株式会社CHIMNEY TOWNと株式会社幻冬舎で『パートナーシップ契約』を締結
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クラウドファンディングの正しい選び方 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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最初のクラウドファンディングで大変だったこと
日本でもようやく「クラウドファンディング」という選択肢が認められ、挑戦者の心強いサポーターとなってきた感じが出てきましたが、これから「挑戦者」としてクラウドファンディングを利用しようと思っている人からすると、「どこのサイトを使うのが一番良いのかしら?」と考える方もいらっしゃるでしょうから、今日は、そのへんの話をしたいと思います。
僕が初めてクラウドファンディングを利用したのは2012年の年末〜2013年の年明けで、ニューヨークでの個展の開催費用をクラウドファンディングで集めました。
あの時、何が一番大変だったかというと「ログイン」で、クラウドファンディングで支援しようと思ったら、そのサイトに「ログイン」しなきゃいけないわけですが、当時は誰もクラウドファンディングのことを知りませんから、誰もログインしていないんですね。
で、クラウドファンディングのことを知らないだけならまだしも、「なんか怪しい」「詐欺じゃね?」と思われていた時期ですから、簡単には「ログイン」してもらえませんでした。
なので、支援を集めるのがとにかく大変だったんです。
僕が吉本興業のクラウドファンディングを作った時の狙い
それから数年後、まだ僕が吉本興業に在籍していた頃の話ですが、結構、好き勝手にやらせてくださっている事務所に対して「事務所愛」みたいなものが芽生え始め、日頃の感謝を込めて吉本興業の売上を伸ばしつつ、吉本の芸人さんがより活動しやすい世界を作ろうと思いまして、吉本興業が運営するクラウドファンディングを作りました。
当時は宮迫さんの「闇営業問題」で芸能界が揺れていた時だったのですが、芸人が事務所に隠れてコッソリと直営業をやっていたことなんて知っていたし、それを野放しにすると、また反社に引っかかると思ったので、「芸人がクラウドファンディング上で合法的に直営業できるようにすればいいじゃん」と考えたわけですね。
支援する際に「私は反社会勢力じゃありません」という項目にチェックしなきゃいけないようにして、反社チェックをそこで済ませちゃう感じで。
事務所に隠れてコッソリと直営業している芸人達に事務所が「直営業するな」と注意し続けるよりも、自社のプラットフォーム上で堂々と直営業してもらって、その手数料を事務所がいただいた方がいいじゃないですか?
この時、狙いはもう一つあって、そういう感じで芸人が積極的にクラウドファンディングを利用して、吉本興業のクラウドファンディングに「ログイン」している人を増やし続けて、果ては、吉本芸人以外も吉本興業のクラウドファンディングを利用しやすい形を作れば、吉本芸人以外の直営業の手数料も吉本興業に入るので、吉本興業の新しい収益源が作れると思ったんです。
吉本興業のクラウドファンディングの過去のプロジェクトを見てみると、当時はVoicyパーソナリティーの鴨頭嘉人さんが「5847万6250円」の支援を集めていたり(すごい!)、僕の前のマネージャーの田村さんが「2524万円」の支援を集めていたり、のぶサンという方が地方創生で「1057万6000円」の支援を集めていたりして、その手数料が吉本興業に入ると、いろいろとありがたいじゃないですか?
そんな流れを作ろうと思っていたんです。
僕が吉本興業を退所してからは、吉本興業のクラウドファンディングの旗振り役をどなたがやっているか分かりませんが、今見る限りだと「吉本興業の芸人専用のクラウドファンディング」になっている感じです。
個人的には「芸人がログインしてくれる人を増やしてくれる」という状況を活かせていないような気もしますが、ここに関しては、色んなお考えがあると思うので、あまり突っ込まないでおきます。
クラウドファンディングでは「ログイン」が大きな意味を持つ
ただ、それとは別で「ログインしてくれる人を増やそう」という意識を持っている吉本芸人がいないので、こうなってくると「吉本芸人専用のクラウドファンディング」で支援を集めるのは結構難易度が高くなってくると思います。
それぐらい「ログイン」というのは大きな意味を持っていて、「どのクラウドファンディングサイトを選ぼうかしら?」と思われている方は、その目線で選ばれることをオススメします。
昨日、僕がいつも利用している「ピクチャーブック」のプロジェクトが一つ終了しました。
Voicyでも何度もアナウンスさせていただいていた『キンコン西野のマーケティング講座2024を開きたい!』というプロジェクトですね。
最終的に「7577名」の方にご支援(ご参加)いただいたのですが、「これをどう見るか?」という話で、これは「オンライン勉強会というものに参加するような人達が、ピクチャーブック上には最低でも7577名存在している(ログインしている)」と見るのが正解だと思います。
なので、たとえば『大人のおもちゃを開発したい!』という企画を立ち上げるのであれば、それはピクチャーブックじゃない(ピクチャーブックは力になりきれない)かもしれませんが、「オンライン勉強会を開催したい」ならば、ピクチャーブックが向いているのかもしれない…という話です。
今、クラウドファンディングのサイトはたくさんあって、どこも素敵なので、そういう目線で選んでみてください。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
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【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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