1万3000人がハロウィンナイトに熱狂。西野亮廣が「祭り」を作るとこうなる! オンライン配信は要チェック ―『夢と金』20万部突破の実現力

2023年11月05日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2023年11月3日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

すべてが規格外のハロウィン盆踊り

 
ここ最近、僕の知り合いの起業家さん達が、こぞって「ハロウィン」を狙っております。
 
理由はハロウィンが「主役を見るエンタメではなくて、主役になるエンタメ」だから。
 
国民総発信者となった今の時代に「ハロウィン」というイベントはドンズバなんですね。
#ドンズバ
#ピッタリという意味だよ
 
もちろん、こうなることは千年前から分かっていたので(#ホントは11年前)、『えんとつ町のプペル』を作る時に、「ハロウィンのアイコンを獲るぞ」と大号令をかけました。
 
コスプレ大会化した近代ハロウィンでは、クリスマスでいうところの「サンタクロース」が空いていたので、「それを作りにいくぞ!」と。
コスプレをすれば必ずゴミが出る(ハロウィンの日にはゴミが誕生する)ので、ハロウィンのキャラクターとしては『ゴミ人間』が妥当だろう」と11年前の黒西野。
 
ただ、それだけではハロウィンのアイコンは獲れません。
繰り返しますが、ハロウィンは「主役を見るエンタメ」ではなくて、「主役になるエンタメ」なので、大切なのは「お客さんが主役になれるステージ(背景)」で、お客さんが行きたくなるような町を作ろうと思って『えんとつ町』を作りました。
 
今回の『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』は僕発信の企画ではなく、演出のイジツさんからの持ち出し企画で、ハロウィンの時期の幕張メッセを押さえちゃったイジツさんが「ハロウィンに祭りを仕掛けるなら、『えんとつ町』が良さそう…」と“思いついた”ところに端を発します。
 
作品や商品やサービス、あるいはキャスティング(仕事のオファー)は、お客さんやクライアントに「思いついてもらうこと」が全てで、「あれを買おう」「あの人にオファーを出そう」と思いついてもらわないことには始まりません。
 
自分の作品や商品やサービスを思いついてもらうには、「◯◯といえば」になることがブリブリに大切になってくるわけですが、それでいうと『えんとつ町のプペル』は約11年の刷り込み作業によって「ハロウィンといえば」の上位にきていて、このままブッチぎることは、そこまで難しくはなさそうで、11年前に「ハロウィン」に張った自分を抱き締めてやりたいです。
#まだまだトコトンやる
 
 

『えんとつ町』のライブ演出の相性が良すぎた件

 
今日は「ライブエンターテイメントの世界を獲る」というオラオラした話をさせていただくのですが、その前に一つだけ整理・共有しておきたいことがあります。
「『えんとつ町』とライブ演出の相性が“偶然”メチャクチャ良かった」という話です。
 

(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

1万3000人がハロウィンナイトに熱狂。西野亮廣が「祭り」を作るとこうなる! オンライン配信は要チェック ―『夢と金』20万部突破の実現力

https://goetheweb.jp/person/article/20231103-nishino-118

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