『知っている曲には勝てない』という現実と向き合う

2025年01月25日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6385415

「知っている曲には勝てない」という現実と向き合う | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/6385415

 
 

「誇れる友人でありたい」と心から思い、リベンジを誓いました

 
今日は、昨夜配信された『BackStory』の振り返りをしたいのですが、その前に、昨日、『アカデミー賞』のノミネートを逃したことに関して、友人から励ましの連絡がたくさん来たので、そのことについて少しだけお話しさせてください。
 
昨日は、梶原君やノンスタ石田君をはじめ、本当に多くの友人達から「お疲れ様」という連絡がありまして、「忙しい中見てくれていたんだ」と感動したと同時に、「誇れる友人でありたい」と心から思いました。
 
特に梶原君に関しては、『ボトルジョージ』の映画祭や海外プロモーションなどで、『毎週キングコング』の収録に何度も穴を開けて迷惑をかけてしまった手前、自分に対して「しっかり結果を出して帰って来いよ。何してんだよ」という思いがありまして…自分が悔しい思いをするのは全然構わないのですが、そういえば僕は昔から仲間に悔しい思いをさせることが嫌いで、ソッコーでリベンジを誓いました。
 
堤監督とも松本プロデューサーとも「次だ!」という話になっており、今はもう次のネタを探し始めています。
 
「一緒に映像作品を作って世界にうって出たい!」という方がいらっしゃったら、僕のインスタまでDMをください。
 
 

「音楽」に関しては「知られている」というのは問答無用で正義

 
そんな中、息をつく間もなく、今年の夏に上演するミュージカル『えんとつ町のプペル』の制作を進めております。
 
昨日の『BackStory』は、演劇・ミュージカル業界の「宣伝」に対する疑問から始まりました。
 
※コチラ↓

 
公演初日の前におこなわれるゲネプロ(本番さながらの最終リハーサル)にメディアの人達を呼んで、各メディアの宣伝アカウントで宣伝してもらう…というのが演劇・ミュージカル業界の宣伝のお決まりみたいになっているわけですが、西野の方から「そもそも、いつも宣伝しかしていない宣伝アカウントに宣伝効果なんて、ほとんど無いでしょうよ」という物言いが入りまして、「ミュージカルで歌う楽曲の制作現場を積極的に見せていって、公演の半年前には楽曲を公開して、楽曲に馴染んでもらうことで『集客』と『満足度』に繋げよう』というのが今回の狙いです。
 
とくに「満足度」の部分でいうと、動画の中ではずいぶんカドの立つ言い方をしていましたが、でもやっぱり「知っている曲には勝てない」という現実とは向き合うべきだと思っていて、「友達に連れて行かれた『知らんアーティスト』が知らん歌をひたすら歌い続けているライブが全然楽しめなかった」というのも現実で、こと「音楽」に関しては「知られている」というのは問答無用で正義だと思います。
 
それとこれは本当に多くの人の本音だと思うのですが「初めて聴く曲は(一発で)歌詞が聴き取れない」というのがあって、ミュージカルの場合、「歌詞」はそのキャラクターの叫びそのものだから、「歌詞が聴き取れない」というのは「滑舌が悪すぎでセリフが聴き取れない」とほぼ同じ状態です。
 
 
 

これまでコアファンが黙らせてきた童貞の本音に耳を傾けたい

 
「後出しジャンケン」になるのが嫌なので、先にお伝えしておくと、今回のミュージカル『えんとつ町のプペル』のキャパは3万席で、僕はこのチケットを必ず完売させますが(※第3弾チケットは2月9日発売)、そのうち「生まれて初めてミュージカルに行きます」というお客さんは6割を想定しています。
 
つまり、1万8000人の童貞を奪いに行く予定です。
 
そうなってきた時に、「ミュージカルが好きで好きでたまらない人にとっては、それでいいかもしれないですが…」とツッコミを入れたくなるようなコアファン向けの姿勢は1ミリも要らなくて、「知らないから楽しめない」とか「知らない曲だから歌詞が聞きとれない」とか、あとは「長い!」とか、これまでコアファンが黙らせてきた童貞の本音に耳を傾けたいと思います。
 
一応、自分のスタンスを明らかにしておくと、僕はなんでもかんでも分かりやすく(食べやすく)する必要は無いと思っています。
 
ただ、「マクドナルドで創作料理を出すなよ」という話で、プロを名乗るなら、そのあたりの期待値マネジメントは絶対にしなきゃいけない。
 
『ボトルジョージ』を打ち出す時は、「大味じゃありません」「痛快なエンディングは待っていません」ということはセットで打ち出す必要があるし、『えんとつ町のプペル』を打ち出す時は「ハッピーエンドの冒険活劇です!」「家族で楽しめる特大のエンターテイメントです!」をセットで打ち出す必要がある。
 
どれだけ素晴らしい作品を作っても、「思ってたのと違う」は、お客さんに対する裏切りなわけで、まぁ、少なくとも『えんとつ町のプペル』に関しては、「お腹をペコペコに空かせた人がお腹いっぱい食べられるお店」を徹底したいと思います。
 
昨夜の『Back Story』は、そんな想いから、「楽曲の認知」に努めてみました。

 
 
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
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