に1度ぐらいのペースで、「最近、どんなことやってるの?」という感じでお互いの懐を交換する席を設けていただいているのですが、先日の収録でも、そんな話になりました。
 
放送は再来週ぐらいだと思うので、是非、楽しみにしていただきたいのですが…その収録の席で、ポロッと飛び出した、二人揃って、「ほんと、そうだよなぁ」と妙に納得してしまった言葉があったんです。
 
どんな言葉かというと、「冷静になったら負け」という言葉なんですけども(笑)
 
これ、本当にその通りでして…
 
 
たとえば、高須さんって、もう天才だから、面白いアイデアを次から次へと思いつくんですね。
 
いや、「天才」という安い言葉で片付けちゃダメですね。
 
もとい、「四六時中考えてるから」面白いアイデアを次から次へと思いついちゃうんです。
 
でも、高須さんの身体は一つしかないじゃないですか?
 
もちろん、高須さんのスタッフさんもいらっしゃいますが、それでも、「形にするアイデアの優先順位」みたいなものは確実にある。
 
上から順に形にしていくけども、その間も次から次へとアイデアが思いついちゃう。
 
そうすると、「形にされないアイデア」が少しずつ蓄積していくらしいんですね。
 
そこで、数ヶ月間寝かすことになってしまったアイデアをあたらめて見てみると、「なんか、これは違うのかな」と思うんですって。
 
「よくよく考えてみたら、やらない方がいいのかも」と。
 
そこで、「冷静になったら負け」という言葉が飛び出てきたわけですが、僕らが生み出すアイデアや、あるいは身の回りにあるような挑戦って、もう、よくよく考えてしまったら「やっぱりやめておこう」という結論になりません?
 
 

行動する上で、「熟考する」は一番の敵かもしれない

 
僕、飛行機を買ったんです。
 
今、スリランカにあって、ついに日本に運ぶ準備が整って、これから日本に運んで、飛行機を館内にブチ込んだホテルを作ろうかと思っているのですが、「飛行機を館内にブチ込んだホテル」なんて、冷静に考えたら「やらない方がいい」じゃないですか(笑)
 
#そんなこと言うな(笑)

「お金いくらかかるんだよ」という話だし、「どうやって運用していくんだよ」という話だし、「そもそも『飛行機のホテル(泊まれる格納庫)』なんぞに需要あるのかよ」という話で、こんなの酔っ払ってる時にしか進まない話じゃないですか?
 
シラフの状態で会議をしたら「やめましょう」となりますよね。
 
振り返ってみると、テレビの世界から飛び出して、絵本作家になった時もそう。
 
僕、テレビタレントとして死ぬほど売れてたんで、冷静に考えたら「やめない方がイイ」という結論になっちゃう。
 
今、海外にブイブイ仕掛けていますが、これだって、冷静に考えてしまったら、「土地勘もないし、ツテもないし、やめておこう」となっちゃうんです。
 
高須さんも、きっとそんなことがたくさんあったと思うのですが、要するに、「冷静になる前に動かないと動けない」んです。
 
ポイントはですね、僕もそうですが、あの行動オバケの高須さんでさえ、「冷静になってしまったら行動できない」という点です。
 
「行動力」とは何か?
 
これは勿論「行動する力」のことだと思うのですが、もう少し解像度をあげると「制限時間内(冷静になるまで)に半歩だけ踏み出す力」で、行動する上で、「熟考する」は一番の敵かもしれない。
 
なぜなら、制限時間があるから。
 
「熟考」するのは、声をあげてからで、とにかく、「冷静になるまでに踏み出さないと、一生踏み出せない」というのが今日の結論です。
 
「計画が穴だらけの間」、あるいは「勘違いしている間」にGOです。
 
 

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