株式会社CHIMNEY TOWNと株式会社幻冬舎で『パートナーシップ契約』を締結
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44歳からの企業の良いトコロと悪いトコロ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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まもなく産声をあげる「株式会社おとぎ町」
キングコング西野のパブリックイメージは、「吉本興業を独立して、個人事務所を立ち上げて頑張ってる人」みたいな感じだと思うのですが、これはちょっと違います。
まず、今、僕が働いているCHIMNEY TOWNという会社は吉本興業在籍時に立ち上げた会社で、税金対策の会社でも何でもなく、当時からゴリゴリに回していました。
それこそオンラインサロンの運営はCHIMNEY TOWNでやっていましたし、WEBサービスまわりやレンタルスペースやコーヒー事業やグッズまわりもCHIMNEY TOWNが担当していました。
少しユニークなところでいうと『映画 えんとつ町のプペル』は吉本興業とは別でCHIMNEY TOWNからも出資しておりまして、吉本興業在籍時から「CHIMNEY TOWNの仕事が7〜8割」といった感じでした。
それを吉本興業が後ろで見守ってくれていたんですね。
あらためて、懐の大きい会社だと思います。
今、僕らはCHIMNEY TOWNという会社と、CHIMNEY TOWN USAというアメリカの会社と、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のニューヨーク版を運営するCHIMNEY TOWN NYC LLCというアメリカの合同会社を動かしているのですが、それとは別で、ご存知無い方がほとんどだとは思いますが、実は吉本興業在籍時に「株式会社おとぎ町」という会社を立ち上げていたんです。
「株式会社おとぎ町」は元々飲み仲間であった矢崎社長が「オモロイことだけをやる会社を作りませんか?」と声をかけてくれて、二人でお金を出し合って本当にノリで作った会社なんですけども…会社を立ち上げて間もなく、僕が映画で忙しくなったり、コロナがあったりなんかして、休眠状態にありました。
お互いに本業があった(守るべき会社を持っていた)のと、何より、「株式会社おとぎ町」は社員を抱えていないから、休眠できちゃったんですね。
そんな「株式会社おとぎ町」が再び動き出したのが今年の夏です。
矢崎社長の会社が「神戸ポートタワー」を向こう15年間運営管理することになったことを受けて、「ポートタワーまわりを盛り上げる」という名の下、手始めに「ビアガーデン」を企画、その後に、経営者同士での飲み会を企画しました。
活動再開というか、会社の実質的なスタートを「商品」や「サービス」からではなく、「飲みニケーション(古いっ!)」から始めた理由は、商品の品質や値段で差別化を図れなくなってしまった今の時代に最も必要なのは「ファン」であり「コミュニティー」だと思ったので、コミュニティーを掘り起こし、熟成させることを何よりも優先しました。
12月に企画している『クリスマスマーケットin神戸ポートタワー』も株式会社おとぎ町が仕掛けているプロジェクトで、やはりここでも「コミュニティーを作り、熟成させること」が目的です。
ひらたく言うと「株式会社おとぎ町のやることは応援してやろうじゃないの」という空気を作ることが目的です。
※クリスマスマーケットin神戸ポートタワーのクラウドファンディングはコチラ↓
クリスマスマーケット in 神戸ポートタワーをみんなで大成功させたい!! | クラウドファンディング - PICTURE BOOK
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「全方位に配慮できる」一方で「立ち上げ時に必要なのは多少の勘違い」と思う自分もいる
そんなこんなで、年内はコミュニティーの熟成に集中するとして、そろそろ「株式会社おとぎ町」のメイン事業を立ち上げなきゃいけないなぁと思っているのですが、あらゆる業界と国内外の酸いも甘いも知った44歳での(実質)会社の立ち上げは、CHIMNEY TOWNを立ち上げた時とは明らかに勝手が違います。
「良い部分」で言うと、「経験を重ねて視野が広がったので、全方位に配慮できるようになった」ということ。
たとえば僕の目的はCHIMNEY TOWNを守ることで、それはCHIMNEY TOWNで働いてくれているスタッフのメンタルを守ることと同義で、やっぱり僕らは人気商売だから時代によって浮き沈みは必ずあるんです。
大切なのは「沈んでいる時間帯にどれだけ持ち堪えられるか?」というところで、その「持ち堪えている時間帯」に、西野が他の会社のことでキャッキャと盛り上がっていたら、やっぱりスタッフはやりきれないと思うんです。
会社の名前を売る為にメディア露出を増やして、社長がなかなか現場に入れない会社が内部から崩壊していくところを僕は何度か見たことがあるので、やっぱり会社が崩れていくのは、いつだって内側からだから、そこのケアは絶対にしなきゃいけない。
「『株式会社おとぎ町』をやることがCHIMNEY TOWNのプラスになる」というのは大前提で、それをCHIMNEY TOWNのインターン生にまで伝わるレベルで『株式会社おとぎ町』の事業をデザインすることが大事です。
次に、「メイン商品(メイン事業)は会社の理念となるようなもので、それは必ずしも、『収益を生む商品』じゃなくてもイイ」という…これまた経験から割り出した答えを今の僕は持ち合わせていて、20代前半だとここには辿り着いていませんでした。
なので、これも44歳からの起業の良い部分ですね。
今度、時間を見つけて矢崎さんに会いにいくのですが、その時に、「理念となるメイン事業は何で、利益を生む事業は何にしますか?」みたいな話をさせていただこうと思っています。
最後に、44歳の起業の悪いところでいうと、「そんな全方位に配慮した(計算され尽くした)事業が上手くいくのか? 成功なんていつだって結果論で、立ち上げ時に必要なのは、多少の勘違いだろ」という疑問はあって、それを避けている自分を眺めながら、「こうやってジジイになっていくんだろうなぁ」と思ったりしています。
ちょっとどうなるか分かりませんが(メイン事業が何になるか分かりませんが)、まもなく産声を上げる「株式会社おとぎ町」を優しく見守っていただけると嬉しいです。
応援よろしくお願いします。
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