ハンサムが武器になる年齢
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/306183
【大丈夫そ?】「お金」や「株式」の知識が絶望的に無い日本人。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は「『売り上げ』と『利益』の違いや、『株式』の仕組みぐらいは知っておこう」というテーマでお話ししたいと思いますが、このチャンネルは、「そんなことぐらい知っているよ」という経営者さんや個人事業主さんも聴かれていると思うので、「世間って、これぐらい知らないんだよ」ということを知ってもらおうかと思います。
テレビの視聴者の何割かは「売り上げ」と「利益」の違いが分かっていない
時々、テレビで活動を紹介される時に、よく「で、いくら稼いでんの?」みたいな話になるんです。
進行台本に、あらかじめ書かれていたりするので、つまるところそれは「本当にタレントさんが気になっている」ということでも、「本当にスタッフさんが気になっている」というよりも、「テレビの視聴者がそれを求めている」というのがあると思います。
で、これは以前もVoicyでお話ししましたが、テレビでそういう話をした時に、面倒なのがテレビを観ている人の何割かは「売り上げ」と「利益(あるいは収入)」の違いが分かってないんです。
なので、オンラインサロンの月額費と人数や、YouTubeやVoicyのメンバーシップの月額費や人数、あとはスポンサー収入などなどを計算して、その合計金額を、僕の「収入」として捉えちゃうんですね。
これは「売り上げ」と「利益」が分かっていないのもそうですが、インフルエンサービジネスの実態が分かっていないのもある。
これ、会社員であれば「経費」というものは会社が負担してくれているので、何かをする時にかかったお金は「返ってくる」わけですが、それこそ個人事業主の場合は、自分で経費を支払って、管理しなきゃいけないんですね。
なので、「月に100億円売り上げていても、利益100円」ということは全然あるわけですが、テレビだと「月に100億円稼ぐ男」みたいな紹介されるんです。
「西野は固定給で働いている」はほとんどの人に理解されない
で、これに加えて、ここに関しては僕が少しだけ特殊なんですけども、僕、「役員報酬」なんですね。固定給です。
つまり、オンラインサロンとか、 Voicyとか、YouTubeとか、講演会とか、映画とか、ミュージカルとか、あとは、時々やってる武道館のイベントとかの売り上げは、僕、1円も受け取ってないんです。時々、例外もありますが。
それこそ、「キングコングの武道館ライブのチケットが3万枚売れた〜」とか、「映画えんとつ町のプペルが180万人動員した〜」となっても、それによって、特別、僕の収入が増えるわけでもないんです。
誤解がないように言っておきますが、キングコングの武道館イベントはウチの会社主催なんですけども、梶原君にはギャランティーは支払われているし、「キングコングの武道館ライブのチケットが3万枚売れた〜」ということによって、支払われるギャランティーは増えています。
これに関しては、べつにウチの会社がブラック企業とかじゃなくて、僕の方から「固定給でいいです」という話をしています。
理由はシンプルで、僕は「満足度」や「幸福度」といったものが好きで、それというのは、ある一定の収入を超えたら変わらないから、収入を上げることに意味がないと考えているからです。
なので、個人で1億円の利益を会社にもたらしても、10億円の利益を会社にもたらしても、僕の給料は毎月同じです。
ここに関しては「テレビの視聴者が〜」という話ではなくて、基本的には、ほとんどの人に理解されないです。
なので、テレビに出て、事業の話をすると必ず視聴者さんから「銭ゲバだ〜」と言われるのですが、ここはピントがずれているというか、個人的には「プロジェクトの予算のデザイン」は大事だと思っているのですが、「お金稼いでやれ〜」とかは1ミリも思ってないんです。
といっても、ほとんどの人が「銭ゲバ」なので、自分の考えで他人を捉えてしまっているので、なかなか理解されないんですけども。
まぁ、ちょっと考えれば分かることなんですけども、ちょっとも考えないんでしょうね。
「株式会社」の仕組みを分かってない人が、そこそこいる
で、もう一つ、テレビで事業の話をした時に、面倒臭いのが、これも視聴者の何割か「株の知識(あるいは意識)がない」ということです。
「株式会社」が何のことかよく分かってない人が、そこそこいる。
歴史の話をすると、400年ぐらい前に「東インド会社」というのがあって、それが世界最初の「株式会社」と言われたりしています。
厳密にいうと、その50年前ぐらいに「ロシア会社」という株式で設立された会社があったのですが、その話は面倒なのでスッ飛ばします。
時は「大航海時代」で、ヨーロッパから船に乗って、アジアにいって、「香辛料」とかをゲットして地元で売ったりしていたんですけども、アジアに行って帰ってくるまでの「お金」がメチャクチャかかるのと、お金をメチャクチャかけて船を出しても、遭難とか海賊とかにやられてパーになることがあった。
というわけで、「何人かでお金を出し合って、取り分とリスクを分散させよう!」というのが株式会社の始まりですね。
ここでお金を出す人が「株主」なわけですが、「船」や「船員」というのは、この「株主」の持ち物なんですね。(人を「持ち物」というのは気持ち悪いですが)
「船長」のものではない。
「船長」というのは、株主から受け取った予算で、船員を動かして、アジアから「香辛料」を持って帰ってくる役目を担っている人です。
ここでいう「船長」が経営者ですね。
テレビで「飛行機を買いました」という話をすると、必ず、「買ってねえだろ」みたいなクレームが来るんです。
ヤフオクで知人が見つけて、即決価格で買う為に、まずは知人がポチって、この飛行機を管理する「チムニーAir」という会社を作って、で、その会社の株を僕らが買ったんですね。
最初は株を持ち合っていたのですが、最終的に100%株主になって、つい最近、一緒に事業を始める方に株の一部を売りました。
いずれにせよ、この飛行機は会社の持ち物であり、会社は「株主」の持ち物なんですね。
テレビで「飛行機を買いました」という話をすると、必ず「飛行機は買ってないだろ!お前の持ち物じゃないだろ!」という人が出てくるんですけども、
何を持って言っているのか僕のバカな頭じゃ理解できないのですが、「100%株主じゃない」ということを言っているのか、「ヤフオクでポチった本人じゃない」ということを言っているのであれば、「世の中の大きな買い物のほとんどがそうですよ」とだけお伝えしたいです。
「共同購入だったら、それを言え!」みたいな言い分もあるんですけども、そんなことイチイチ言わないです。
つまり、東京ディズニーランドが何か買った時に、「運営はオリエンタルランドという会社でして、その株の何割かは第一生命さんが持っていて、何割かは三井不動産さんが持っていて…」なんて言わないです。
それは欺いているわけでも何でもなく、株式会社の買い物の持分をイチイチ言っていたらキリがないので、会社としては「買いました」としか言わない。
一言でまとめると「社会人としての最低限の知識は入れておいて」といったところでございます。
というわけで、最後にお知らせです。
お知らせ!「【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022」オンライン勉強会開催!
5月21日の20時から『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』というオンライン勉強会がございます。
こちらの参加者が「1000名」を突破しました。
とにもかくにも、学校ではまともに教えてもらえないので、僕が現場の話をします。
こちらはFacebookグループを使った勉強会になるので、参加者の方の声を拾いながら、授業を進めて行きたいと思います。
アーカイブは6月30日まで残りますので、当日参加できない人でもお楽しみいただけます。
参加料金は「800円」です。
参加ご希望の方は『BASE 煙突屋』で検索してください。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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