クリエイティブに必要なのは「締切」
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/327122
ポートフォリオの制作費は絶対にケチるな | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/327122
今日は『ポートフォリオの制作費はケチるな』というテーマでお話ししたいと思います。
お知らせ!『西野亮廣講演会』開催地が続々決定!
『西野亮廣講演会』のお知らせです。
全国各地で続々と開催が決まっています。
6月25日(土)に宮崎、
7月2日(土)に沖縄、
7月10日(日)に大分、
7月16日(土)に豊橋、
8月6日(土)に大阪、
8月20日(土)に熊本、
9月4日(日)に岐阜で、それぞれ『西野亮廣講演会』がございます。
チケットをお求めの方は、『西野亮廣講演会in○○』に地名を入れて、検索してみてください。会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。
「Peatix」のサイトで買えます。
よろしくお願いします。
講演会開催情報
https://kouenkai.chimney.town
お知らせ!今夜配信『スナック西野』ゲストは山口トンボ君!
そして、もう一点。
隔週土曜日に、僕の友人を自宅に招いて、お客さんをそこそこ無視しながら、お酒を呑みながら、お互いが今やっていること(次にやること)をアレやコレやと話す『スナック西野』というYouTubeの有料チャンネルがあるんですけど、本日、配信です。
今回のゲストは、ナンジャカンジャで15年ぐらいの付き合いになる構成作家の山口トンボ君です。
オジサン二人がただただ喋っているだけで、前半は、たいして中身のない内容だったんですけど、後半、メチャクチャ酔っ払っちゃって、僕、ついつい映画『えんとつ町のプペル』の続編のストーリーを喋っちゃってます。
これには理由があって、山口トンボ君との『スナック西野』を、後輩のブロードキャストの房野君というのが見にきていて、その3人で昔、よく呑んでたんですけど、その3人で呑む時に僕いつも「次、こんな物語を考えてて〜」みたいな話をよくしていたんです。
その3人が揃っちゃたので、スイッチが入っちゃったのだと思います。
そんなこんなで、続編のストーリーをガンガン喋っちゃってるので、気になる方は是非、ご覧ください。
山口トンボ君がゲストの『スナック西野』は今夜22時放送です。
よろしくお願いします。
自分を売り込みたい人は、ポートフォリオを持ってないと話にならない
そんなこんなで本題です。
今日は『ポートフォリオの制作費はケチるな』というテーマでお話ししたいと思います。
日常生活ではあまり聞きなれない言葉ですが、「ポートフォリオ」というのは、自分の作品や活動の記録をまとめた「プレゼン資料」ですね。
僕のVoicyでも時々「ポートフォリオを作っておけ」という話をするんですが、とにかく、自分や自分のチームを売り込みたい人は、ポートフォリオを持ってないと話にならない。
僕、今、こっそりと「ウチのチームのグッズの企画&販売を担当してくれるスタッフ」を探しているんです。
僕らの会社は絵本とか、映画とか、ミュージカルとかを作っているので、そういった会場で販売される「かわいいグッズ」があると、お客さんにすごく喜ばれるんですね。
最近だと、コンバースさんとコラボして作ったスニーカーとか、あとはレイングッズもすごく喜ばれました。
ということで、「僕と一緒にグッズを作ってくれるスタッフさん募集!」といった感じで、SNSに投げてみたところ、「やりたいです!」という人がたくさんいたんですけど、届いたのは「熱い気持ち」だけで、ポートフォリオが添付されていないから「その人が何者か?」「何ができる人なのか?」「どんな色や形が好きなのか?」が全然分からないんですね。
こちらからすると、そんな人に、仕事をお願いするのって博打でしかないので、やっぱり、お願いできないんです。
せめて、インスタのアカウントだけでも添付してくれたら、まだ「センス」が分かるんだけど、それも無いとなると、いよいよです。
会社やバイトの面接で『履歴書を出さない』どころか『面接会場にも行かない』みたいな感じです。「じゃあ、どうやって選べばいいのさ」という(笑)。
なので、グッズ制作スタッフはまだ見つかっていなくて、まぁ、気長に探すとして…
とにもかくにも『ポートフォリオ』が大事なんですね。
ミュージカル『えんとつ町のプペル』日本公演映像は世界にプレゼンできるポートフォリオ
そして、今日のテーマである「ポートフォリオの制作費はケチるな」というのは、ポートフォリオを作るのは当たり前の話で、その先、「ポートフォリオは、ちゃんとお金をかけて作れ」です。
結論を先に言うと、「ポートフォリオの制作にお金をかけることほど、結果的に安くつくことはない」です。
それはいつも思っているんですけど、実は今回ほど強く思ったことはなくて、何かというと、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の件です。
先日、発表されましたが7月3日19時に、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』がYouTubeで全編無料公開されるのですが、これは去年の日本公演の模様を撮影したものです。(※英語字幕入り)
厳密に言うと、これって、公演中の様子を撮影したものではなくて、撮影用に劇場をおさえて(休演日にして)、客席を全部どかして、そこにクレーンカメラや、レールカメラを置いて5カメか6カメで撮影したんです。
撮影費用もさることながら、その日は公演をおこなっていないわけですから、この一本の映像を撮るのには、メチャクチャお金がかかったんです。
だけど、僕らのチームの目的は「世界を獲ること」なので、となると、「世界にプレゼンできる素材」を持っておかなきゃいけないので、「絶対に本気で撮影した方がいい」とプロデューサーに言って、撮影しました。
その映像が、その後、どういう仕事をしてくれたのか?
去年11月に日本公演があって、その翌月に僕はブロードウェイとハリウッドに飛んだんですけども、そこで、会う人会う人に、その日本公演の映像を見せまくったんですね。
そうすると「なんだ、これは!」「はやくアメリカでやろう!」という感じで、人が集まってきてくれて…来月にニューヨークで「リーディング公演(関係者に向けたストーリーのお披露目会)」があるんですけども、ちょっと普通じゃ考えられないキャストが集まっているんです。
ブロードウェイの一軍でバンバンやってるような人達です。
当然、お金で動くような人達じゃなくて、彼らが参加する決め手となったのは、日本公演の映像(ポートフォリオ)なんです。
ポートフォリオにかけたお金は後から回収できるから、ケチっちゃダメ
ここでメチャクチャ大事なことがあります。
「作品の強度」が絶対に必要なのは間違いないとして、そこに至るまでの問題として、たとえば皆さん、画質や音質が悪いYouTubeの動画って不快だったりしません?
なんか、見るのに体力が要りますよね。
ポートフォリオもそうなんです。
どれだけ作品に力があっても、たとえばそれが舞台作品で、それを写真や映像でおさめた場合、画質とか音声が悪かったら、見る気が失せるんですね。
見る気を失せさせたら負けなんです。
見ることに体力や気力を使わせすぎたら、負けなんです。
せっかくの「ポートフォリオ」が、「ポートフォリオ」として機能しないんです。
「ポートフォリオ」として機能しない「ポートフォリオ」を持ち歩いて、売り込んでも、時間だけが過ぎていって、その売れない期間の生活費がず〜っとかかり続けるわけじゃないですか?結果、お金をめっちゃ食っちゃうんです。
「強いポートフォリオ」を作る為にかけたお金なんて、あとからいくらでも回収できるから、どうせポートフォリオを作るなら、ここは絶対にケチっちゃダメです。
こんな話をすると、「でも、まず最初のお金がないから〜」と言う人がいるのですが、そんなもん、バイトでも何でもしろ。
そして、「お金の使い所」を決めろ。応援しています。
そんなこんなで来月はニューヨークにおりますので、ニューヨークのサロンメンバーさんは集まって呑みましょう!
====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓
\海外発行のカードが利用できるようになりました/
https://salon.jp/nishino
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino
▼Instagram版はコチラ↓
https://nishino73.thebase.in/items/57388605