クリエイティブに必要なのは「締切」
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ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』が閉幕。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は「ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』が閉幕」というテーマでお話ししたいと思います。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
お知らせ!『プペル ~天明の護美人間~』チケット残りわずか
来年1月3日〜20日に、市川海老蔵さんファミリーが総出演する新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』があります。
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=610331
ローチケ、ぴあ、イープラスで絶賛発売中です。
昨日の時点で、S1席とB席とC席が「残りわずか」となっております。
そして、今回の新作歌舞伎を、より深く楽しんでいただく為というか、ただ僕が喋りたいだけというか…「キンコン西野がプペル歌舞伎のストーリーを全て喋ってしまう会」(オンライン配信)を開催する運びとなりました。
ストーリーを喋るだけじゃなくて、歌舞伎制作の裏側もズケズケ喋ろうと思います。
オンライン配信チケットをお求めの方は『CHIMNEYTOWN BASE』で検索してみてください。
宜しくお願いします。
そして、もう一つ。
お知らせ!ミュージカル『えんとつ町のプペル』参加者7800名突破
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン配信の参加者が7800名を突破しました。
すごいですね、7800名ですって。本当にありがとうございます。
オンライン配信特典として、「脚本・演出のキングコング西野亮廣による副音声付き配信」がありまして、こちらの副音声は「オン/オフ」のスイッチが付いているみたいなので、西野の副音声が「うるせぇ」と思ったら、切ってください。
今夜配信があるんですけど、驚いたことにアーカイブが3ヶ月ほど残るそうなので、何度でもご覧いただけます。
とにもかくにも超絶オススメです。
オンライン配信チケットをお求めの方は「えんとつ町のプペル オンライン」で検索していただけると、『えんとつ町のプペル オンライン劇場ZA』というサイトが出てきますので、そちらでチェックしてみてください。
ミュージカル えんとつ町のプペル | オンライン劇場 ZA
https://za.theater/events/54b16102-d98f-4dc1-9013-5079c515bea5
よろしくお願いします。
そんなこんなで本題です。
とにかく本当に大変だったんです・・・
今日はVoicyの配信が壊滅的に遅れちゃったんですけども、これが理由ですね。
昨日、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』が無事終了しました。
いやぁ、これに関しては本当に喋りたいことが盛り沢山すぎて、どこから手をつければいいか今のところ分かっていないのですが、とにかく本当に大変だったんですよ。
ラストの2ヶ月ぐらいは、バタバタすぎて、あまり記憶がないんですが、まず、稽古が始まるまでに、脚本を仕上げ、舞台セットや衣装のデザインをかためて、そして音楽も作って…、そういった準備を済ませてから、キャストさんが参加する稽古が始まるわけですが、稽古期間中は、朝から晩まで稽古場に籠りっきり。
で、稽古が終われば、ここからが泣ける話ですが、ミュージカルの予算を作る仕事をするんです。
すでにSNSとかで画像や動画が流れているかと思いますが、あれだけの舞台は、当然、チケット代の売り上げだけでは作れないんですね。
かといって、プロデューサーも若いので、まだそこまで大きなお金を作る能力もない。
なので、「西野がお金になる仕事をして、そのお金を全額ミュージカルの製作費に充てる」ということをやっていました。
稽古終わりに、ほぼ毎日それをやっていたのですが、そうすると、ミュージカル関連のお仕事が終わるのが、夜の12時とかになるんです。
そこから、ようやく自分の仕事を始める…というスケジュールでした。
で、お忘れかもしれませんが、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』が始まる1週間前(稽古が佳境も佳境の時)に、日本武道館で『サーカス』という学校イベントをやってるんです(笑)
武道館のライブってサクッとできるものではなくて、これはこれで準備が必要だったんです。
その裏で歌舞伎の話も進んでいたので、武道館ライブ終わりは、そのまま武道館の楽屋で歌舞伎の打ち合わせです。
そんなスケジュールの中でのミュージカル作りでしたので、まぁ、ラクではないです。
で、肝心のクリエイティブの方ですが、「稽古場は終始和気藹々」といった感じでもないんです(笑)
もう皆さん真剣で斬り合っているような感じで、怒号が飛んでいたこともありました。
僕は普段、声を荒げたりしないのですが、1〜2回だけ、グイッといっちゃったことがあって、特に、「音楽」なんですけども、「ミュージカルの文脈」と「エンターテイメントの文脈」がちょっと違ったりするんです。
ミュージカル畑の音楽の先生は「綺麗」に仕上げてくださるのですが、エンタメ畑の僕は「興奮したい」というのが先にあったりするので、「綺麗だけど、退屈です」みたいなことを言っちゃったりしました。
「どの口が言うとんねん」です。
こういった衝突は他でもあって、たとえばダンス一つとっても、「綺麗に隅々まで観たい」という人もいれば、僕なんかは、スモークを焚きまくって、スモークで隠れてしまう場面がある方が好きだったりします。
オープニングの心臓のシーンなんて、まさに。
ダンスの手や足の振りで、スモークが竜巻みたいに巻き上がっていくのが好きなんです。
でも、たぶん、一部のミュージカルファンの中には「あそこは、スモークを減らして、もっとダンスを綺麗に観たかった」という人もいらっしゃると思います。
「見切れ」とかを言い出したら、「いや、そんなところに、そんなセットを建てちゃダメじゃん」みたいなのが今回の舞台ではガンガンあるのですが、僕、その「のぞき見る感」が好きなんですね。
逆に、クリアに全部観させられちゃうと、なんか「のっぺり」しちゃって、平面的な印象を受けて、ちょっと退屈なんです。
こういうイチイチがミュージカルの定石と違ったりするので、そういったところの方向性のすり合わせが、そこそこ大変でした。
音楽の先生には、本当、結構、感情的な言葉も吐いちゃいました。
「なんで、すぐに音楽偏差値をあげようとするんですか? それを気持ち良がってるの、プロとコアファンだけで、お客さんは置いてけぼりですよ。誰の為にやってるんですか?」とか言ってた(笑)
反省です。
次は海外展開、そして歌舞伎です
そんな感じで、スケジュール的な苦労や、クリエイティブの苦労、いろんな苦労がありましたが、やっぱりイイものが出来上がれば、全部、吹っ飛びますね。
昨日の最後の公演を終えた後は、本当に皆、和気藹々といった感じでした。
「大変だったけど、俺達、すごいものを作ったよね」という自信が顔に浮かんでいて、皆さん本当に素敵な顔をされていました。
そんなこんなでファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』は昨日で一旦おしまいです。
日本でも、またいつかやれたらいいなぁと思いつつ、やっぱり海外展開ですね。
このあたりをどう仕掛けていくか?は、またオンラインサロンの方でお話ししていきたいと思います。
とにもかくにも、昨日まで、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』を応援してくださった皆様に深く感謝します。
今夜、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の配信がありますので、まだ観れていない方は是非、ご覧ください。
今日の午前中は立ち上がれないぐらい死んでいたのですが、午後には完全復活しました。
次は、「歌舞伎」です。
来年のお正月は新橋演舞場でお待ちしております。
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