1万3000人の中で迷子になった子供をどう助けるか?

2024年12月23日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6299025

1万3000人のイベントで迷子になった子の助け方 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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お父さんお母さん捜索劇

 
さて。
 
今日は今少しバズっているショート動画をお題にお話したいと思います。
 
まず、今日のお題となるこのショート動画を観たことがない人もいらっしゃると思うので、まずは、先にご覧ください。
 
※コチラ→https://youtube.com/shorts/YMudIXeW5Qc?si=NP6neb_tFXs7opJA
 
動画を公開して1週間で【300万回】ほど再生されていて、まだ勢いが止んでないので、たぶん【500万回】ぐらいは再生されると予想されます。
 
これは何の動画かというと、去年、幕張メッセで開催した『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の一幕で、ちょうど僕が自分の出番を終えて、ステージ袖に降りてきたタイミングで、スタッフから「お父さんお母さんとハグレちゃった子がいるんです」と報告を受けて、そこから始まる「チビッ子救出劇」というか「お父さんお母さん捜索劇」です。
 
で、この動画が再生されている理由の一つに、「これはヤラセなんじゃないか?」とか「これは、さすがに仕込みだろ?」みたいな意見があって、それが再生数を加速しているのもあったりします。
 
「子供の親を探す為に、公演を一回中断して、そして、そこからお父さんが見つかって会場が大盛り上がりする…という、そんなドラマみたいな話があるわけねーだろ」という人がいるんですね。
 
これに関して、一つだけ反論させていただくと、「お前のまわりではな!」です。
 
僕が関わっているイベント(天才万博も!)は、基本、子供が主役なんです。
 
で、幕張メッセでも、オープニングで、「子供には優しくな!」というメッセージをかましていて、そういう景色を見たことがない人は、信じられないかもしれませんが、たとえば、『フランクフルト』は子供無料だったし、そもそも小学生未満は入場無料だし、それこそ今やってるクリスマスマーケットも、1200人の子供達に絵本を無料プレゼントさせていただいております。
 
これ全て、そういう世界が好きな大人によって作られた空間なんです。
 
なので、迷子になった子供を僕がステージにあげた瞬間はもう皆さんニヤニヤしていて、「この方法が一番てっとり早くお父さんお母さんを探せるよな」と皆分かってる。
 
もちろん、それで公演が止まってしまうことに対して、誰も何も言わないし、子供ってどれだけ注意深く見ていても、急に走り出していっちゃうことがあるので、「困った時はお互い様」という世界観です。
 
 

「もっとも子供にストレスがかからない方法」を瞬時に判断

 
で、ここからは、「スタッフからも迷子の子を預かった瞬間に西野が何を考えたか?」ということについて結構聞かれるので、お答えさせていただくと、まずは「最短距離でお父さんがお母さんを探そう」と思いました。
 
同時に「お父さんお母さんが悪者にならないようにしよう」とも。
 
その時に、公演を一次中断して、「迷子のお知らせ」のアナウンスを流してしまうと、さすがに「親は何やってんだよ」と思う人が出てきそうな気がしたので、「迷子の子の親を探す」というエンタメにすることを決めました。
 
一笑いとって、イベントのネタになれば、誰も文句言わないだろうと。
 
というわけで、公演を一旦中断して、ステージに上がることをすぐに決めました。
 
で、もう一つは、子供を預かったのが、客席の最前列だったんですね。
 
ほぼ、最前列の柵越しに子供を受け取った感じでした。
 
で、ここだとスピーカーの音が大きくて、子供の耳がやられちゃうと思ったので、子供を抱いて、すぐにスピーカーの後ろ(ステージに上がる階段)に移動しました。
 
動画を観ていただけると分かると思うのですが、会場であれだけ大きな音が鳴ってるのに、僕、子供を抱きながら、マイクも通さずにスタッフと会話してるでしょ?
 
あんまりイメージできないかもしれませんが、あの場所って、音が返ってきてないんです。
 
あの規模になると、ステージ上に返ってくる音は、大体、イヤホンで拾っていて、空間にはそこまで大きな音が飛んでないんです。
 
なので、子供の耳を守るには、あそこが一番安全で、そこで前の演目が終わるまで待機していました。
 
大きなイベントになってくると、お父さんお母さんがどれだけ注意していても、迷子になることはあると思うんです。
 
皆さんも子供の頃、一度や二度はあったでしょう?
 
大切なのは、その時に、運営チームがどう動くか?で、一応のマニュアルはありますが、「もっとも子供にストレスがかからない方法」はその時々で違うので、運営チームには「ここでどう動くか?」を瞬時に判断することが求められます。
 
あの動画が、イベント運営される方の参考になれば嬉しいです。
 
 

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