AIが当たり前になった時代のエンタメの現場の様子

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AIが当たり前になった時代のエンタメの現場の様子 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「AIで良くね?」と言われたら終わり
エンタメの現場で今の時代を象徴するような出来事が起きているので共有させていただきます。
コロナ禍以降とんと離れていた「個展」の話がチョコチョコと出ておりまして、日本で何年ぶりになるか分かりませんが、2月1日~5月2日まで、僕がいつもお世話になっている表参道の美容室『NORA』さんで『ルビッチ展』という個展を開催させていただく運びとなりました。
こちらの個展は、髪を切ったり、カラーリングをしたり、ネイルをしたり、なんだりかんだりと、美容室を利用される方を対象にした個展となっておりまして、美容室利用される方であれば「入場無料」となっております。
是非、2月1日までは髪をボーボーに伸ばしておいてください。
先日初めてNORAさんで「ヘッドマッサージ」をやっていただいたのですが、これ、超オススメです。
ま、日本の個展の案内は、また日が近づいたらさせていただくとして…
実はもう一件、海外で進めている案件があります。
この度、アブダビのギャラリー(一般公開はありません)で作品を展示する機会をいただきました。
詳しくは僕のオンラインサロンでご確認いただきたいのですが、ナンジャカンジャでアブダビのギャラリーの三部屋を確保することができたんです。
せっかく三部屋も確保できたので、うち一部屋を『ボトルジョージシアター・アブダビ』という形で、コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』をアート作品として展示することにしたんです。
そんな中、今日(こんにち)、皆さんはSora2を使って、映像作品を日常的に作られているじゃないですか?
こうなってきた時に、同じく映像作品の『ボトルジョージ』の価値はどこなんだ?という話になるわけです。
アート作品として展示する以上、ウン千、下手すらゃウン億円で購入していただくことを出口としているわけで、「ここに価値がありますよ!」と言えないと、その出口までは辿り着けない。
「映像作品だったら、今はもうAIで良くね?」と言われてしまったら終わりなんです。
「メイキング」こそが「人力」である証明書
そこで、僕らがコマ撮り短編映画『ボトルジョージ』をどのように展示して、その価値を約束しようとしているか?という話なのですが、結論から言っちゃうと、「ボトルジョージシアター・アブタビ」の入り口に、実際の撮影で使用したキャラクターや美術を展示し、シアターの奥には「メイキング映像」をループで流すことにしたんです。
これは僕らが前々から言っている「アンカー」という概念で、要するに「AIで生成できないモノ」をコンテンツに絡めて出すことで価値を約束する、というもの。
今回の場合だと『メイキング(制作過程)』ですね。
成果物とメイキング(ときどき質量のある小道具)を並べて出すことで、「これはAIではありません」と言っているわけです。
コロナ前の個展では、こんなことをする必要が無かったのですが、生成AIが一般化された今、こと映像作品においては「メイキング」こそが「人力」である証明書になっていて、そこが価値(非代替性)を約束している。
かなり近い将来「メイキング映像すらAIで生成する未来」が確実に来るので、今回の打ち手は「その場しのぎ」にすぎませんが、とはいえ時代の転換期を表したユニークな例だと思ったので紹介させていただきました。
最終的には、「不動産」を絡めない多くのエンタメは淘汰されると思うので、今、クリエイターにやれることは、とにかく自分をアピールして、「場所のプロデュース」を任されることだと思います。
また進捗があれば共有させていただきます。
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CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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