大人になったら「友達」は作りに行かなきゃいけない

2025年10月04日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/7150303

大人になったら「友達」は作りにいかなきゃいけないみたい | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/7150303

 
 

進めば進むほど隣を歩く人が減っていく

 
来春公開の『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』のアフレコ収録が今日で終わります。
 
つまり、2021年から制作をスタートさせた作品がまもなく完成します。
 
アフレコの最終日(昨日と今日)に駆け付けてくれた声優(俳優)さんは、デビューの時から一緒だった芸能界の僕の数少ない友達で、この巡り合わせに奇跡のようなものを見ています。
 
僕らがいるこの業界は、どれだけ努力してもダメな時はダメで、当然のように浮き沈みがある世界で…そんな中、お互い25年ほどどうにかこうにか生き抜いてきて、台本片手に「もっと、こんな感じでやったら、面白くなるかなぁ?」と相談し合えていることは、やっぱり奇跡で。
 
べつに僕はスピ系ではありませんが、昨日は「死んだ婆ちゃんが縁を繋いでくれたのかな?」とか「今年の夏、クソ忙しかったから、墓参りに行けてないな」とか、そんなことを考えていました。
 
芸能の世界にいると、生き抜けば生き抜くほど、たくさんのサヨナラをしなきゃいけないわけですが、くわえて、僕の場合は海外戦にも首を突っ込んでいて、そこで頑張れば頑張るほど、話題を共有できる人が減っていきます。
 
再来週からニューヨークでワークショップが始まるミュージカル『CHIMNEY TOWN』のルビッチ役に、今、アメリカの10代から大きな支持を集めているあの世界的アーティストの娘さんが決まったので、「このニュースは表に出した方がいいので、ブロードウェイのPR会社とユニオン(労働組合)を噛ませて、かなりオープンな形でワークショップをやることになりました」と話したところで、そのアプローチが持つ意味を理解してくれる人は、日本にはほとんどおらず、活動内容を話せば話すほど「アメリカかぶれしていて、なんか鼻につく」といったリアクションに向かってしまいます。
 
誰も見たことのないものが見たくて、誰も行ったことがない場所に向かうわけですが、進めば進むほど隣を歩く人が減っていき、気がつけば過疎った空の空中戦に突入しています。
 
 

「まったく生産性が無いことを一生懸命やる」という結論

 
孤独を嘆く繊細なハートを持ち合わせていなかったことが唯一の救いですが、たとえば昨日と今日のアフレコ最終日に見られる「これ、面白くない?」「もっと、こうしてみない?」という会話ができる時間(友達と並走できる時間)には憧れがあって…どうすれば今の生活を続けた上で、そんな時間を取り寄せられるのかを考えてみた結果、「まったく生産性が無いことを一生懸命やる」という結論にいたりました。
 
世間一般では「趣味」にカテゴライズされるような、草野球とか、フットサルとか、ゴルフとか…たとえば、そういったものたちです。
 
「自分の仕事」を軸にしてしまうと、結果を出せば出すほど共通の話題が無くなっていきますが、自分の仕事から軸をズラして、それぞれのフィールドで頑張っている人達同士で集まって、「せーの」で生産性の無いことをやることで生まれる出会いや、生まれる会話がある。
 
学生時代は、小学校から中学校にあがり、中学校から高校に上がり、その中で毎年クラス替えがあって、部活動があって…同じ釜の飯を食うメンバーが強制的にシャッフルされる仕組みがあったので、自然と「友達」ができましたが、大人になると「友達」は作りにいかないといけないんだなぁということに45歳で気がついた西野です。
 
 

バックダンサーズの稽古へ「友達」を作りに行ってきます

 
11月1日と2日に幕張メッセで『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』という盆踊り大会があるのですが、このイベントはステージで踊るバックダンサーを有料で募集しているんです。
 
参加費を払ってステージに上がるわけですが、参加者の大半がダンス未経験者で、ふだんは、会社を経営していたり、個人事業主だったり、クリエイターだったり…ダンスとは無縁の人達です。
 
そういう人同士でスタジオを借りて、「はじめまして」から一緒にダンス練習をして、1ヶ月後の幕張メッセに向かうわけですが、練習終わりには皆で呑みに行ったり、銭湯に行ったりしているんです。
 
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のバックダンサーズ(ほぼオジサン)の稽古は明日もあるらしく、いろいろ調べてみたらスケジュールの調整がつきそうだったので参加させていただくことにしました。
 
「友達」を作りに行ってきます。
 
最近、運動不足気味だったのでちょうど良かったな。
 
このたび、新たに『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のダンサーズの募集が始まりましたので、幕張メッセのステージに立って一緒に踊りたい方は是非是非ご参加ください。
 
基本的には「オジサン」を募集していますが、「中身はオッサンです」という女性も参加可です。
 
参加申し込みはコチラから↓
 
 
《おジャ魔女カーニバル》
◼11月1日(土)出演
https://chimneytown.net/products/odoharo-11-1-ojamajodoremi
 
◼11月2日(日)出演
https://chimneytown.net/products/odoharo-11-2-ojamajodoremi
 
《勇気100%》
■11月1日(土)出演
https://chimneytown.net/products/odoharo-11-1-yuuki100
 
■11月2日(日)出演
https://chimneytown.net/products/odoharo-11-2-yuuki100
 
 

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CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
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