西野亮廣が“当てに”行って、800万回再生! 「1つ当てると打ち手が増える」動画マーケティングの正解とは

2024年09月22日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2024年09月20日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

一発当てると、流れが生まれるよね

 
先週金曜日、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の密着ドキュメンタリーの第二話の配信(@YouTube)がありましたが、ご覧になられましたでしょうか?
 
今日は、その密着ドキュメンタリーの第二話のネタバレをガンガンに含む内容となりますので、まだ第二話をご覧になられていない方は、先に密着ドキュメンタリー(第二話)をご覧ください。
 
というわけで、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の密着ドキュメンタリーのお話でございます。
 
まずは「一発当てると、流れが生まれるよね」という話からさせていただくと…9月6日金曜日から始まったファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の密着ドキュメンタリー(毎週金曜20時)が今、やたらと盛り上がっておりまして……というかCHIMNEY TOWNが明らかに当てにいっておりまして、9月8日日曜日にアップしたショート動画(本編の切り抜き)は5日後には【270万再生】を記録しており、10日後には【570万回再生】を突破する勢いです。
 
ここから本編に流れてくるお客さんも少なくなくて、本編動画もものすごく盛り上がっており、僕らが一番意識している「エンゲージメント(視聴者がどれだけ積極的に動画を見ているか?)」もかなり高い数値を叩き出しています。
 
「1つ当てると打ち手が増える(流れを作りやすくなる)」というのは確実にあって、先日スタッフと話したのですが、ショート動画は「本編の切り抜き」というのも選択肢の1つとして持っておいた上で、「本編に差し込めなかったシーン(未公開シーン)」をショート動画で流す…という選択肢もアリで、そうすると、「ショート動画から本編に流れてくるお客さん」もいれば、「本編からショート動画に流れるお客さん」もいて、良い相乗効果が生まれるんじゃないかなぁと。
 
第二話でいうと、最終決戦で「小野ちゃん」と「かんな」が歌いましたが、「かんな」の歌は明らかに予選の方が気持ちがのっていて、審査員も皆、「予選の方が良かった」と言っていたんですね。
 
小野ちゃんは予選も本戦も高いレベルをキープしていて(安定感があって)、10歳のかんなは気持ちの作り方次第で若干のムラがあったのですが、審査員はそこに可能性を感じ、成長を信じることができたのですが、本編ではカットされている「予選パート」も見せることで、そのへんも視聴者さんに面白がってもらえるかもなぁという話になりました。
 
それもこれも、「メインストーリーに人が集まっているから、サブストーリー(スピンオフ)にも価値が出てくる」という話で、ヒット企画を生むことの凄みをまざまざと思い知っています。
 
(続きはこちらから【連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』】

西野亮廣が“当てに”行って、800万回再生! 「1つ当てると打ち手が増える」動画マーケティングの正解とは

https://goetheweb.jp/person/article/20240920-nishino-162

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