1日6000匹を売り上げる「たい焼屋」の戦略



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1日6000匹を売り上げる「たい焼き屋」の戦略 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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多くのビジネスは「寄贈者にも売れるはずの商品」を利用者にしか販売していない
現在展開している『玄関プペル』は、映画の前売券を50枚以上購入してくださった方のご自宅や職場へ、私自身が全国どこでも直接チケットを届けに伺うプロジェクトです。飛行機や船を使ってでも、です。
今後、「一人に50枚も売りつけやがって!」「信者ビジネスだー!」という批判が出そうな気がするので、そうした声には大切な視点が欠けていることをご説明いたします。
すべてのサービスは、「利用者に売るもの」と「寄贈者に売るもの」に分けられます。
たとえば絵本やランドセルは子どもが使いますが、実際に購入するのは親や祖父母です。
高級ハムのように、「利用者」と「寄贈者」の両者に訴求するハイブリッドな商品もあります。
しかし多くのビジネスは、「寄贈者にも売れるはずの商品」を、利用者にしか販売していません。
特に、エロ・グロを含まず、前向きなメッセージを持つ映画はまさにそれ。
そこには「観たい人」だけでなく、「誰かに観せたい人」もいるわけで、高級ハムよろしく両者にも訴求すべきです。
『玄関プペル』では、実際に「お子様に配ります」「社員皆で観に行きます」といった声が多く寄せられています。
これは明確なギフト需要であり、かつて問題になった「握手券付きCD」の事例とは明確に異なります。
「誰に届けるか」を意識するだけで、購買行動は大きく変わる
ギフト需要を正しく捉え、成功している好例が『日本一たい焼』さんです。
1日6000匹を売り上げるこの店は、都心ではなく、あえて郊外の何もない道路沿いにしか出店しません。
理由は明快で、都心ではたい焼きは「自分用」に1つ2つ買われるだけ。
対して郊外では、車で立ち寄った客が「手土産」として10匹、20匹とまとめて購入する。
(車で来られていることもあり)持ち帰りやすさも含め、ギフトとしての需要が一人あたりの購入量を大きく押し上げているのです。
「誰に届けるか」を意識するだけで、購買行動は大きく変わります。
すべてのサービスは「ギフトになり得るか」という視点で再設計する余地があります。
今一度、ご自身のサービスが“贈り物として機能し得るか”を見つめ直してみてください。
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