ダウンタウン松本人志さんの復帰について

2024年12月26日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

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https://voicy.jp/channel/941/6311332

ダウンタウン松本人志さんの復帰について | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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「ダウンタウンチャンネル(仮)」について

 
普段、時事ネタは取り扱わないようにしているのですが、これに関しては「旬なネタ」というよりも、「時代の変遷の記録」というか「これからのメディアのあり方」みたいな話なので、触れておこうと思います。
 
昨日、ダウンタウン松本人志さんのインタビュー記事が出ました。
 
例のトラブルに関しての是非や、復帰のタイミングの是非に関しては言及するつもりは一切なくて、ここでは、そのインタビュー記事の中にあった「ダウンタウンチャンネル(仮)」についてのみお話しさせていただきます。
 
今、いろんな角度から復帰の道を探っておられるところだと思うのですが、そのいくつかの選択肢の一つに、「ダウンタウンチャンネル(仮)」という、テレビでもYouTubeでもない、月額制の独自のプラットフォームの立ち上げをお考えになられているそうで…そこで、純粋に「ダウンタウンを観たい!」という方にお笑いを届けるという構想をインタビューではお話しされていました。
 
いわゆる「広告収入モデルからダイレクト課金モデルへの移行」…というか「ダイレクト課金の選択肢も用意する」といったところですね。
 
これに関しては個人的にはメチャクチャ良いと思っていて、やっぱりあれだけ才能がある方が、人生の舵をスポンサーさんに全て握られてしまっているのはあまりにも危険なのと、以前、番組でも松本さん御本人からアドバイスを求められた時にお話ししましたが、個人的には「どこにもお伺いを立てていない松本人志の原液」みたいなものは毎月お金を払ってでもやっぱり見たくて、おそらく月額課金でソレを見たいのは僕だけじゃなくて、本当にたくさんの方が求めていて、「あとは、それができるブレーンをキチンと掴まえて、やるだけだ」と思ったんです。
 
 

出る杭は打たれるし、出過ぎた杭は頃合いを見計らって更に激しく打たれる

 
で、これは松本さんの話ではなく、日本人全員に関わってくる話だと思うのですが、「出る杭は打たれる。出すぎた杭は打たれない」という言葉がありますが、あれって、日本がまだ余裕があった時代の言葉だと僕は思っています。
 
「余裕」というのは「他人の成功を受け入れることができる心理的経済的余裕」のことです。
 
今、日本の貧困って、結構目に見える形でハッキリしてきていて、収入は上がってないのに、ペットボトルのコーラとか気がつけば190円ぐらいになってるし、買いたいものは買えないし、一方で、インスタからは成功者の投稿が流れてくるし、経済的余裕が無いから、心理的余裕も無くなってきている。
 
それによって、どうなっているかというと、「出る杭は打たれるし、出過ぎた杭は頃合いを見計らって更に激しく打たれる」というのが起きていて、後者はつまるところ「現代の暴動」だと思うんです。
 
 

身を守る為の手段の一つとして求められるのは「分断」

 
忘れもしないのが、『映画 えんとつ町のプペル』を公開した時のこと。
 
ちょうど新型コロナのパンデミックがぶつかってメチャクチャ厳しかったんですけど、その中で、めげずに頑張っていたら、結構応援ムードになってきたんです。
 
ところが観客動員数が100万人を突破したあたりから、各地で一斉にネガキャンが始まって、ついにはテレビをつけたら各局の朝の番組で「キンコン西野が集客していることについての是非」についてタレントさんが語っていたんです。
 
忘れて欲しくないのは、あの年は「プペル」以上に「鬼滅の刃」の方が集客をしていたわけで、それ以前の問題として、テレビはスポンサーの商品・サービスを売るための装置で、そこに出るタレントは客寄せパンダなわけで…つまるところ、誰よりも集客しているのがテメエらなのに、そのことは全員で棚に上げて、「西野が集客しているのは良くない!」とタレントどもが言っているんです。
 
まるで理屈は通ってなかったのですが、でも、あれって「理屈」じゃなくて「気分」なんですよね。
 
皆、コロナで追い込まれていたから、とにかくサンドバッグを探して、殴ってスッキリとする。
 
このサンドバッグ選びの基準は「時代の気分」で、これは「うまくいってそうなヤツが、ガチャで選ばれる」みたいな感じなので、回避する方法がほぼ無い。
 
今、日本人の追い込まれ方は、ジワジワとコロナ禍に似てきていて、「暴動」が起こりやすくなっているのは間違いない。
 
そんな中、身を守る為の手段の一つとして求められるのは「分断」だと思っていて、だから、「ダウンタウンはチョット苦手」という人には情報が届くことがない「ダウンタウンチャンネル(仮)」というのは、すっごく今の時代に合っていると思っていて、これまた個人的な話をすると、やっぱり僕はあのお二人に何度も助けてもらったし、何度も夢を見させてもらったし、スタッフと伊豆大島のスナックに行くと今でも「WOW WAR TONIGHT」を歌うぐらい松ちゃん浜ちゃんの大ファンなので、お二人がフルスイングでお笑いができる場所を強く望んでいます。
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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【注意】
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