株式会社CHIMNEY TOWNと株式会社幻冬舎で『パートナーシップ契約』を締結
ヒットの種類を4つに分けて「再現性」を考える
今日は、ほぼ全員に関係のあるテーマである「ヒット」について考えてみたいと思います。
どうせ作品を作るなら、どうせ商品を作るなら、どうせサービスを作るなら、「そりゃヒットしたい」という気持ちは全員にあると思うのですが、一方で、多くの人が「ヒットの解像度が低い」というのもあるような気がしています。
朝から偉そうにすみません。
すぐに終わりますので我慢してください。
押し並べて「ヒット」と言っても、そこには『ブリンバンバンボン』や『鬼滅の刃』や『サイゼリヤ』や『ローソン』や『堤下食堂』…とまぁ、なんか色々あります。
どれもヒットなのですが、なんとなく『ブリンバンバンボン』と『ローソン』を同じカテゴリーに入れてしまうのは違和感があるので、「ヒットの種類」を以下の4つに分けてみることにしました。
・プチヒット
・メガヒット
・ファッションヒット(流行)
・スタンダードヒット(普遍)
「プチヒット」と「メガヒット」は【量の違い】で、「ファッションヒット」と「スタンダードヒット」は【競技の違い】ですね。
分かりやすくするために、ありがちな4象限を作ってみます。
まずは縦軸に【量】を。
下が「プチヒット」で、上が「メガヒット」。
次に横軸に【競技】を。
左が「ファッションヒット」で、右が「スタンダードヒット」です。
つぎに、「プチヒット」「メガヒット」「ファッションヒット」「スタンダードヒット」を獲得する為にやらなきゃいけない作業を考えてみたのですが、こんなところだと思います。
↓
プチヒット(→営業をメッチャ頑張る!)
メガヒット(→ガチャを引く)
ファッションヒット(→ガチャを引く)
スタンダードヒット(→本質を抽出する)
そうすると、メガヒットは「ガチャを引く」しかないので、4象限の上半分は個人で狙えるものじゃない。
そして、ファッションヒットも「ガチャを引く」しかないので、4象限の左半分は個人で狙えるものじゃない。
そう考えると、僕らが狙えるのは右下の「スタンダードヒットのプチヒット」ぐらい。
ここでやる作業は「人が求めているものの本質を探り当てて、それを創造し、届ける為の方法を学び、届ける」です。
再現性があるのって、これぐらいしかないんです。
20万部以上売れている『夢と金』も…
ところが、ネットの記事とかでよくある「○○がヒットした理由」には、さっきの4象限の上半分や左半分に分類されている作品や商品やサービスも取り上げられていたりします。
(続きはこちらから【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
世間一般の「ヒット分析」は、ぶっちゃけ無意味! 西野亮廣が、“本当に使える”指針を4つの軸で解説。自著『夢と金』ヒットの理由も明快に
https://goetheweb.jp/person/article/20240607-nishino-147