今日はみなさんの質問に答えます

2025年06月21日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日のVoicyはコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6820610

「劇場外収益」を持たないカンパニーの弱さ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/6820610

 
 

事故るイベント主催者を見続けてストレスを感じますか?

 
【Q】
 
Back Stageで舞台作り&集客の厳しさを知りました。
 
最近は一般の方もイベントをやるようになりましたが、西野さんから見ると、きっと危なっかしくて仕方がないのだと思います。
 
事故るイベント主催者を見続けてストレスを感じたりはしますか?
 
【A】
 
毎日、料理をしているお母さんが「これ以上、塩を入れたら、しょっぱくなる」が分かるレベルで、そのイベントが、どこで、どれぐらいの事故を起こすかは明確に分かります。
 
でも、このVoicyでも散々伝えていることですが、「事故るまでは耳を傾けない」というのが経験の浅い主催者さんで、基本的には、あまり見たくない未来を何百回も見続けることになるので、気持ちの良いものではないです。
 
今の時点で、一つだけアドバイスできるとしたら、素人の主催者さんって、そもそもキャパを大幅に間違えていて、たとえば、東京に『ルミネTHEよしもと』という劇場があるんですけど、テレビの人気者が8組ぐらい出演して、「客席数500席のうち半分ぐらいが空席」という時があったりするぐらいです。
 
メディアを通じて、お茶の間に届いている「イベント」の映像は、どれも大成功者のものばっかりで、一般の方は基本、それを見て育っているから、自分がイベントをする時の規模感を間違っちゃう…というのがある。
 
そういう時は、「家の近所に住んでいる名前も知らないオッサンがイベントをするとしたら」という視点から、客観的に「一般人」を見て、「あれは自分である」と認識すると良いと思います。
 
あるいは「自分の親がイベントをするとしたら、何人集められるだろう?」と考えるといいと思います。
 
 

「ミュージカル『えんとつ町のプペル』会場で、ムビチケ手売りの目標枚数は?

 
【Q】
 
ミュージカル『えんとつ町のプペル』の会場で映画のムビチケを手売りする」とおっしゃってましたが、そこでの目標枚数はありますか?
 
【A】
 
基本的には開演前と終演後に手売りをしようと思っていて、そうなってくると、手売りできる時間が1時間かなぁと思っております。
 
なので、「整理券」を事前に配布する形で、基本的には「3枚以上購入」がマストで、その購入者さんとは一緒に写真を撮ることを決めていて、1組15秒だったら、1分間で4組で、60分間で240組です。
 
240組が3枚購入してくださるという計算でいくと、1日で720枚を売ることができて、それが25公演だから、マックスで18000枚になるわけですが、そんな上手くいかないと思うので、60%で計算して、期間中の手売り枚数は10800枚がいいとこかなぁと思います。
 
 

海外に行く時は「ビジネスクラス」ですか?

 
【Q】
 
海外に行く時は「ビジネスクラス」ですか?
 
【A】
 
いやいや、通路側の席が取れたら「エコノミー」で、「エコノミー」が真ん中の席しかない時は「プレミアムエコノミー」です。
 
トイレに行く時に、人の前を通るのが嫌なだけで、どのみち仕事をするから「席の狭さ」とかはあまり気にならないし、そこに高いお金を払うぐらいなら、エンタメに使いたいです。
 
一方で、新幹線は「グリーン車」ですね。静かだから。
 
とにかく、仕事ができれば席は何でもいいです。
 
 

西野さんは、何にお金を使うのですか?

 
【Q】
 
四六時中仕事しかしていない西野さんは、何にお金を使うのですか?
 
【A】
 
最近は近所の古着屋さんでマイケル・ジャクソンのTシャツを買いましたが、そういえば、基本、あまりお金を使わないですね。
 
ブランド品には興味がないし、高級車に乗りたいとも思わないし、食はササッと済ませたいし、まぁ、「お金を使う時間が無い」というのもあります。
 
ただ、普通の人に比べて大きく使うのは、海外の面白そうなエンタメを観に行く時の「旅費」や、あとは、エンジェル投資家(モノ言わぬ投資家)として若手起業家にカモにされているので、そういった彼らの挑戦に出資しています。
 
ただの応援なので、リターンは求めません。
 
大きく使うのはそれぐらい。
 
 

イラストレーターで食べていくのは難しいですか?

 
【Q】
 
イラストレーターで食べていくのは難しいですか?
 
【A】
 
面白いテーマですね。
 
もちろん、イラストレーターに限らず、「クリエイター」として食べていける人は一握りなので、簡単じゃないと思います。
 
ただ、難しいなりに戦い方はあると思っていて…たとえば、イラストレーターさんの中には「自分のオリジナルキャラクターを作って、それをヒットさせて、そこから事業を横展開していく」と考えられている方もいらっしゃると思うのですが、これは、最も難しいと思います。
 
よく、プロレベルに絵が上手いアイドルさんとかが自分のキャラクターを作って、展開したりしていますが、それがバズっているところって見たことないですよね?
 
つまり、画力と、影響力があっても、無理な時は無理で、「キャラクターをヒットさせる」というのは、再現性はほとんどなくて、実力があるのは前提として、あとは、ほぼ「運」みたいなものだと思います。
 
「自分のオリジナルキャラクターを作って、それをヒットさせて、そこから事業を横展開していく」と考えているイラストレーターさんは、「どこで見切りをつけるか?」ということも同時に考えなきゃいけない。
 
これって難しいですよね。
 
やっぱり、一番イイのは、イラストレーターさんの場合だと「乗る船をキチンと決めて、そこでしつこくやる」ということだと思います。
 
言ってしまえば、徹底的に訓練を積んで「誰よりも魅力的な孫悟空を描ける」という能力を手に入れれば、そのイラストレーターさんはおそらく生涯食べていけるわけじゃないですか?
 
「いや、今どき、悟空はAIで描けるでしょ」と思われるかもしれませんが、この件については昨日のオンラインサロン記事でも少し触れましたが、「大手クライアントであればあるほどAIの手が入った成果物を受け入れない」という性格を持っていたりするので、ここは人間(職人)の仕事なんですよね。
 
「しつこさ」がすっごく大事だと思っていて、それこそ、これまでにも『えんとつ町のプペル』のイラストを描きたいという人がたくさんいたのですが、皆さん、「この船に乗ったら、ワンチャンあるんじゃないかな」ぐらいだから、まだまだ描き込んでいる量が少なくて、プロのイラストレーターといえど、線が安定してないんですよね。
 
表情に体温がなかったり、手首がついているのに、手首に体重が乗っていなかったり。
 
たぶん、素人目に見ても、「西野が描いたルビッチ」と「プロのイラストレーターが描いたルビッチ」の違いは分かると思います。
 
そのプロのイラストレーターさんに才能がないわけじゃなくて、単純に「しつこさ」とか「量」が足りていない。
 
逆にいうと、そこさえクリアすれば、「息の長いIPのイラスト担当」というポジションを取れるわけですから、勝ち目はあると思います。  
 
 

====================
CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
 
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
いつも応援ありがとうございます!
「西野亮廣エンタメ研究所」ではオンラインサロンの会費を活動資金として、さまざまなプロジェクトに挑戦しています!
 
▼メンバーになって西野の挑戦をもっと応援したいという方はコチラ
「西野亮廣エンタメ研究所」
https://salon.jp/nishino

Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所

https://salon.jp/nishino

※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です
 
\オリジナル フレーム切手 販売中!/
AKIHIRO NISHINO SKETCH BOOK COLLECTION 2025
 
販売郵便局/東京中央郵便局、渋谷郵便局、横浜中央郵便局、名古屋中央郵便局及び大阪中央郵便局(計5局)
 
ネットショップ
https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/g/gCS9961207067EC/
 
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko

シェアする