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ビジネス書のヒットは「タイトル」と「タイミング」が9割。では「どんなタイトルで、いつ出すか?」はどう決める?―『夢と金』2023年のランキング続々1位の着眼点
2023年12月10日
書いた人:西野 亮廣 公式LINE
『夢と金』が「楽天Kobo ビジネス書2023年間ランキング」で堂々の第1位!
今日は、「ヒット作はどうやって作るのか?」という、そこまで再現性が高くない話をしたいと思います。
そこまで再現性は高くないですが、ここに関しては「押さえないより、押さえておいた方が、まだイイ」というような話です。
昨夜、Voicyの緒方さんから「おめでとうございますっ!」とLINEがきて、何事かと思ったら、『楽天Kobo ビジネス書2023年間ランキング』で、僕が今年出版した『夢と金』(幻冬舎)が堂々の第1位に輝いたそうです。
完全に皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
ちなみに、ビジネス書2023年間ランキングのベスト10は以下の通り。
「楽天Kobo ビジネス書2023年間ランキング」
(集計期間:2023年1月1日〜2023年10月20日)
1位 夢と金
2位 頭のいい人が話す前に考えていること
3位 年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
4位 一生頭が良くなり続ける すごい脳の使い方
5位 とにかく仕組み化
6位 嫌われる勇気
7位 DIE WITH ZERO
8位 限りある時間の使い方
9位 「超配当」株投資
10位 会社員のための節税のすべて
こうして見ると、1位〜10位までの間に「お金(投資や節税)」に関する作品が4本も入っていて、もしかしたら「お金」が2023年の隠れトレンドだったのかもしれません。
今年は「円安」が話題になっていたし、ぶっちゃけ、日本の未来(政治)にあまり期待が持てないのもあって、「さすがに、お金の勉強をして、自分で自分の身を守らなきゃマズくね?」となったのかもしれません。
僕自身、そういう気持ちになったから『夢と金』を書く気になった…というのもあるので、「日本の多くの大人が『さすがに、お金の勉強しなきゃマズくね』と思い始めた」は、あるかも。
そういえば『夢と金』は一文字も書いていない時点(タイトルしか決まっていない状態)で予約販売を開始して(破天荒かよ)、出した瞬間に「Amazon総合ランキング1位」になったんです。
本の内容がまだ決まっていないのに。
なので、やっぱり「タイトル」が強かった(今の時代を捉えていた)のかもしれません。
そんなこんなで「ヒット作が生まれるまで」の話です。
(続きはこちらから【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
ビジネス書のヒットは「タイトル」と「タイミング」が9割。では「どんなタイトルで、いつ出すか?」はどう決める?―『夢と金』2023年のランキング続々1位の着眼点
https://goetheweb.jp/person/article/20231208-nishino-123