人にイラっとした時こそチャンス! 西野亮廣流「潜在ニーズ」と「ビジネスチャンス」の見つけ方

2024年08月25日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2024年08月23日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

学校で習わない「仕事の作り方」

 
今日のお話は少し長くなるので前半部分(説明部分)を本記事で、後半部分(具体的な施策)をVoicyのプレミアム放送オンラインサロンの記事でお話しさせてください。
 
「プレミアム放送とか、オンラインサロンとか興味ないんだけど」という方もいらっしゃると思いますが、前半だけでもキチンと読み応えのある内容にするので、ご安心ください。
 
2023年に出させていただいた『夢と金』という本の冒頭で「お金が尽きると夢が尽きる」と書かせていただいたのですが、僕らのチームは今日も明日も明後日もエンタメを続ける為に、「夢」を追い続ける為に、「お金」の問題とも真剣に向き合っています。
 
なので、映画やミュージカルを作っている裏で、手堅い事業をしたり、時には新しい事業を立ち上げたりしています。
 
その流れで、先日もCHIMNEY TOWNの後輩スタッフに「Apple Vision Proを使った事業を考えといて」という宿題を出したのですが…そういえば「仕事の作り方」って学校で習わないので、「どこから作ればいいか分からない」という人がほとんど。
 
この状態で「事業を考えておいて」と言われても、流石に後輩も困ると思うし、これに関しては皆さんも知っておいた方がいいと思うので、「仕事の作り方」について簡単にご説明させていただきます。
 
 

「潜在ニーズ」や「インサイト」は探すのが極めて難しい

 
仕事には、いくつかの「型」があります。
 
一番ベタなのが『課題解決型(ソリューション営業)』で、これは、お腹が空いている人に「おむすび」を販売したり、痩せたい人に「ダイエット食品」を販売したり、「ジム」をオススメしたり…「お客さんが抱えている課題を解決する仕事(商品)」のことです。
 
これに関しては、お客さんの困りごとをリサーチするところから始めるわけですが、課題解決型ビジネスの問題は、もうほとんどの課題は解決されている(解決策を提案している競合だらけ)といったところです。
 
「髪の毛が薄くて悩んでいる人を助ける商品を作ろう!」と声を上げたところで、そんな商品はもうすでに世の中にゴマンとあるんですね。
その中には「業界の巨人」もいる。
 
なので、「課題解決型ビジネスを真正面から攻めるのはなかなか厳しい」というのが現状です。
 
「課題がある程度解決されちゃってんじゃん」
「課題の解決策が山ほど出ちゃってんじゃん」
となっているわけですが、嘆いたところで仕方ありません。
 
こうなると次に考えるべきは、「お客さんが抱えている課題」の更に奥にある「潜在ニーズ」や「インサイト」です。
 
(続きはこちらから【連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』】

人にイラっとした時こそチャンス! 西野亮廣流「潜在ニーズ」と「ビジネスチャンス」の見つけ方

https://goetheweb.jp/person/article/20240823-nishino-158

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