「何もしない不安」に耐えられないけど、「何かをする時の責任」を背負いたくない人達

2025年09月15日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/7090781

「何もしない不安」に耐えられないけど、「何かをする時の責任」は背負いたくない | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/7090781

 
 

『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』が『アナ雪2』の販売枚数記録を抜いた!

 
「『アナと雪の女王2』のムビチケ前売券の販売枚数が、『トイ・ストーリー4』が保持するムビチケ前売券(オンライン)の過去最高販売枚数、6万5642枚の記録を塗り替え、6万7910枚を記録し、歴代1位に輝いた」
 
というニュースを見たので、その『アナ雪2』の記録を抜いてみようと思って、毎日毎日コツコツと手売りを続けてみたところ、昨日の時点で『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』のムビチケ前売券の販売枚数が『アナ雪2』の記録を抜きました。
 
現在の『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』のムビチケ前売券の販売枚数は【6万7953枚】です。
 
今回の結果が今日の僕からのメッセージの全てなのですが…
 
 

集客や販売に苦戦している人の多くは、「足」を使わない

 
僕のもとには、経営者やクリエイターから「どうすれば集客できますか?」「どうすれば商品が売れますか?」といった相談が多く寄せられます。
 
そうした経験から、集客や販売に苦戦する人たちに共通する特徴が見えてきました。
 
大きく分けて次の三つです。
 
①そもそもコンテンツ自体が弱い
②市場そのものが存在しない
③「足」を使わない
 
多くの場合は①か③に当てはまります。
 
①についてはここで言及しても解決できないので、今日は③について触れたいと思います。
 
集客や販売に苦戦している人の多くは、とにかく「足」を使いません。
 
SNSで何とか集客や販売を試みますが、そもそもそのSNSアカウントが宣伝ばかりを発信する“宣伝アカウント”になっているため、CMがスキップされるのと同じ理屈で、皆からスキップされています。
 
そして、本人は、そのことに本当は気がついている。
 
だけど、それでもSNSで告知を続ける理由は、「『告知をした』という事実を作って、前進しているように思いたい」というのが一つ。
 
これは、お仕事の現場でよくある話なので、自分は「擬似解決行動」と呼んで、注意するようにしているのですが…人間は「何もしない不安」に耐えられないので、安心感を得るための代替行為として、本質的な問題の解決にはつながらないアクションを、あたかも解決に向かっているかのように錯覚して取り組んでしまうんです。
 
「問題が曖昧なまま、とりあえず会議を設定する」とか。
 
「行動を起こさずに、情報収集や勉強ばかり続ける」とか。
 
「実際に行動する代わりに、アドバイスを聞くことを繰り返す」とか。
 
「本質的な営業力不足なのに、顧客管理ツールや新しいアプリを導入して改善した気分になる」とかとか。
 
ここに陥ってしまう原因は以下の三つです。
 
•  不安の回避
 「何もしていない自分」が怖いから、やっている感覚を欲する。
 
•  即時的な報酬
 脳は「タスクを終えた感」に快感を覚えるため、小さな行動で満足してしまう。
 
•  責任回避
 根本に手をつけると失敗のリスクがあるので、安全な行動に逃げる。
「足を使った直営業(飛び込み営業)だと、面と向かって断られることがあるので、その時の痛みから逃げているわけですね。
 
SNSでの告知であれば、スルーされたとしても傷つかないので。
 
いずれにせよ、自分の作品や商品、あるいは自分のチームのスタッフの生活を犠牲にして、自分の身体や心を守っている結果です。
 
 

「ガタガタ言ってないで、足を使え。目の前にいる人に売れ。話はそれからだ」

 
今回、しっかりとお見せできたと思うのですが『アナ雪2』の記録を抜く為の裏技なんてなくて、やったことはミュージカル『えんとつ町のプペル』の開演前&終演後の手売りと、あとは西野亮廣がご自宅やお店や会社まで直接配達に伺う「玄関プペル」ぐらい。
 
昨日も、新幹線に乗って宇都宮まで行って、そこから更に烏山線に乗り換えて「烏山」という場所まで配達にあがりました。
 
1時間に1本しか電車が走っていない地域です。
 
その後は群馬の高崎まで行きました。
 
昨日だけで新幹線に4回乗りまして、その前はレンタカーを借りて、徳島県と香川県を2日かけてまわりました。
 
頭なんか1ミリも使ってないし、アイデアもヘッタクレもありません。
 
使ったのは「足」だけで、『アナ雪2』のムビチケの記録であれば、「足」を使うだけで抜けるみたいです。
 
というわけで、連日逃げ倒している世の経営者やクリエイター達に僕から伝えたいメッセージは「ガタガタ言ってないで、足を使え。目の前にいる人に売れ。話はそれからだ」です。
 
 

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CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
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