最新作『ボトルジョージ』がサンフランシスコ国際映画祭にノミネート!

2024年03月29日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/760276

最新作『ボトルジョージ』がサンフランシスコ国際映画祭にノミネート!! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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映画祭は4月24〜28日まで、28日にグランプリ発表

 
先週配信の『毎週キングコング』でチラッとご覧になられた方もいらっしゃると思うのですが、2019年から制作を開始して、ついに完成した『ボトルジョージ』というコマ撮り短編映画が、この度、アメリカで最も歴史のある映画祭『サンフランシスコ国際映画祭』にノミネートされました。

ここまで見守ってくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
 
「映画祭」は馴染みがない方がほとんどだと思うので、ここで「ノミネート」について、少しだけ説明させていただくと、以前のVoicyでも、そして先週の『毎週キングコング』でもお話しさせていただきましたが、映画祭ってエントリー自体は誰でもできるんです。
 
しかも、エントリー費も「ウン十万円」とかじゃなくて、映画祭によりますが、せいぜい「ウン千円〜2万円」ぐらいです。
 
なもんで、大きな映画祭になってくると、世界中から何千作品も集まったりします。
 
その狭き門をくぐり抜けた作品(M−1グランプリでいうところの決勝進出)が、「ノミネート」という形で映画祭に並ぶわけです。
 
ちなみにサンフランシスコ国際映画祭は今年は4月24〜28日までありまして、28日にグランプリの発表があります。
 
ここを獲ると本当に大きいのですが、まぁ、映画祭というのは「授かりもの(時の運も大きい)」ですから、あまり大きな期待をしないように、でも、こっそり期待しつつ物陰から覗いていようと思います。
 
 

「短編映画で食っていける未来」を作ることが目的

 
さて。
 
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』の制作に対する思いは、これまでも色んなところで語ってきましたし、これからも色んなところで語ることになると思うのですが、一方で、「どうやって届けていくか?」という話をする機会はあまり無いと思うので、今日は、そんな話をさせていただきたいと思います。
 
まず、ここはハッキリさせておきたいのですが、コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』は、ブランデットムービー(企業や団体がブランディングを目的に制作する短編映画)ではなく、長編作品を作る為のキッカケづくり(プロモーション)を目的とした短編映画でもなく、「短編映画の為の短編映画」です。
 
短編映画でも食っていける未来を作ることが目的で、またこの規模感で作ることが目的なので、ビジネスモデルの構築から手をつける必要があると思っています。
 
今の時代、「作品の届け方」や「予算回収の選択肢」はいくらでもあると思うんです。
 
僕らはその最適解を探さなきゃいけない。
 
そして、その答えは、僕らの先輩方はまだ出していません。
 
なので、「グランプリに輝いた作品の打ち出し方は映画祭側が全て決めます」という映画祭に関しては、それがどれだけ大きな映画祭でも、エントリーはしません。
 
映画祭でグランプリを獲ることがゴールではなくて、繰り返しますが、「短編映画で食っていける未来」を作ることが僕らの目的です。
 
 

届け方の選択肢を削らない

 
「届け方の話をします」と言いましたが、「こういう感じで届けていきます」という答えは今のところ見つかっていなくて、今やれることは、「届け方の選択肢を削らないこと(今の段階で絞らないこと)」ぐらいかなぁと思っています。
 
それこそ、「グランプリに輝いた作品の打ち出し方は映画祭側が全て決めます」という映画祭でグランプリを獲ってしまったら、「YouTubeにアップする」という選択肢が無くなってしまうわけで、YouTubeにアップしてしまったら、「DVDとBlu-rayでしか観れません」という選択肢は無くなってしまうわけで、とにかく今は、急がず、慌てず、「届け方の選択肢を削らない」というスタンスでタイミングを待つことが重要なんだろうなぁと思っています。
 
「消極的でつまらない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、べつに腰が重いわけではなくて、一番大きな魚を釣る為の「戦略的待機」です。
 
経験上、確かなモノを作って、ずっと狙っていたら必ずあるんです。
 
「ここだ!」というタイミングが。
 
まぁ、その為にも世界の映画祭は獲れるなら獲っておいた方がいいですよね。
 
「あの映画祭でグランプリに輝いた作品を、こんな出し方するんだ」という、とっかかりになるので。
 
さっき、「映画祭はあまり大きな期待をしないようにする」という話をしましたが、やっぱり、期待しちゃいますね(笑)
 
スタッフさんが毎日遅くまで頑張ってくれたのを見てきたし、たくさんの方に応援していただいているし、あとは、CTD(チムニータウンDAO)が初めて出資した作品だし…、映画祭を意識しないのは無理がある。
 
映画祭を意識すればするほど、これから悔しい思いをする機会が増えるのだと思いますが、
映画祭の話をすればするほど、これから惨めな思いをする機会が増えるのだと思いますが、
それらは挑戦の副作用なので、その痛みを受け入れないと何も始まらない。
 
たくさん挑むので、たくさん負けると思うのですが、先ほども申し上げた通り、タイミングをしっかり狙って、一発で、一番大きな魚を釣り上げたいと思います。
 
「西野はどう動くんだ?」と思いながら、少し長い目で見守っていただけると嬉しいです。
 
ひとまず、最新作『ボトルジョージ』がサンフランシスコ国際映画祭にノミネートされました。
 
 

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