1万3000人の中で迷子になった子供をどう助けるか?
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6259079
定例会議不要論に「待った!」 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/6259079
『無駄な会議は要らない』と『定例会議は要らない』は別物
密着ドキュメンタリー『BackStory』の最新話では、ブロードウェイチームの緊急会議の模様が流れまして、その会議の進め方について、知り合いからも凄くポジティブな感想をいただきました。
※動画はコチラ↓
一方で、お客さんの方から「皆が積極的に発言していたのが、会議の緊急性を物語っていました」的なコメントをいただいたのですが、一つ勘違いをして欲しくないのは、あれは「緊急会議だから、皆が皆、間髪入れずに発言していた」というわけではなくて、ニューヨークで会議をする時は平常時からあのテンポで皆さん発言しているんです。
バラエティー番組で会話が止まることがないように、ニューヨークの会議で会話が止まること(静かになる瞬間)なんて無いです。
日本みたいにダンマリ決め込む人とか、リアクションをしない人とかが会議に混ざっていることはありません。
発言していない時でも、みんなちゃんと頷くし、相槌をうつし、良い意見に対しては身体と顔をいっぱい使って称える…がデフォルトです。
少なくとも僕が参加している会議では、ちゃんと一回一回の会議をモノにするゾという緊張感が全員にあります。
あと、「才能が無い」ということと、「発言をしない」ということは同義なので、会議に出て毎回ダンマリを決め込んでしまう人は、普通に、次の船に乗れない(実質クビ)です。
とまぁ、普段からそんな感じでやらせてもらってますので、「無駄な会議」は心から要らないと思っているタイプの人間なのですが、「『無駄な会議は要らない』というのと、『定例会議は要らない』というのは、また別!」というのが今日の話です。
定例会議ってガードレールのようなもの
というのも、先日、CHIMNEY TOWNの中で少し面白い会話があったんです。
CHIMNEY TOWNは、自社で巨大なイベントをうっている裏で、『CHIMNEYイベントサポート』というサービスをおこなっています。
「イベントを作りたい」と思っている人はいるけれど、「イベント作りの教科書」が無い。
それによって、事故る主催者さんが結構いらっしゃるんですね。
チケットなんて売ったことがないし、イベント集客なんてしたことがないし、イベント当日におこるリスクも知らない。
ポスターやホームページのデザインを誰に発注すればいいかも分からないし、美術や照明を誰に発注すればいいかも分からない。
ネットで調べても相場を知らないから、高いか安いかも分からない。
…という状況なので、皆さん、数十万〜数百万円レベルでお金を溶かしてしまうんですね。
それはあまりにもあまりにもなので、『CHIMNEYイベントサポート』として半年前から入らせていただいて、月に1度の定例会議をマストにして、サポートさせていただいているんです。
CHIMNEY TOWNからはスタッフが最低二人が動いていて、ぶっちゃけ、会議の外でもアレやコレやと稼働しなきゃいけないし、時々、西野が会議に出ることもあるので、先日、「そもそもCHIMNEY TOWNの稼働に対して、サービスの利用料は合ってるのか?」というミーティングがあったんです。
ちなみに、『CHIMNEYイベントサポート』は月額10万円(最低6ヶ月)です。
その中で、『CHIMNEYイベントサポート』のスタッフとして動いてくれている若手スタッフから、「イベントの会議は、イベント直前に集中して必要になることが多いので、『月に1回の定例会議』じゃなくて、『必要な時にやる』みたいな感じの方がイイかもしれません」という意見が出て、僕なんかはバカだから、「なるほどなー!たしかになー!」と思ったのですが、CHIMNEY TOWNの代表の柳澤の方から、「それは、イベントのリスクや、イベント制作のペース配分を知っている人の意見だ」という指摘が入り、「絶対にそうだ!おい、若手!お前は間違ってる!」と思いました。
#すぐに寝返る
イベントを作る時には「6ヶ月前の段階で自認しておかなきゃいけない事柄(6ヶ月前に認識しておけば救われること)」は確かにあって、そしてそれは、イベントをやったことがない人は分からない。
なので、その人から6ヶ月前の時点で「会議をしましょう!」という声が上がることは無いし、イベント制作に慣れている人間からすると「6ヶ月前の段階で自認しておかなきゃいけない事柄」は分かっているから、「会議をしましょう」という声が上がらない。
でも、直前になって「○○をやってませんでした」「△△をやってませんでした」となって困るのは主催者さんは勿論のこと、サポートをするプロ側も困るわけで、そう考えると「定例会議」って必要なんですよね。
定例会議ってガードレールのようなもので、たしかに、ほとんどの人はガードレールのお世話にはなってないんです
ほとんどの人は安全運転をするので。
ガードレールのお世話になっていないから、ガードレールの価値には気づきにくいのですが、ガードレールがあることで最悪の事態は防げているのは間違いない。
6ヶ月前時点での定例会議で確認がとれたことで、巡り巡ってチームが救われることってあると思うのですが、たぶん、僕らは、その救われ方に対して恩恵を感じないと思うんです。
地味だから。
だけど、それは凄く大事。
「空気」とか「水」もそうですけども、「あって当たり前のものは、無かったら困るもの」という話で、特に、仕事に慣れていない人が混じっているチームにおいては「定例会議」は大事だというのが今日の話です。
====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓
\メールアドレスのみで利用できるようになりました/
https://salon.jp/nishino
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino
※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko