オリジナルコンテンツが増えれば増えるほど、『場所取り』が求められる

2025年07月28日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6928757

オリジナルコンテンツが増えれば増えるほど、「場所取り」が重要になってくるよって話 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/6928757

 
 

「大仏商法」をやるチャンスがあれば、絶対にやった方がイイ

 
今日は「こういうコトをもっともっとやっていけばいいのに!」と思った素敵な企画を紹介させていただきたいと思います。
 
5年前の延長に今があるわけではなくて、生成AIの誕生の前後で、世界は明らかに別物になったと考えた方が良さそうです。
 
5年前は「クリエイター」と「オーディエンス」と、二次創作などに励む「セカンドクリエイター」が、大体「1:8:1」ぐらいの割合でいたので、クリエイターは9割(オーディエンス&セカンドクリエイター)に発信すればよかったのですが、現在はクオリティーの差こそあるもののクリエイターが7割ぐらいを占めているものですから、5年前の調子で「僕の作品を受け取ってください」と言ったところで、受け取る側も「いやいや、私の作品も受けとって欲しいんですけど」みたいな渋滞が起きていて、「供給過多」を絵に描いた世界が展開されております。
 
オリジナル作品だらけのこの時代に、クリエイターやパフォーマーとして抜きん出るには、それなりの方法が必要です。
 
やっぱり誰もいないところで自分の活動を展開しても見つけてもらえないまま終わってしまう可能性が高いので、大切なのは「人の流れがあるところに身を置くこと」で、もっと言うと「あやかること」だと思います。
 
そんな中、今回、ミュージカル『えんとつ町のプペル』に出演してくださっている高橋イクマさんと、野口マサフミさんが、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の公演終了後に、近くのお店で少人数の交流会イベントをほぼ毎日されるそうです。
 
舞台を観終わった後に、その舞台の出演者と呑めるとか最高じゃないですか。
 
どうせ、それがなくても「一杯呑んで帰るか」と考えている人はいるわけで、だったら出演者さんと呑みたくないですか?
 
先日、高橋イクマさんから、「西野さん、こんな企画をしてみていいですか?」と聞かれたのですが、そんなもんイイに決まっていて…というのも、イクマさんも野口さんも今回の公演で終わりではなくて、今回の公演が終わったら、次は自主公演とかが控えているわけで…プペルに来てくださったお客さんが、今度はそっちに流れたら最高じゃないですか。
 
こういうのを「大仏商法」と言ったりするのですが、何も無いところに店を構えるよりも、大仏さんを観に来るお客さんの通り道に店を構えた方がイイに決まっていて、「大仏商法」って、大仏の集客に頼ってばかりで営業努力をしない店を揶揄する時に使われたりするのですが、今回のはそれではなくて、戦略的大仏商法で、くわえて、冒頭申し上げましたがオリジナルコンテンツで溢れている時代に最も重要になってくるのは、「どこに店を構えるか?」という陣取り合戦なので、僕はメチャクチャいいと思います。
 
俳優さん達はもっとこういうことをやった方がイイし、ミュージカル『えんとつ町のプペル』に出演されている俳優さんにいたっては、『えんとつ町のプペル』を使ったワークショップとかドンドンやってもらって構いません。
 
CHIMNEY TOWNはそこで権利料のようなものを1円もいただきませんので、どんどんやっちゃってください。
 
 

IPって基本的に使わせてもらえないんですが…

 
今日の話のメインは今お話しさせていただいたとおり、「大仏商法をやるチャンスがあれば、絶対に大仏商法をやった方がイイ」ということなのですが、最後に一つだけ補足させていただくと…『えんとつ町のプペル』のように、ある程度の認知を獲得したIPって基本使わせてもらえないんです。
 
IPを作った側からすると、認知を獲得するまでに計り知れない投資をしているので、認知を獲得したあとの「商品化」「サービス化」は、ようやく巡ってきた投資回収タイムで、それをおいそれと他社に渡すことはありません。
 
軽々しく渡して問題を起こされたら厄介だし。
 
なのでIPというのは認知を獲得した直後から、他人には扱えない代物になるわけですが、CHIMNEY TOWNというチームの中には、「なんかそれって面白くないなぁ」と思っている西野がいまして、「多少の迷惑を被ることは承知で、もっとパブリックドメイン(みんなの財産)寄りにしていこうよ」と言っています。
 
神奈川芸術劇場に『えんとつ町のプペル』を観に来るお客さんが3万人いることは確定していて、かつ、西野が「プペル使っていいっすよ」と言っているわけで、これ、普通に考えて神奈川芸術劇場の出口にプペル関連の店やサービスや商品を期間限定で出さない理由は一個もないんです。
 
せっかく生まれているエネルギーなので、是非、利用してください。
 
そして、ミュージカル『えんとつ町のプペル』を観に来られるお客様におかれましては、終演後にイクマさんと野口さんが人数限定(10人ぐらいの)BARをやっておられますので、是非、お立ち寄りください。
 

ミュージカル『えんとつ町のプペル』観劇後飲み会のチケットはコチラから↓
https://kangekigo.base.shop/?fbclid=IwY2xjawLw_bxleHRuA2FlbQIxMQABHtvfynRGT3HnESHWAADKr1bsznawMPqti6M3J2FDDdMHyFpZO_FN8_6pgfBp_aem_FzHSZTJLmXN7xI_u7xZeIg
 
 

====================
CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
 
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
いつも応援ありがとうございます!
「西野亮廣エンタメ研究所」ではオンラインサロンの会費を活動資金として、さまざまなプロジェクトに挑戦しています!
 
▼メンバーになって西野の挑戦をもっと応援したいという方はコチラ
「西野亮廣エンタメ研究所」
https://salon.jp/nishino

Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所

https://salon.jp/nishino

※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です
 
 
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko

シェアする