下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる。数を撃たねば、上手くならん

2025年12月27日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/7410917

下手な鉄砲、数撃ちゃあたる。数を撃たねば、上手くならん! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/7410917

 
 

観るべき人にきちんと届くのか――

 
今日は、今この瞬間、物事が順調に進んでいるとは言い難く、先の見えなさに不安を抱え続けている現状について、正直に言葉にしてみたいと思います。
 
現在、僕が抱えている最大の恐怖は、来年3月27日に公開を迎える『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』です。
 
作品の中身に関して言えば、これ以上ないほどの手応えがあります。
 
ただし、問題はそこではありません。
 
その価値が、果たして然るべき形で、観るべき人にきちんと届くのか――。
 
その一点において、今の僕は、どうしようもない不安と向き合っています。
 
いわゆる「爆死」の確率を少しでも下げるために、毎日、前売券を手売りしています。
 
とはいえ、前売券を10万枚以上売ったところで、まだ「危険水域」かもしれない。
 
それが映画という戦いです。
 
もちろん手売りは引き続き全力でやりますが、前売券の販売枚数だけで、この恐怖を払拭できるわけではないことが、この時点で分かりました。
 
 

不安要素の一つが、今回の作品が「続編」であるという点

 
不安要素は、他にもたくさんあります。
 
その一つが、今回の作品が「続編」であるという点です。
 
前作をご覧になっていない方にも楽しんでいただけるよう、今回はあえて「2」とは謳わず、物語としても完全に独立させました。
 
ただ、それは中身を知っている側の論理に過ぎません。
 
中身を知らない方からすれば、「1を観ていないのに、続きから観るのはなぁ」という理由で、ブレーキを踏まれる可能性は、どうしても残ります。
 
もちろん例外はありますが、一般論として、映画の続編の観客動員数は前作の7割程度だと言われています。
 
この常識をどう越えていけばいいのか。
 
正直なところ、まだ明確な答えは見えていません。
 
だからこそ、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」で、加えていうと「数を撃たねば、上手くならん」の精神で、腹を括って、思いつく限りの手を、すべて打っていこうと思っています。
 
ちなみに本日、東宝さんのYouTubeチャンネルにて、
5分でふりかえる『えんとつ町のプペル』」というミニ番組が配信されます。
 
前作を観ていない方はもちろん、すでにご覧になった方も、復習がてらぜひ観ていただけたら嬉しいです。
 
スタッフの皆さんが、本当に丁寧に編集してくださった番組です。
 
 

不安があるからこそ、動き続ける

 
さて。
 
皆さんもお気づきだと思いますが、僕はここ数年、「タレントとして露出していく活動」については、ほぼ店じまいしています。
 
そのせいで最近は、「何をしているのか、よく分からない怪しい人」になっています。
 
前作から数えて、5年。
 
えんとつ町のプペル』というIPを確かなものにするために、ひたすら地中に潜り続けてきました。
 
そして、この春、ようやく地上に顔を出す。
 
ここでの敗北は、この5年間の否定でもあります。
 
そう考えたとき、生まれて初めて、自分の心が壊れてしまうかもしれない、という恐怖を感じています。
 
……とはいえ、だからといって、立ち止まるつもりはありません。
 
不安があるから動かないのではなく、
不安があるからこそ、動き続ける。
 
それが、これまで僕が選び続けてきたやり方であり、今回も例外ではありません。
 
映画がヒットするかどうかは、最終的には観客の皆さんの手に委ねられます。
 
けれど、「届け切る努力」をしたかどうかは、紛れもなく僕自身の責任です。
 
怖いからといって隠れたり、結果が出てから語る側に回ったりするつもりはありません。
 
この作品に、人生の時間と、仲間の時間と、未来への賭け金を預けた以上、
やるべきことは一つです。
 
最後の一人に届くまで、声を出し、足を動かし、頭を使い続けること。
 
成功者のふりをするのは、もうやめます。
 
代わりに、「覚悟を引き受けた当事者」として、前に立ち続けます。
 
来年3月27日。
 
その日に何が起きるのかは、正直、まだ分かりません。
 
ただ一つ確かなのは、
その日を迎えるまで、そして迎えたその瞬間まで、僕は逃げずに、この作品と一緒に立っている、ということです。
 
「5分でふりかえる『えんとつ町のプペル』」は、大切な人と一緒に観ていただけたら嬉しいです。
 
 
▼5分で振り返る『えんとつ町のプペル』

 
 

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