大切な人との別れと、再会



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大切な人との別れと、再会 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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超える為の作戦は「超えるまで、やる!」
昨日は、密着ドキュメンタリー『BackStory』(@YouTube)の最新話の配信がありました。
今日のVoicyではその件に触れたいので、昨日の配信をまだご覧になられていない方は、先に、コチラをご覧ください。
▼密着ドキュメンタリー『BackStory』
そんなこんなで、ネタバレ上等の振り返り回でございます。
昨日の『BackStory』は、『映画 えんとつ町のプペル』の続編の公開を発表した瞬間に密着し、さらには映画制作の背景にあったお客さんやスタッフとの「別れ」について掘り下げる回となりました。
まず、動画の後半の方でお話ししていた「『アナ雪2』のムビチケ前売券の記録を超える」という件ですが、『アナ雪2』のムビチケ前売券の販売枚数は【6万7910枚】で、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の現在のムビチケの販売枚数は【1万8289枚】です。
個人でアナ雪の記録を超えることを誰も考えないし、『アナ雪』は多くのクリエイターがハナから競争相手から外していると思うのですが、それはあまり面白くないので、せっかくなので、まずはこのムビチケの記録を超えてみます。
よく「超える作戦はあるのですか?」と聞かれるのですが、超える為の作戦は「超えるまで、やる!」です。
現在、サロンメンバーさんを限定に、ご自宅や、職場までムビチケの配達に伺っておりまして、昨日も仕事合間に浅草まで行ってまいりました。
今日から、しばらく海外なので「配達」はできませんが、オンラインでも購入していただくよう、しつこく告知を続けたいと思います。
そもそも、絵本を描くと決めた時も、アニメーション映画を作ると決めた時も、ミュージカルを作ると決めた時も、皆、「お前にできるのかよ?」と疑っていて…それでも強引にやりきるから「挑戦されている方へのエール」になってきた歴史があると思うので、今回も「できるのかよ?」を全力で打ち返しにいきます。
▼『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の前売券はコチラから↓
https://chimneytown.net/products/movie-ticket
映画もミュージカルも絵本も幕張メッセも「地続き」にしないといけない
さて。
そんな『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』でございますが、もしかすると「なんで、ミュージカルのドキュメンタリーで映画のことを取り上げるの?」という疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日の『BackStory』でお伝えしたとおり、「IPを育てる」という観点から言えば、映画もミュージカルも絵本も幕張メッセも「地続き」で、もっと言うと「地続き」にしないといけない。
そもそも「日本で生活していたら、なかなかミュージカルに触れる機会が無い」というところからのスタートなので、「絵本」や「映画」が入り口になったらそれは素晴らしいことだし、実際、現在、絵本『えんとつ町のプペル』の帯にはミュージカルの宣伝を入れています。
お客さんが入ってくる玄関の数は、あればあるほどイイ。…「というわけでミュージカルのドキュメンタリーで映画のことを取り上げさせていただきました」というのが一点。
「約束」を果たすために動かされている
あと、天国に行ったサロンメンバーさんとスタッフの件ですが、そういえば天国に行ったサロンメンバーは今年の夏のミュージカルのチケットをすでに取っていて、彼女が亡くなる3〜4日前にひらいたお花見の別れ際に彼女に「観にこいよ」と約束したんです。
そして、亡くなったことを報告してくれた彼女の友達にも「アイツのチケットは売っちゃダメだよ」と伝えました。
「ミュージカルや映画を作ったら、あっちに行った連中も観に来てくれるんじゃないかな?」と僕は本気で思っていて…まぁ、オバケみたいな感じで半透明で登場されるとおっかいないので、姿を現すのだけは勘弁していただきたいですが、観に来てくれることは願っているし、それがクリエイティブの原動力の一つになっていることは間違いありません。
お仕事の話をする時に、皆さんはよく「モチベーション」という言葉をお使いになられますが、僕としては仕事に「モチベーション」は持ち込まない…というか、あったとしても、それほど大きな割合を占めていなくて、どちらかというと、「彼ら彼女らとの約束を果たすか果たさないか?」で動いている(動かされている)部分が大きいので、なるべく約束を交わすようにしています。
やっぱり、「モチベーション」って上がり下がりするものだから、そんな不安定なモノに船の舵を握らせるわけにはいかなくて、「約束を果たす、果たさない」の方がハッキリしていて僕は好きです。
昨日の動画にも出てくれましたけど、のんちゃんや、のんちゃんのご家族と交わした約束を果たさないまま生きることは僕にはできなくて、「約束」に動かされてるんだなぁと昨日の配信であらためて感じました。
「人は二度死ぬ」という言葉があるじゃないですか。
一度目の死は、肉体の機能が停止する“生物的な死”。
そして二度目は、人々の記憶から消える“忘却による死”です。
前者は避けようのない宿命ですが、後者に関しては、遺された者たちの営みによって、ある程度抗うことができると思っていて、だからこそ、自身の作品の中に、先に旅立った仲間たちの面影を織り込むようにしています。
僕が作品を命がけで届ける理由の一つです。
届けば、忘れられないので。
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